シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

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映画「愛に乱暴」amazonプライム会員特典配信中

2025-02-02 23:08:48 | 2024年関西公開作
(C)2013 吉田修一/新潮社 (C)2024 「愛に乱暴」製作委員会
 
森ガキ侑大監督作
江口のり子主演
映画「愛に乱暴」
スタンダートサイズ
105分
 
<あらすじ>
夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は、
結婚して8年になる。
義母から受ける微量のストレスや
夫の無関心を振り払うように、
センスのある装い、
手の込んだ献立などいわゆる
「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。
そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。
近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、
愛猫の失踪、不気味な不倫アカウント…。
平穏だったはずの日常は少しずつ乱れ始め、
やがて追い詰められた桃子は、
いつしか床下への異常な執着を募らせていく。
 
<高橋裕之のシネマ感>
原作が吉田修一氏であるので
話は一筋縄でいかない。
 
そして森ガキ侑大監督の脚本
それに江口のりこ主演となれば
”普通”の”温厚”な日常作品ではない。
 
映画もスタンダートサイズで
よそ様の”夫婦””家庭””生活”を
覗き見な感じでの鑑賞になる。
 
チラシや予告編にあるように
ヒューマン・サスペンスで
ビックリさす”恐怖”ではなく
”狂気”が伝わってくる作品。
 
”乱暴”の意味
物事の仕方が不当に荒々しいこと。
 
無法なふるまい。
丁寧でないこと。
 
主人公だけに当てはまるのではなく
登場人物全員に当てはまるかも?
こんな”夫婦”いるだろうけど
知りたくなかったな~
こんな”状況”あるだろうけど
知りたくなかったな~
知りたくなかったことを
知らされる”乱暴”さを味わってください。
 
実は「愛に乱暴」ではなく
形を変えた”乱暴”は
世の中にあふれていることを
思い知らされるかも?
 
感情が入り乱れる105分
 
誰が一番、乱暴なのか?
 

 

 

 
 
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映画「ショウタイムセブン」生放送2025年2月7日(金) 全国ロードショー公開

2025-02-02 18:02:05 | 2025年関西公開作
 
(C)2025「ショウタイムセブン」製作委員会
 
 
 
2025年2月7日(金)
全国ロードショー公開
映画「ショウタイムセブン」
2025年製作/98分
 
(あらすじ)
午後7時。ラジオ番組に1本の電話。
直後に発電所で爆破事件が起こる。
電話をかけてきた謎の男から
交渉人として指名されたのは、
ラジオ局に左遷された
国民的ニュース番組「ショウタイム7」の
元人気キャスター・折本眞之輔。
突如訪れた危機を番組への復帰チャンスと捉え、
生放送中のスタジオに乗り込み、
自らがキャスターとして犯人との生中継を強行する。
しかし、そのスタジオにも、
既にどこかに爆弾がセットされていたのだった。
一歩でも出たら即爆破という中、
二転三転しエスカレートする犯人の要求、
そして周到に仕掛けられた思いもよらない「罠」の数々。
折本のすべての発言が生死を分ける。
その極限状態がリアルタイムに
全国民に拡散されていく—!
 
<高橋裕之のシネマ感>
リアルでテレビ業界話です。
 
テレビ&ラジオ・テレビVSラジオ
 
犯人はラジオから?
 
阿部寛の声の演技から始まる。
 
悪ふざけと思っていたことが
爆発から本題へ・・・
 
それに対しては
人それぞれに思惑が出てくる。
 
その行動が良いのか?悪いのか?
 
観客も前代未聞の”生放送”を
同時体験をすることになる。
 
放送事故と言える事態も
過去の事も引っ張りだされる。
 
徐々に色んな事が明かされるも
謎も深まる。
 
犯人の本当の動機や目的がわからない。
 
でもリアルなテレビ局の人は
どう受け止めるのだろうか?
 
「えー」と驚くことが起こり
直ぐに次の「えー」が。
 
真実は、どうなるのか?
 
計画性のある犯行だが・・・
 
現実は、こんなにうまくいかないだろね。
 
※関西公開劇場(抜粋)※
彦根ビバシティシネマ
MOVIX京都
大阪ステーションシティシネマ
なんばパークスシネマ
OSシネマズ神戸ハーバーランド
MOVIXあまがさき
シネマサンシャイン大和郡山
ジストシネマ和歌山
 
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スペイン・フランス合作 アニメーション「ロボット・ドリームズ」2月7日(金)塚口サンサン劇場公開

2025-02-02 15:01:25 | 2024年関西公開作
(C)2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL
 
2月7日(金)
塚口サンサン劇場公開
 
 
スペイン・フランス合作
2024年・第96回アカデミー賞
長編アニメーション賞にノミネート作
「ロボット・ドリームズ」(102分)
 
(あらすじ)
大都会ニューヨーク。(1980年代)
ひとりぼっちのドッグは、
孤独感に押しつぶされそうになっていた。
そんな物憂げな夜、
ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。
数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱――
それは友達ロボットだった。
セントラルパーク、
エンパイアステートビル、
クイーンズボロ橋……
ニューヨークの名所を巡りながら、
深い友情を育んでいくドッグとロボット。
ふたりの世界はリズミカルに色づき、
輝きを増していく。
しかし、夏の終わり、
海水浴を楽しんだ帰りに
ロボットが錆びて動けなくなり、
ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。
離れ離れになったドッグとロボットは、
再会を心待ちにしながら、
それぞれの時を過ごす。
やがてまた巡りくる夏。
ふたりを待ち受ける結末とは――。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
台詞やナレーションがありません。
音、音楽はあります。
 
その状態で102分退屈させないためには
凄い”力”が必要と思いますが
この作品には”魔力”がありました。
 
ドッグとロボットの
”友愛物語”が描かれていきます。
 
ここで”ノンマイノリティ”な
設定だと気づきますが
観ていると、その辺も重要です。
 
ニューヨークの街も
雄大にみせてくれます。
 
友情が深まっていきますが
心では”愛情”になっているかも?
(実写ならBL感が出てしまいますが~)
 
映画小ネタ、難解な小ネタも
散りばめられています。
 
映像の隅々まで
手抜き無しで表現されている。
 
突然な夏のビーチの終わりで
ロボットは砂浜で夢を見る
(内容はネタバレになるので✕)
ここで題名の
”ロボット・ドリームズ”にかかるが
”ドリームズ”はドッグにも。
 
アクシデントがあり
ドッグとロボットは
1年間離れ離れに。
 
やっとの海開き
二人は果たして?
 
後半、HPにも予告編にも出ない
助演的キャラの出現で
予想外の展開へ。
 
男女物ではないのに
終盤には
80年代後半から90年代の
”月9ドラマ”のティストに。
※だから50歳以上の
女性の観客が多かった※
 
意外と今年の映画の日
12月1日鑑賞に
相応しい作品かもしれない。
 
第96回アカデミー賞
長編アニメーション賞に
ノミネートされたのがわかる。
 
大人向き作品です。
 
 
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山中瑤子監督デビュー作「あみこ」大阪公開時リアルインタビューwith大下ヒロト

2025-02-02 14:53:38 | 高橋裕之のシネマ感ハイシーンYouTube(動画)

 

<特別リアップ版>山中瑤子監督デビュー作「あみこ」大阪公開時リアルインタビューwith大下ヒロト

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