昨日の落車から一晩経ち、今日は有給でお休みな日。
午前中に予定されてた用事も無事済ませ、ドキドキの自転車点検の時間がやって参りました
とりあえずフロント周りは再度点検するも、やはり異常は無いみたい。
意外と丈夫なんだね、カーボンって
ホイールも丈夫な鉄下駄で有名(?)なWH-R501なので、縦も横も振れが出てないみたい。
あくまで目視と手持ち工具での簡易検査ですが。
さて、気になるのはリアの変速系。
昨日の段階で、トップに入らなかった感じがあった。
肝心のディレイラーを見てみると・・・、
さり気なくガリっとしたキズが有りますね・・・。
何故か本体にキズが見受けられず、取付けネジ部のフチにだけキズが。
これはハンガーに力が加わってる可能性大ですね・・・。
では次に車体後ろから見てみると、
あぁ・・・、やっぱり
スプロケとガイドプーリー、テンションプーリーを結ぶラインが真っ直ぐじゃない・・・。
リアをローに変速しようものならば、テンションプーリーがホイールのスポークに接触する始末
残念ながら異常発見です。
考えられるのは、
・フレームの歪み
・ディレイラーの破損
・ハンガーの曲がり
と、こんな感じでしょうか?
見た目の感覚だと、ディレイラーは当たった箇所から見ても平気だと思う。
となると、フレームエンドかハンガーか?って感じですかね。
いろいろ調べてみると、フレームへのダメージを防ぐ為に、柔らかい取り外し式のハンガーを採用してるとか?
となると、ハンガーを真っ先にチェックだな。
フレームの歪みチェックなど、現実的に難しいだろうし
とりあえずリアタイヤを外して確認します。
パンク修理みたいな絵ですが、パンクだけならどれだけ良い事か・・・。
ちなみにディレイラーを取り外したハンガーを見てみるとこんな感じ。
何となく曲がってるか!?って程度しかわからない・・・。
一度外して部品単体で見てみる事に。
これまたアーレンキー1本で外れます。
単体の状態で見てみると・・・
ん~・・・、曲がっていると言うより、ねじれてる!?
となると、やはり交換が必要となりそうですね・・・。
とは言え、スペア部品など持ってはおりません。
ネットで探すか、自転車店にて取寄せてもらうか・・・って、とりあえず応急処置しないと!
以前、何かのサイトで見掛けた応急処置の方法として、ホイールを使うと言うのがありました。
リアホールのハブボルトと、ディレイラー取付ボルトの径が同じらしいのです。
それを利用して・・・
こんな感じで取付が出来るんだそうで。
引いて見るとこんな感じ。
この状態でディレイラーに付けたホイールと本来の位置のリアホイールの平行具合を・・・。
って、リアホイール2本必要なんだっけか・・・これ
まぁ、ハンガーが曲がっているのは目視でも確認出来てるし、強引に曲がりを戻しますか
ちなみにこれはあくまで”スペアパーツが手に入るまでの応急処置”ですので。
ホイールを外したままハンガーに力を加えると、フレームのリアエンドに余波が行きそうなので、ホイールを装着してクイックレリーズをキツメに装着しておきます。
その状態であれば、ハンガーにだけ力が掛かる状態になるハズ・・・多分。
こんな感じで準備して、レンチ等でグイッグイッと。
これ、スゴイ柔らかいのね!!
目視でねじれ気味だったので、難しいかな・・・と思ってたけど、結構行ける。
感覚で(いつも適当・・・)真っ直ぐになるように少しずつ調整して、あるレベルまで戻せた。
どうでしょう?
とりあえずスプロケと各プーリーのラインは真っ直ぐに近くなりました。
STIでシフト操作して、トップ位置でこんな感じ。
同じくロー側でこんな感じ。
スポークとの干渉も無くなりました。
応急処置なので十分かな・・・?
これで変速に問題が無ければ・・・ですが。
最後にチェーンを這わせて、変速チェックです。
おぉ~、思いのほか上手く行ったみたい
むしろ変速がバシバシ決まる様になったのは・・・何故に?
とは言え、一度曲がってしまっているので厳密には精度や強度は落ちているよね・・・。
早い所ハンガーだけ手配しなければ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます