Blue jewel

拉致の解決を願って
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国民大集会(2007/4/22)-11.崔祐英さん の訴え

2007-04-29 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 
国民大集会には第一回から毎回出席してくださいました、拉致被害者家族協議会の前の会長でいらっしゃる崔祐英さんです、崔祐英さんさんのお父様も船で操業中に拉致されてそのまま行方がわからなくなっています。崔祐英さんお願いします。

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崔祐英 韓国・拉致被害者家族協議会前会長の訴え
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みなさまこんにちは。(会場からこんにちはの声)
今回も私を招待していただき、まことにありがとうございます。(拍手)
ここ日比谷公会堂で、拉致された父を助けてくださいと皆様方に訴えましたが、もう10年になりました。初めて日比谷公会堂に来て拉致された家族のために、一生懸命生きている横田さん達の家族を見て感動しました。

韓国に帰って初めて家族(会)を作りました。ありがとうございました。
昨年には皆さんのおかげで、金英男の家族が会うことができました。

日本のマスコミの皆さんにも感謝しています。日本の国会議員の皆様にも拉致問題にご尽力いただきありがとうございます。今後とも宜しくお願いします。

東京の春は、本当に綺麗で桜も盛んです。今日のように良い天気になれば、家族とお花見に行きたいんです。私も早く父が戻ってきて、父と腕を組んで桜が綺麗な庭園を散歩したいです。

今の時代に、携帯電話があって簡単に愛する両親に電話が出来ます。
しかし、私には、ただ夢でしか会うことができません。
春、夏、秋、冬が過ぎたら、また春が来ることを考えると、私の家族にも、被害者の家族にも必ず、春が来ることを、希望を・・、焦ってはいません。

私は、そのために、みなさんの愛や活動が必要ですから、応援してください。(拍手)
また、日本の方、タイの方、ルーマニアの方韓国の被害者が国際的に連帯して頑張っていきましょう。

本日はありがとうございました。

櫻井よしこさん 司会 
日本でのこの拉致被害者救出の動きは、むろん当初は孤独な戦いではありましたけれども、多くの人たちの努力によって、今我が国は政府をあげての対策に取り組もうとしています。

対照的に韓国では、政府が全く動きません。どれほど孤独な絶望的な戦いかと心から私は悲しく思います。だからこそ、私たち日本人は、日本人の拉致被害者だけではなく、韓国の人も、ルーマニアの人も、タイの人も、どの国の人も全ての拉致被害者を救い出すように頑張っていきましょう。

音声ファイルは
Blue jewel Voice
 http://www.voiceblog.jp/blue-jewel-7/333124.html
又は話の花束
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国民大集会(2007/4/22)-10.李 王哲 韓国拉致被害者家族協議会会長 の訴え

2007-04-29 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 
韓国からは、本当に多くの人たちが、ある意味では日本人よりもっともっと長い間、拉致されております。にも関わらず、韓国政府はほとんど何の動きも見せない。それどころか、北朝鮮にのめり込むような政策をずーーと、とり続けてきています。そのことで、韓国の拉致被害者の関係者皆さん方、本当に多くの苦労を重ねてこられました。
韓国拉致被害者家族協議会会長に、この3月就任なさいました、李 王哲(イ・オクチョル)さんにお願いをいたします。
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 李 王哲 韓国・拉致被害者家族協議会会長 の訴え
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こんにちは。
私は崔祐英(チェ・ウヨン)会長がリードしてきました韓国拉致家族協議会の新しい会長になりました、李 王哲(イ・オクチョル)と申します。(拍手)

私の父は、1972年、12月28日漁船であるオデイヤン61号(※1)の船員として、朝鮮半島の西の海にありますピンニャンドウ(※2)という島の近海で操業中に北朝鮮によって拉致されました。

2005年の2月に家族会が中国で入手した拉致漁船員36人が、北朝鮮の ・・・山で撮影した写真が公開されたことがございます。

この写真を見ていただきますと、私に父が胸に金日成バッジをつけて写っております。

しかし、我が国政府は私の父の生死の確認さえも出来ずにおります。
我が国政府は、北朝鮮に対して拉致被害者を送還せよと要求しますが、北側は拉致被害者はいないと、自分の意志で望んで越北したものはいるが、拉致被害者はいないと言って拉致問題を認めないのであります。

また我が国政府は、北と交渉しまして拉致被害者を一般の離散家族の再会に合わせてその中で生死確認と、たった一回だけの再会をさせるようにしております。

私たちは、私たちの家族である拉致被害者は、必ず帰ってこなければならないと思っています。(拍手)

私は、拉致家族協議会を7年間引っ張ってこられた崔祐英名誉会長と共に、拉致被害者480人あまりの生還と、そして真相究明のために一生懸命運動していくことを誓うものであります。

皆さん方も、失望することなく皆さん方の拉致被害者が家族の元に返ってくるように私は心からお祈りいたします。
ありがとうございました。(拍手)

 
 ※1オデイヤン61号 の漢字がわかる方がいますか?教えてください。
 ※2ピンニャンドウ(洞?)島の名前がわかる方、教えてください。 



音声はhttp://www.voiceblog.jp/blue-jewel-7/333123.html
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国民大集会(2007/4/22)-9.李 美一 朝鮮戦争拉致被害者家族協議会代表の訴え

2007-04-29 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 
  さて非常に多くの人々が韓国から北朝鮮に拉致されています。
朝鮮戦争の時の拉致被害者は、8万2959にのぼります。
その朝鮮戦争拉致被害者家族協議会から、李 美一(イ・ミル)さんが代表としておいでになっています。
韓国政府、肥料や食料を北朝鮮に送ると言っております。
その韓国政府に対する想いも深いものがあると思います。
宜しくお願いします。

