(C)2024 映画「正体」製作委員会
藤井道人監督作
松竹映画「正体」
2024年製作/120分/シネスコ
(HP)
(予告編)
(あらすじ)
日本中を震撼させた
凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、
死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜流星)が脱走した。
潜伏し逃走をする鏑木と出会った人々
紗耶香(吉岡里帆)和也(森本慎太郎)
舞(山田杏奈)
そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)
又貫は紗耶香らを取り調べるが
それぞれ出会った鏑木は
全く別人のような姿だった。
間一髪の逃走を繰り返す鏑木の343日間
彼の正体とは?
そして顔を変えながら
日本を縦断する鏑木の”真の目的”とは?
その真相が明らかになったとき
信じる想いに心震える、
感動のサスペンス。
<高橋裕之のシネマ感>
藤井道人監督印の作品である。
「新聞記者」と同様に
現代の社会に斬り込んだ映画
その現代は予想していたかの様な
2024年かもしれないと思った。
「ヤクザと家族 The Family」
「ヴィレッジ」のトーン。
「正体」という言葉のイメージを覆す
映画なので”冤罪”ありきの展開
それが最終的に感動に繋がります。
主演の横浜流星は御見事な演技
主要人物の方々の演技も良いが
すべてのキャストが良い
藤井監督マジックにかかったのでは?
藤井組もいるのでバランスが取れてます。
批判好きな方は
多分、色々とツッコミたくなると思いますが
それは、どうでも良いかも?
ハラハラと”えっ”な気分にしてくれるので。
そして”SNS””スマホ”問題の極め付け!
と描写も多々あり今年を予想してた?
とも思ってしまった。
捜査、冤罪、正義、
色んなキーワードが含まれており
考えさせられる部分も。
藤井監督の重たさが重要
シネスコで観せる
これぞ映画!これぞ邦画!でした。
年間ベストテンを決める方は
これを観ずにして決めるのは
辞めた方がいいかも?
全国公開中!
公開初日動員ランキング
11月29日(金)
第1位スタート!
日本アカデミー賞に
ノミネートされることを祈ります。
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