北朝鮮の拉致被害者、横田めぐみさんを題材にした演劇「めぐみへの誓い」が26日~31日、東京・新宿の紀伊国屋サザンシアターで上演される。北朝鮮工作員に強引に連れ去られてから32年余り。娘に会うことができない両親の苦悩を描いた。
劇団「夜想会」の公演で、脚本・演出を手がけたのは野伏翔さん(57)。「最近、拉致問題の報道が減った。演劇で話題性を作ることで役に立ちたかった」という。
脱北した元北朝鮮工作員や、大韓航空機爆破事件の実行犯である金賢姫元死刑囚の証言などが掲載された本を参考に台本を書いた。拉致されためぐみさんが北朝鮮でおびえながら必死に生きる姿を中心に創作した。
金元死刑囚の日本語教育係を強いられた同じ拉致被害者である田口八重子さんとの生活や、生き抜くために学習する朝鮮語、入院先の病院のベッドでうなされる強制収容所の悪夢など、めぐみさんの苦しみを描く場面が続く。野伏さんは観客に「拉致された人たちの苦悩を、感情移入して体験してほしい」と話す。
父親の滋さん(77)は「演劇を見て、若い方にも関心を持ってほしい」。母親の早紀江さん(73)は「あまりに残酷で私は見られないかもしれないが、いろんな方に拉致問題を知ってほしい。演劇を作ってくれたことに心から感謝している」と話す。
滋さん役には小野寺昭さん、田口八重子さん役には川上麻衣子さんが出演。料金は前売り5千円、当日5500円。ローソンチケットなどで販売している。問い合わせは夜想会(03・3208・8051)へ。
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夜想会
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先日の埼玉浦和での署名活動にも、出演者たちが参加してくれました。
拉致について学ぶ良い機会です。
拉致を、演劇でどのように表現するか興味深いところです。
お近くの方は、是非見ていただきたいと思います。
見てみたいな~でも遠くてねぇ(;_;)
でもいつか近くで見る事になれば?。
映画ですねぇ、
東京はなかなか行けないねぇ。
そのうちにも広島県のどこで上演する事に。
なればいいなぁー。