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李 美一 朝鮮戦争拉致被害者家族協議会代表 の訴え
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みなさんこんにちは。(拍手)
まず、安倍総理が先頭に立って拉致被害者を救出しようという強い意思を持って心血を注いでいらっしゃることに、頭を下げて感謝申し上げたいと思います。
私たち拉致被害者家族会は心から感動しており、心の底から総理を尊敬しております。

何よりもこの間、心血を注いで拉致被害者救出運動を進めて来られました関係者の皆さん、そしてこおにお集まりの皆さん方に対して8万人を超える韓国拉致被害者家族を代表して、感謝をもうあげたいと思います。(拍手)

みなさんご覧になってわかるのように私は背も低くて、声も大きくありません。
朝鮮戦争が起きたその1年目の年に、脊髄を痛めて、障害者になったからであります。
私が高熱でうなされて寝ているとき、既にその時、父は戦争中に北朝鮮によって拉致されていたのです。

その時私の父は、三十代の青年実業家であり、私の母とそして3人の娘を心から愛していてくれてました。たぶん医者であった母がいなかったら私は生きていることができなかったと思います。
私の母は、大変美しく有能な者でありますけれどもが、57年間その母の心の中には、ただ一人、父に対する愛だけがあり、今も父が連れて行かれたその場所で、父の帰りを待っているのであります。
私たちの家族は、父のことを忘れて暮らしたことは一度もありません。(深いため息)

私は時々父のために、この仕事をするために、神様が私を生かしておかれたんではないかと考える時があります。(拍手)

私は私の父が生きていることを信じております。そして私は母がどのくらい父のことを愛していたかと言うことを知ってもらえる日が来ることを信じています。

私の話は特別なものではないのです。夫を奪われ、残された妻が経済力がないために、涙を流しながら自分の子供を孤児院に預けなければならなかったということさえもあったのです。

それらの中で、家族達はそのために拉致された必死の活動をしましたが北朝鮮は始終一貫して拉致被害者はいないとして一人も帰してきてはいないのです。
そして一人の消息もわかっておりません。

私たちはこの間、北朝鮮の金日成と朝鮮労働党が、戦争拉致犯罪をしたと言うことを立証するために、関連する資料を収集して参りました。そしてついに2006年の9月に、1140ページに及ぶ資料集の第一巻を発刊することが出来ました。北朝鮮の文書であります『金日成の教示文(きょうしぶん)』~~南朝鮮からインテリを連れてくることについて~~という金日成の教示文を始めとして、様々な北朝鮮の文書や、統計を集めまして、それを通じて、北朝鮮の戦争中の拉致というのは、偶発的なものではなくて、緻密な事前計画に基づく、選別された “選別拉致”であったと言うことを確認することが出来ました。


このような事実は、戦争中の偶発的な人命被害とは確実に区分される戦争という特種状況を利用した戦争犯罪であると言うことが証明されたのです。(拍手)

みなさん、北朝鮮の拉致犯罪は、1950年、金日成と朝鮮労働党によって始められ、金正日まで続く大変根深い犯罪であります。
そして今も継続しているテロであります。

拉致犯罪を事実の通り認めず、拉致被害者を返さない政権は、これ以上権力を持たせていてはなりません。(拍手)

私たちには、これ以上待つ時間はありません。
国境を越えて、世界が一致団結して、全ての拉致被害者を家族の元に返すように、私たち力を尽くそうではありませんか。(拍手)

櫻井よしこさん 司会 
李 美一 さん本当にありがとうございました。
本当にありがとうございました。

※音声
 http://www.voiceblog.jp/blue-jewel-7/333111.html
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国民大集会(2007/4/22)-8.ガブリエル・ブンベアさんの訴え

2007-04-29 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 
あの悪魔のような北朝鮮による拉致被害は日本だけでないのは、ご承知の通りでございます。
多くの国に被害者が存在します。
ドイナブンベアさん、ルーマニアから拉致されました。
曾我ひとみさんがそのドイナブンベアさんを看取られたと言うことがジェンキンスさんの本の中に書いてありました。ドイナさんの弟さんですね、ルーマニアからおいで頂きました。お話を伺いたいと思います。(拍手)
金曜日に来日いたしまして、昨日佐渡に行かれまして、ジェンキンスさん、曽我さんにお会いしました。そしてこの国民大集会が始まるほんのちょっと前に佐渡から戻ったばかりです。
宜しくお願いします。

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ガブリエル・ブンベアさん(ドイナ・ブンベアさんの弟)の訴え
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今日はここで、みなさんと一緒にいることはとっても喜びです。
みなさんと・・・政府の皆さんの方々といることはとても名誉に思います。

日本にきて何日かしか経っていませんけど、たくさんの痛みや哀しみを感じることが出来ました。
その哀しみというのは、ジェンキンスさんと曽我さんから聞いた情報から得られたものです。
でも、それと同時に感謝の気持ちと喜びの気持ちも味わいました。

なぜなら私は素晴らしい国民と出会う事が出来ました。
その国民は、10年あまりの時間を費やして、この問題を解決しようとしているからです。
本当にみなさんに感謝しています。(拍手)

どうか、神様の力によって私たちの歩みを導いてくれるように祈っています。(拍手)
全ての哀しみにうちひしがれている方達は、その痛みが解決できるように願っています。

それは、愛する家族が一緒に過ごせる日が来るように願っています。
みんなで、そのため、その問題の解決のために闘いましょう。(拍手)

ありがとう!(日本語で)

