シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

映画「愛に乱暴」11月1日(金)塚口サンサン劇場公開

2024-10-27 16:35:29 | 2024年関西公開作
(C)2013 吉田修一/新潮社 (C)2024 「愛に乱暴」製作委員会
 
11月1日(金)より
塚口サンサン劇場
2週間限定公開
 
 
森ガキ侑大監督作
江口のり子主演
映画「愛に乱暴」
スタンダートサイズ
105分
 
<あらすじ>
夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は、
結婚して8年になる。
義母から受ける微量のストレスや
夫の無関心を振り払うように、
センスのある装い、
手の込んだ献立などいわゆる
「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。
そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。
近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、
愛猫の失踪、不気味な不倫アカウント…。
平穏だったはずの日常は少しずつ乱れ始め、
やがて追い詰められた桃子は、
いつしか床下への異常な執着を募らせていく。
 
<高橋裕之のシネマ感>
原作が吉田修一氏であるので
話は一筋縄でいかない。
 
そして森ガキ侑大監督の脚本
それに江口のりこ主演となれば
”普通”の”温厚”な日常作品ではない。
 
映画もスタンダートサイズで
よそ様の”夫婦””家庭””生活”を
覗き見な感じでの鑑賞になる。
 
チラシや予告編にあるように
ヒューマン・サスペンスで
ビックリさす”恐怖”ではなく
”狂気”が伝わってくる作品。
 
”乱暴”の意味
物事の仕方が不当に荒々しいこと。
 
無法なふるまい。
丁寧でないこと。
 
主人公だけに当てはまるのではなく
登場人物全員に当てはまるかも?
こんな”夫婦”いるだろうけど
知りたくなかったな~
こんな”状況”あるだろうけど
知りたくなかったな~
知りたくなかったことを
知らされる”乱暴”さを味わってください。
 
実は「愛に乱暴」ではなく
形を変えた”乱暴”は
世の中にあふれていることを
思い知らされるかも?
 
感情が入り乱れる105分
 
誰が一番、乱暴なのか?
 
是非、劇場で。
 
 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドキュメンタリー映画 「倭⽂... | トップ | 韓国映画 「DOG DAYS 君とい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2024年関西公開作」カテゴリの最新記事