今回 解剖されるのは ICOM社製 IC-760 です。
100Wモデル、当然の事ながらAC100V仕様であります。
同時期に販売されていた他社の TS-940(TS-930)やFT-767は終段がMRF422を使用しており28Vを必要とするためDC化が難しいのですが、IC-760は終段が12V使用なのでDC化が可能と判断。↑のAC電源は前モデル IC-750Aのオプションであった内蔵電源に冷却用のフィンを取り付けた物に思えます。(多分、V.Uモデルの IC-970にも使われていた?)
↑ 取り付けビスを外し、コネクターを抜いた状態。
更地化した状態
AC関連のパーツを外した。
ACのFUSEホルダーを外した穴からDCケーブルを機内に。
画面中央ちょっと右側の白いスライドSWにて50W設定
こちらの2つのスライドSWはRTTYのマーク・スペースとシフト幅設定用
車内に置くとこんな感じ。デカイ!
取り外したAC用FUSUホルダーと電源用フィルター
以前のシステム、現在 IC-760の上に載せて2段重ねにしています。
見方を変えると、IC-750AにAC電源とオートアンテナチューナーを内蔵させるために筐体を大きくした感じの IC-760 と拙者は考えています。
バンドレジスターが無い(これはTS-940も同じ)、ダイレクトにバンドチェンジが出来ない等々、現在のTRXと比較するのは酷な位の仕様ですが、拙者の場合はバンド切り替え=モービルホイップANTの換装を伴うのでそんなに苦にはならないのですが....hi
固定局として運用するには 『 ? 』マークが付いてしまうのかな?と思います。
現在、慣熟ワッチ運用中です。