櫻井よしこさん 司会 
ガブリエルさんありがとうございました。
そして通訳は、なつえみさんでした、ありがとうございました。

※音声http://www.voiceblog.jp/blue-jewel-7/333106.html
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国民大集会(2007/4/22)-7.荒木和博 特定失踪者問題調査会代表挨拶

2007-04-28 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 

私たちは、拉致被害者全員を救い出さなければならないと決意しています。
拉致被害者、わかっている人だけが被害者ではありません。まだ多くのわかっていない人たち、特定失踪者の問題がございます。
この特定失踪者問題調査会を主催なさり、ずーーと調べてきました、荒木和博さんに、ここでご報告をお願いいたします。

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荒木 和博 特定失踪者問題調査会代表 挨拶
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ご紹介いただきました、荒木でございます。
本日多数の皆様おいで頂きまして、本当にありがとうございます。
今日、入口のあたりで、何人かの方から声をかけられまして『この進行表を見たら、おまえの名前が乗っかっているので安心をした』と言われました。
大変色々とお騒がせをいたしておりますことを、お詫びを申し上げます。(拍手)

私は二年前、この集会で平成18年の末までに拉致問題を解決する、そしてそれが出来なければ責任をとるというふうに申し上げました。勿論私一人の力で解決を出来るなどとは、思っておりませんでしたけれども、しかし、何とかそこにこぎ着けたいと申しまして、そして約束をいたしました。約束を果たせなかったからには、当然責任をとらなければいけないというふうに考えております。何かの機会を使ってですね、それを果たしたいと思います。

本来は、こないだ、先々週、韓国に風船を飛ばしに行きまして、あの時、あともうちょっと頑張れば、韓国の警察に逮捕される手前までいっておりましたので、逮捕されていれば、その責任の一部でも果たせたと思っていたのですが、残念ながら私は、小者でございまして、逮捕していただけませんでしたので、おめおめと、ここにまた立つことになった次第でございます。(拍手)

この問題は、先ほど、安倍総理、そして塩崎官房長官、おいで頂きまして、この場でスピーチをされたと。今まで勿論なかったことでございますし、最初の方に比べれば、これだけ運動が進展したんだなぁと。家族会の皆さん、救う会のみなさんのご尽力、そして全国の皆さんのご尽力がここに実ったんだな、と言うことは本当に感慨深く感じたわけでございます。

しかし、その上でここに各議連の先生方もおいでになり、政府の関係者の方々もおいででございますが、あえて、申し上げておきますけれども、

だからといって解決できるわけではない


                            と言うことでございます。

安倍総理が歴代の総理の中で最もこの拉致問題に、熱心にやってくださっている事は、私も重々承知をしております。しかし、その安倍政権の基盤というのは、これまで半世紀にわたって拉致問題を隠蔽し、そして隠して、潰そうとしてきた勢力がその中に入った上で、安倍政権はその上に乗っかっている。(拍手)

これは、絶対に我々は忘れてはならないことだと思います。
総理、官房長官には、その勢力と本当に闘っていただかなければいけません。(拍手)

先般、長崎市の伊藤市長が射殺をされました。あれは拉致と何の関係もございませんけれども、しかし、正常な心として考えれば、あれは一種の殉職でありまして、当然あり得るものだと思ってやっていただかなくてはなりません。

総理にも、その意味で、一命を、本当に物理的生命を賭して、やっていただかなければ、解決が出来ないと思うわけでございます。

詳しいことは、ちょっと申し上げられませんが、一言だけ、申します。
 今日拉致被害者が生きていると言うことは、明日の生命を保障するものではございません。
今日生きていると言うことが、明日の生命を保障するものではありません。

我々は、残された、時間というのは本当にないのだというふうに思ってやっていくしかございません。私ども、こないだの風船もそうですけれども、できること全てやってまいりたい。韓国、そして日本の他のNGOの方とも協力しながら、北朝鮮に入れられるだけの情報を入れて、そして、とれる限りの情報をとって、可能であれば、拉致被害者を引っ張り出してくるという作業を、どうにかして、何とか一刻も早く実現をしたいというふうに思っております。

そして、そのためには、政府は、もう一歩前に進んでいただかなければいけません。
今日配られております、あの政府が作っていただいた、8ページのチラシをご覧になってもわかりますが、確かにああやって作っていただいたのというのは初めてですけれども、しかし、あのチラシのどこにもですね、『拉致に関することを知っている方は、ここへ』という文言は存在していない。

情報を一生懸命収集しているというのであれば、そこに一言でも、それを書いていただいて、一頃でも、一つでも多くの情報を収集すると、その努力をしていただかなければいけないと私は、思っております。(拍手)

私どもも、この状況をを何とか変えていくために、5月ないし6月には、我々としては、何らかの新しい方針を出してこの問題を動かしていくための努力をして参りたいと思っております。。

最後にもうひとつ、先ほど総理も言及されましたが、渡辺秀子さんのお子さん二人の問題が今出ておりまして、警察としては拉致と断定をしておりますが、政府の認定が出来ておりません。これは、支援法に書いてあることが、日本国民となっているからでありまして、拉致議連の方々には、是非この支援法の改正をしていただきたいというふうに思うと同時に、私たちのリストの中には、在日朝鮮人の方々の失踪者も入っております。在日朝鮮人は、名前のわからない人も、はるかにおそらくいると思いますし、そして我々の460人のリストの中にない、日本人の拉致被害者もいるはずでございます。

これらの人を全て救い出すためには、北朝鮮との国交正常化ではなくて

北朝鮮の正常化を実現するしかございません。


体制を変えてしまうことであり、そして日本と北朝鮮の間の安全保障、主権侵害の問題と言う意味で言えば、そこに情報収集から奪還まで含めて軍の関与 が、どうしても必要であると、私は思っています。(拍手)

是非、この機会に皆様方のご支援をお願いいたしまして、私のご挨拶を終わります。
ありがとうございました。(拍手)

櫻井よしこさん 司会 
 ありがとうございました。
中川政調会長が、退出いたします。拍手をお願いします。
どうもありがとうございました。

大変に厳しい荒木さんのコメントでしたけれども、全てのポイントに於いて、きわめて正論だと思います。(拍手)
私たちは、こうした全ての助言を真っ正面から受け止めながら、この上なく力強い結束をこれからも進めていかなければならないと改めて思いました。

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※この集会で、一番迫力のあった、荒木さんの挨拶です。
生の声で確認してください。
音声は http://www.voiceblog.jp/blue-jewel-7/332666.html
または、話の花束(http://piron326.seesaa.net/
または、ブルーリボン放送でどうぞ。
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国民大集会(2007/4/22)-6.上田 勇 公明党拉致対策委員長 挨拶

2007-04-28 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 
さて、公明党からも、応援に来ていただいております。
公明党、公明党拉致対策委員長上田勇さんです。
宜しくお願いいたします。

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上田 勇 公明党拉致対策委員長 挨拶
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今ご紹介を頂きました、公明党拉致対策委員会の委員長を務めております衆議院議員の上田勇で
ございます。今日は、国民大集会に多くの皆様方、ご参加を頂きまして、本当にご苦労さまでございます。
今、もうこの拉致問題が、如何に我が国にとりまして深刻、そして重大な問題であるかは、もうお話があったところでございますけれども、今日は、安倍総理、官房長官もご出席を頂いてのこの集会を開催することが出来ました。

これまで、何年にも渡る様々な取り組みがある中で、なかなか進展が見られない。これは、政府も国会も大いに責任を感じているところでございます。

また、大変こう、苛立ちを覚えるところではないかと思っております。しかし、この問題、ほんとうに重大な課題として、しっかりと解決をしていかなければならないというふうに、私ども考えているところでございまして。

今、この北朝鮮を巡る六カ国協議進められております。まぁ、様々な動きも見られているようでありますけれども、我が国の得意な立場、これは、やはり北朝鮮との様々な交渉、これは、我が国にとって一番の関心事であります、拉致問題、これ、しっかりと、交渉が前進をしていく、解決をしていく、そのことが、何よりも前提条件であると考えているところでございます。

実際に外交交渉に当たるのは、政府であるわけでありますけれど、私たち国会に身を置くものといたしましても、その政府が交渉をやりやすく、そしてそれが有利に進められるような、その環境は、我々が作っていかなければならない責任があると思っております。

これまでも、様々な形での、経済制裁をとるための、議員立法や、北朝鮮人権法案や、様々な議員立法を成立をさせてきたところでありますけれども、これからも、政府のそうした交渉、有利に進められるように、しっかりと後押しをしていかなければならない。そういうような、決意をしているところでございます。

私たち、公明党の拉致問題対策委員会に置きましても、今日は私と、とらすいのちすち同委員会の事務局長を務めております、沢 雄二 参議院議員ね間もなく到着すると思いますが、参加させていただいているところでございます。

これからも、政府、国会一体となりまして、拉致問題の解決、そして北朝鮮の核兵器、ミサイルの問題、まぁ、そして様々な課題を解決をしていくために、微力でありますけれど、しっかりと取り組んでいきたいという決意でございます。

今日お集まりいただきました、皆様方の熱意と、そしてご期待にしっかりと受け止めまして。これから、全力で取り組んでいく決意でございます。
どうも、ありがとうございます。

櫻井よしこさん 司会 
ありがとうございました。

――――――――――――――――――――――――――――――――
※個人的感想:上田さんの話は、型どおりに聞こえてしまいました。
       本当に、しっかりやって欲しい!
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国民大集会(2007/4/22)-5.中井 洽民主党拉致対策本部長 挨拶

2007-04-28 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 
さて次ぎに民主党拉致対策本部長の中井 洽(ひろし)氏さんにお願いいたします。

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中井 洽 民主党拉致対策本部長(拉致議連会長代行) 挨拶
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みなさん、こんにちは。ご紹介いただきました、民主党の拉致対策本部長、超党派の議員連盟の
会長代理を中川さんと一緒に務めています中井 洽(ひろし)でございます。民主党代表と言うよりも、スタート時から、横田さんご夫妻の思いに打たれて、中川さん等と一緒に、微力でありますが、拉致議連で頑張ってきたものの一人として、連帯のご挨拶を申し上げます。

この10年間、本当に横田さんご夫妻始め、ご家族の皆様の思い、いかばかりであったか、こればっかりを想い続けて参りました。このご家族の皆様の方々の思いと行動、そして国民の皆さんのバックアップ、これがあって運動を今日まで続けて来られたと考えています。

超党派の拉致議連も紆余曲折、色々ありましたけれども、今日まで続けて頑張ってこれたのは、こういうみなさんのおかげだと思います。

そう言う中で、総理大臣、官房長官がこの大会に出ておる--ちょっと遅刻して、総理大臣何を言うてたか聞いてなかったんで申し訳ないんですが--という画期的な大会になりました。

安倍さんは、時々『民主党は批判ばっかりして何もせんじゃないか』と言うことを、こういう事をおっしゃるようですが、拉致は超党派でありますから、私たちは、このことを大歓迎いたしします。(拍手)

総理が先頭に立って、官房長官が責任大臣として、きちっと対策室を儲けられて、あげておとり組みになられる、私ども民主党も、党派を超えて精一杯バックアップをして参ります。(拍手)

この4月に何年か前から始まりました、アメリカの“北朝鮮人権週間”が行われます。
ここには、今日来ています、中川正春民主党拉致対策副本部長を派遣をいたします。昨年は隣におります渡辺周(しゅう)事務局長がご同行をさせていただきました。
こういった方面含めて、頑張って参りたいと、考えています。

ただ一つ、そういう政府の姿勢、大歓迎をいたしますが、先ほど官房長官が、『悲観主義者いろいろ言う』と、こういう言いわれ方ををいたします。しかし、私は六者協議、六カ国協議、あんまり楽観はしていません。あそこには、拉致という言葉はひとつも書いていません。平壌宣言と言うことはきっちり書かれてります。日本は言うべきことを言う、このことに理解はする、しかし拉致を解決しよう、あるいは進展させようと、本当に六カ国の中で合意が出来ているのか?これらに対して私たちは徹底的に、政府に対して、『頑張れ』と言い続けていかなければ、アメリカがああ言う姿勢の中で、横田さん始め家族の皆さん方の思い、国民の思いはまた、雲散霧消してしまう可能性があると考えています。

そういう六カ国協議の折衝、特に日朝の実務者協議、これらを含めて、私たちは頑張る。

そして、拉致の新展・解決なくして援助をしない、国交回復もしない、これらを強く堅持して頑張り抜いていこうではありませんか。拍手)

私ども民主党も、微力でありますが、私を先頭に、皆さんと想いを一(いつ)にして、これからも、拉致対策、拉致問題の解決に向けて全力をあげて頑張って参ります
このことをお約束して激励とお祝いの言葉に代えます。ありがとうございました。


櫻井よしこさん 司会 
中井さんありがとうございました。
民主党も力強く頑張って欲しいと思います。
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国民大集会(2007/4/22)-4. 自民党拉致問題対策特命委員長 挨拶

2007-04-28 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 
さて、この拉致問題を周知徹底させ、日本国の総力を挙げて取り組む体制を作るには、多くの政治家の皆さん方が、本当に強力な力で押してくださいました。その第一人者であります、自民党拉致問題対策特命委員長、中川昭一さん、政調会長でありますけれど、おいでになっています。宜しくお願いします。(拍手)
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中川 昭一 自民党拉致問題対策特命委員長 挨拶
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みなさま、こんにちは、中川昭一でございます。
本日もお休みの中を、本当に大勢の皆様方にお集まりいただきましたことを、私もこの問題に取り組んでいる議員の一人といたしまして、感謝を申し上げたいと思います。

と同時に、『また国民大集会をやらなければならないの?』というご家族の悲痛な声もなんとなく聞こえてくるような気もいたします。しかし、今回は、総理大臣、安倍晋三内閣総理大臣が、冒頭、国民を代表される皆様方に、力強い決意を表明され、そして、このあと数日後に海外出張をされると言うことで、ある意味では画期的な国民大集会になったなーというふうに思っております。

私どもが、いわゆる“拉致議連”というものを立ち上げたときには、まぁ、安倍さんが副長官でおられましたけれども、政府全体、そしてまた、私ども自由民主党も含めて、まだまだ認識が薄かった、そんな感じがいたしますけれども、今日は、超党派、各党の同志の先生方も大勢おみえでございますけれど、何と言っても、総理大臣先頭に立って、そしてまた官房長官が拉致担当大臣になってこれから改めて全力をあげて取り組むんだと言うことでございますから、議院内閣制である以上、与党がもっともっとしっかりして行かなくてはならないと言うことを、私自身、今、皆様方の前で、誓わなければならないというふうに考えております。

我々ができること、それは、国民の皆様の声、あるいは国民の皆様へのご理解、そしてその元となるのは、ご家族の皆さん、支援団体の皆さん方のいろいろなご要望であります。

我々は議員立法で、制裁法を作りました。しかし、『何でアメリカにはテロ指定制度があるのに、日本にはないんだろう』というご要望を先日頂きました。

我々は議連の古屋会長はじめ、みなさんとよく相談をしながら、今国会中に議員立法を改正して日本でも北朝鮮のような国は、テロ国家であるというようなことを、国が指定するような法律を
作りたいと思っておりますので、どうぞ国民の皆様方のご支援を宜しくお願いを申し上げます。
ありがとうございました。

櫻井よしこさん 司会 
中川政調会長、本当にありがとうございました。
その法律が出来る日を、私たちもしっかりと見つめて応援していきたいと思っております。
ありがとうございました。
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国民大集会(2007/4/22)-3塩崎恭久官房長官挨拶

2007-04-28 | 国民大集会(2007/4/22)
櫻井よしこさん 司会 
安倍総理、本当にありがとうございました。
この拉致問題に於いて六カ国協議で、日本は決して孤立してはおりません。
国際社会は、私たちの立場を支持してくれています。
孤立しているのは、北朝鮮であります。
私たちは、安倍総理のこの対北朝鮮、厳しい姿勢、政策をを心から支援して行きたいと思います。安倍総理大臣、ありがとうございました。
総理がお帰りになられます。どうぞ、みなさん、拍手でお送りください。
ありがとうございました。ありがとうございました。(拍手)

(拍手の中、安倍総理大臣がご家族と握手をし、会場に手を振りながら舞台そでに消える)

どうもありがとうございました。
このかつてないほど、日本政府の、全力を挙げて取り組むという対策が、今できあがっているわけですけれども、この対策の、対策本部の要のポジションにいらっしゃるのが、官房長官塩崎 恭久さんであります。今日は、官房長官にも、心の決意をおうかがいし、そしてお話を頂きたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

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 塩崎 恭久 官房長官(拉致担当大臣)挨拶
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ご紹介いただきました、官房長官で、拉致問題担当の大臣も務めております、塩崎泰久でございます。今日は、『拉致被害者全員の即時返還を求める国民大集会』ということで、全国からご関係のみなさま方、そしてまた、この問題解決に想いをいたして頂いているみなさま方に、こうしていっぱい、会場に入り、お集まりいただきました。改めて私からも感謝を申し上げて、そして、共にこれから、相携えて、歩んでいくことをお誓い申し上げたいと思うところでございます。

ただ今、安倍総理から聞いていただきましたように、安倍総理の固い決意の元で私たちは今、この拉致問題に取り組んでいるわけでございます。

私は、安倍総理と当選同期、1993年に初めて当選した同志でありました。そして、私は2000年に自民党外交部会長に就任をいたしましたが、もうすでに、そもそも国会議員になる前から、安倍総理は、先ほど櫻井さんからお話があったとおり、お父さんの秘書をしている時代からこの問題に、政府にお役人が誰一人としてこの問題に見向きもしなかった頃からこの問題に取り組んできた。

そして2000年に私が外交部会長になったときに、本当にこの問題に地道に取り組み、そして当時、韓国の刑務所に入っていた、辛光洙を何とか日本に取り戻そうということで、私と、そして、今だからこそ言えますけれども、外務省も、そして警察庁も、それぞれの担当の幹部に私の部屋に来てもらって、安倍--当時はまぁ一代議士でありましたが--当時の安倍代議士から、外務省、警察庁に話をして貰い、そして辛光洙を何とか取り返すために、政府として事を起こせないのかということを本当に熱心にやっていたのを、昨日のように思い出すわけであります。

そして、一貫してずーーとやってきた、その努力がやっと実って、先ほどお話があったように、四十数カ国の首脳のみなさんと、この問題を必ずとりあげて話しているそうでありますけれども、相手によっては、場合によっては、自国で拉致されている人がいるにも関わらず、知らないトップの方もおられたりする。

それが、だんだん、だんだんに、国際的問題としての認知を得て、人が今まさに、六者でも、作業部会が出来て、この中で、日朝の問題がみんなの見守る中で、語り合えるようになってきた。そういうふうになっているわけでありますから、もう拉致問題は日本問題では決してない。
正に国際問題として解決をされなくてはいけない問題に、今なっているわけでありますし、また安倍総理の努力で、たとえばこないだの東アジアサミット、1月にありましたが、あのときの ・・アロヨ大統領は、この拉致問題という言葉を使って、とりまとめをしていただきました。サミットでもおそらく取り上げられることになると思いますが。

そんな流れの中で、拉致担当大臣という新しいポストを作って、私はその任に今あたっているわけですので、若干その間の活動についても報告を申し上げたいと思うわけでございます。

先ほど話がございましたように、今徹底した捜査、調査を、この拉致対策本部、並びに当局が行っているわけでございます。松本京子さんを新たに拉致被害者として認定をいたしました。それから曽我さん親子の実行犯、蓮池ご夫妻の拉致の共犯者、それぞれを逮捕状を取って今捜査をしているわけであります。

更に先日在日朝鮮人のこどもさん二人を拉致をしたと言うことで、今捜査本部を儲けて鋭意捜査中でございます。
また、この対策本部の中で、中山補佐官を先頭に、国内外の啓蒙にも、今当たっていて、先ほどのように、海外でも、国内でも認知度を更に上げていって、みんなの問題、人権問題だと言うことで、解決に向かえるように、今、テレビのスポットコマーシャルももちろんでありますし、DVDもつくり、それから小冊子も作り、世界に今送り出して、みんなに理解をしてもらおうと。

もちろんあの映画『めぐみ』も、さきほど官邸で総理の奥さまが、大使婦人を集めてと言う話もありましたけれども、こないだ訪欧したときに、総理が行った後に、それぞれの国で、またこの『めぐみ』もやりました。そしてダボス会議でも、実はこの『めぐみ』の上映会を開きました。

先日はキッシンジャー博士も日本に参りましたけれど、彼も国連の場でこの『めぐみ』を見てもらった。
それから、新たに短波放送も準備を鋭意進めて開始をしようとしているわけでございます。

いつも、これは、北朝鮮の常套句、『拉致問題は解決済み』、あり得ないことでございます、それは。
国交の正常化は先ほど総理が明言したように、『拉致問題の解決無くして国交の正常化なし』であります、それは。

残念ながら、第一回目の先般の作業部会でも、途中で席を退席をする、誠実な対応してくれません。辛いんですが、制裁は、やはり最後の答えを出すために制裁をしているわけでありますから、我々は不動の姿勢でこの態度を貫いて、そしてまた国際的な取り組みもしっかりと続けていきたいというふうに思っているわけであります。

私たちも、認知度が高まってきたのも、もちろん総理の努力があった、あるいは、国会議員の中にもそういう先生が増えてきているということもありますが、しかしなんといっても、ご家族の生の声が世界にやはり届いている、人々の心を動かしているというのが一番であります。

近々アメリカの方にも家族会の皆様方がお行きになると聞いているわけありますし、いろいろと国際会議、ジュネーブやいろんなところで出向いて、訴えかけをしていただいている。我々政府としても、最大限サポートしていきたいというふうに思っているところでございます。

先ほど櫻井さんから、『日本は決して孤立しているんじゃないんだ。孤立しているのは、むしろ北朝鮮じゃないか』というお話がありました。

今回、六者協議の中で5つの作業部会が立ち上がった。さっき申し上げたように、拉致問題を含む日朝の作業部会があるわけでありますから、六者のフレーム枠の中で、拉致問題を含む日朝問題が語れるようになった。すなわちこれは、孤立しているわけじゃなくて、六者の中に取りこまれたという事でありますから、むしろ国際化したというふうに我々は考えるべきだと思っています。

そしてもう一つは、この作業部会の進め方であります。二つ書いてあります。
ひとつは、その作業部会は、それぞれがそれぞれのペースで話を進めていっても良いとかいてあります。しかしそれを悲観論者が読むとそうすると、『日本だけ取り残されるんじゃないか、孤立するんじゃないか』と、こういうんですね。しかしそうじゃないんですね。

最後は、実は、これも総理がおっしゃったと思いますけれども、この作業部会で決められたことは、最後は調整をされた形で、実行に移される。すなわち、拉致問題が解決しない、日朝の国交正常化が実現しない中にあって、六者の問題が、どんどん他の問題ペースで進んでいくことはないと言うことを我々は確認をしているわけでありまして、こういう六者協議の枠組みの中で、今、我々は最大限の努力をし、また他の四者--まぁ北朝鮮は別ですが--他の四者はしっかりと、それを認知をして貰いながら、協力をしつつ、そして連携をしつつ、今この問題の解決に向けても、もちろん核問題の解決が大事である事は言うまでもないわけでありますし、我々日本が一番その核の脅威に晒されるわけでありますから、これを解決するのは当然のことであります。

しかし、“国交正常化”というからには、先ほど申し上げたとおり、『拉致問題解決なくして国交正常化無し』ということでありますから、作業部会のお答えも、拉致問題の解決がなければ、答えが出ないと言うことを、私たちは深く心に刻みながら、これからの交渉を続けて参りたいと言うところでございます。

家族会ができ10年、さきほども昼食会を行って一人一人からお話を聞かせていただきました。もう30年、問題が起きてから経ってしまって、それぞれご家族もお年を召して、『なにしろ早く』先ほど総理が申し上げたように、『自らの手で、自らの子供さんを抱きしめてあげたい』というこの想いを何とか我々も実現をすべく、最大限の努力をして参りたいと思うところでございます。

ご参集の皆様方に、引き続いて、政府に対して、御協力を頂き、またご声援もいただいて、是非ともこの問題の解決に向けて歩みを進め、そして1日も早く全員の被害者を日本に取り戻して、皆で一緒に喜びを分かちあえるようにしていただきたいと思います。

今日のご盛会を喜び申し上げ、そしてまた、皆さんと一緒にこの問題解決に向けて歩み続けることを明言させていただき、お伝え申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。
どうぞ皆さん宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

櫻井よしこさん司会 
どうも、ありがとうございました。
さてここで、官房長官塩崎恭久さまも退席なさいます。どうぞみなさん拍手でお送りください。拉致担当大臣、内閣官房長官、塩崎恭久さまでした。どうもありがとうございました。
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国民大集会 (2007/4/22)-2.安倍総理大臣挨拶

2007-04-28 | 国民大集会(2007/4/22)
《櫻井よしこさん 司会》
ありがとうございました。

安倍総理大臣は、有本恵子さんの頃から、この拉致問題に、大変深い関心を持ってこられました。97年には拉致議連の事務局長代行をなさり、官房副長官の時には、戻ってきた5人を戻さないという決断を下しました。自民党の幹事長として自民党対策本部を作り、また一昨年10月には、官房長官として、法律を厳しく適用することによって、北朝鮮にお金や物が行かないようにしようと言うことで、実施してくださいました。
そして今、日本国総理大臣となられ、対策本部を作られ、自ら本部長に就任されました。これ以上力強い助っ人はございません。
安倍総理大臣、お願いします。(拍手)

安倍総理大臣 


安倍晋三でございます。本日の、国民大集会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
北朝鮮による拉致は、未曾有の国家的犯罪であります。(拍手)
日本の主権を侵害し、日本国民の自由と人生を奪い取る犯罪であります。日本人の生命と財産をを守るという責務のある日本国総理大臣として、この問題は、必ず解決をしなければならないと、このように考えている次第でございます。

小泉総理が、2002年に訪朝をされまして、5人の被害者の方が帰国することが出来ました。そしてその後、8名のご家族も帰国することができたのであります。しかしながら、まだたくさんの拉致被害者の方々が、北朝鮮で私たちの救出をまっているわけでございます。

今日、お昼、横田会長をはじめ、家族会の皆さま方と、久しぶりに昼食を共にしたわけでありますが、それぞれみなさま、お年を召され、1日も早くこの問題を解決してもらいたいという、そのお気持ちが、ひしひしと伝わってきたわけでございます。北朝鮮で、救出を待っている人たちにとっても、厳しい年月が通り過ぎていったわけであります。

小泉総理の訪朝によって、帰ってこられた拉致被害者の方々は、日本で新しい人生を歩み出すことが出来ました。そして、家族一緒に、平穏で、幸せな生活を過ごすことが、今可能となったわけであります。

今北朝鮮で救出を待っている方々にも、日本で、新しい人生を歩み出していただかなければなりません。(拍手)

そして、被害者のご家族の皆様方に、お子さん達を、ご兄弟、お母さんを、肉親をもう一度、自らの手で、抱きしめることができる、それを実現させることが、私の使命であり責任であります。(拍手)

私の内閣におきましては、拉致対策本部を作りまして、私が、本部長を務めております。塩崎官房長官が、担当の大臣であります。して中山(恭子さん)、かつての参与が、担当の補佐官として私を支えて頂いているわけです。

現在は、北朝鮮に対して制裁を行っています。
拉致問題に対して誠意ある態度を示さない、核の問題、ミサイルの問題と合わせて制裁を行っているわけでありますが、今般、更に半年間の延長を決定をしたところであります。

国際的取り組みも進んでおります。六者協議におきまして、この拉致問題を解決する必要性について、認識は一つになっているわけでありますし、作業部会が作られ、そこで、日朝の国交正常化について、その懸案について議論をする。その中の中心的な議題と、私たちは、この拉致問題を位置づけているわけでございます。

つまり、六者会合で合意をしたこと、この合意内容が完全に履行されたという状況をつくる、それは、北朝鮮にとっても、国を再建していく上において、必ず必要なことでありますが、そのためには、必ず拉致問題を解決をしなければならないという、その仕組みが私は出来ていると、こう考えている次第でございます。

そして、今国際的な取り組みが進んでいます。
私がお目にかかったたくさんの指導者、40回以上首脳会談を既にこの半年間行っていますが、全ての方々に、私は、拉致問題の重要性、深刻さを訴えて参りました。

映画『アブダクション めぐみ』の上映会も、私の公邸で家内が主催をして、各国の大使の奥様たちを呼んで、開催しました。
『こんなことが、本当にあったのか、私たちも出来ることをやりたい。』
これが、多くの方々の感想でもあったわけであります。

本日は、韓国の拉致被害者のご家族、ルーマニアの拉致被害者のご家族、そしてタイの拉致被害者の家族がおこしであります。拉致は、国際的な広がりを持っていると言うことを、もっともっと国際社会は認識をしなければならない。
まさに国際的なこれは、人権侵害であるという問題意識を持って、この問題の解決に当たっていかなければならないと思います。(拍手)

私の内閣におきましては、徹底的にこの拉致問題の捜査を行っていくように方針を決めております。(拍手)その結果、新たに3歳と7歳のこどもたちが日本から強制的に連れ去られたことが明らかになったわけであります。今後とも徹底的な真相の究明と行って参りますことをお誓いを申し上げる次第でございます。

この問題、私は、制裁を科していますが、制裁のための制裁ではありません。
この問題を解決するために制裁を科しているのであります。
そして、私は、全ての問題を解決して、日朝の国交正常化を行いたいと、こう思っています。しかしそのためには、拉致問題が解決されなければならない。“拉致問題の解決なくして国交正常化はない”というのが、私の内閣の不動の基本的な姿勢であります。(拍手)

私は、鉄の決意を持ってこの問題を解決していく、その決意でございます。

どうかまた、今後とも、皆様方の御協力を宜しくお願いします。


――――――――――――――――――――――――――――――――
~~~鉄の意思を持って~~
と安倍総理大臣は、言いました。その意志を支えるのは私たち国民です。
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国民大集会 (2007/4/22)-1.開会

2007-04-28 | 国民大集会(2007/4/22)
1.開会
《櫻井よしこさん 司会》
みなさま、こんにちは。(会場から“こんにちは”の声、拍手)
ただ今から、『拉致被害者の即時返還を求める国民大集会』を開催いたします。本当に今日は、おいでくださいましてありがとうございました。(拍手)今日は、安倍総理も、おいでくださる事になりました。ただ今到着なさいました。

どうぞどうぞ、大きな大きな拍手でお迎えください。(拍手)
ありがとうございます。(会場から大きな拍手)
塩崎官房長官も、おいでになっています。
ありがとうございます。(拍手)

この拉致問題、10年目になりました。第一回の国民大集会、寂しいものでありましたけれども、今では、安倍総理を始め、政府が全力投入をしております。これ以上心強い事はないわけでございます。(拍手)
この10年間、本当に、本当に多くの人が、努力をしてくださり、ここまで参りました。
もう一歩みんなで力を合わせて頑張って、全ての拉致被害者を取り返すことが出来るよう、これからも、一緒に手を携えてまいりましょう。(拍手)

めぐみさんの拉致が、明らかになって、丸10年経ちました。
この10年間、身を粉にして全国を歩き回ってきた、訴え続けてきた、横田滋さん、お父様、家族会代表からまず、ご挨拶を頂きたいと思います。

《横田滋家族会代表》 
みなさま、こんにちは。
日曜日の絶好の行楽日和にもかかわらず、こんなに大勢の方がいらしてくださったと言うことは、拉致問題の解決に対して、如何に関心が深いかと言うことの表れで、心から感謝申し上げます。

今も、櫻井さんからご話がありましたように、めぐみのことが明らかになり、それから家族会ができて10年になりました。それから、拉致された時から試算いたしますと、ほとんどの方が、約30年間経過しております。その間一部の方がお帰りになりましたんですが、それ以外の方につきましては、北朝鮮は解決済みだということで、全く誠意を見せておりません。

しかし、今日の午前中も家族会の総会がありまして、話をしたんですが、やはり、家族の者は、今の安倍内閣を、安倍総理大臣をみなさん、全員信じております。

先般の六者協議の時でも、日本側は、 ということを、各国の了承を取り付けて、それで通すことが出来ましたし、また、“拉致問題の解決無しに、国交正常化はあり得ない” という姿勢を貫いてくだされば、必ず解決すると思って、我々は、政府を信じております。

まぁ、しかし、議員の方でも一部の方は、やっぱり北朝鮮との宥和みたいなことを考えておられる方がありますし、それからまた、国民の中でも、一部にはそう言った方がいらっしゃるようですが、政府の方針である、また繰り返しになりますが、“拉致問題の解決無しに、国交正常化はあり得ない”という一枚板を示せば、必ず解決すると信じております。

今日、いらっしゃった方は特に関心の高い方ですが、これからも、拉致問題の解決のために、関心を持って見守ってくださるようにお願いします。

今日はどうもお忙しい中、ありがとうございました。
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