・・・手を出してしまった。
禁断のパチモノに。
届いた中国特有のテープぐるぐる巻きの梱包。
実はこれ、最初はAmazonで発注したものの、出品者からは何の連絡もなく数日後にいきなり返金って事がありまして。
・・・?なんだ?と思いながらも、同じ品物を別な出品者から再度購入。
無事発送されて追跡番号も判明。
数日待って追跡してみると、中国国内で発送先に返送ってなって。
連絡を試みると、『あなたにとっては返金が1番お勧めです』って、訳がわからん。
・・・ワタクシに何か問題が!?
なんて事はない、Amazonで買った時の価格より中国国内での相場が上がったのが原因みたい。
要は・・・儲けが減るからキャンセル&返金って事みたい。
どうせ中国から来るなら、直接買った方が早いか?って事で、alliexpressで発注。
Amazonで買うよりも少し安かったです。
で、すぐに発送してくれて、追跡番号の連絡ももらい。
到着予定は1月末に発注して2月末となってましたが、なんと!4日後は届きました!!
この速さには驚き
確か運送はfedexを使うってなってたので、それでかな?早かったのは。
Amazonで2度キャンセルされましたが、初めからalliexpressで買えば良かった・・・。
ただし、すぐに届いたけどちゃんと動くかはこれからのお楽しみ。
箱には謎の中国語。
Google翻訳で訳してみると、
中に何か有るみたい・・・?
もしくは、蓋を開けたら喋り出すとか!?
・・・説明書の事か。
箱から本体を取り出します。
箱から本体を取り出します。
Amazonのレビューでは、中で緩衝材も無く部品が割れてたとか沢山ありましたが、シッカリ緩衝材に守られておりました。
今回買ったのは一体型ユニット。
付属品は、
吸排気管と送風ダクト、電源コード。
吸排気管と送風ダクト、電源コード。
送風ダクトは潰れております・・・。
まぁ、中国からにしては最小限の破損で済んでいたのでは無いでしょうか。
そして、
こちらが本体。
2Kwタイプです。
底面には吸排気のポートと燃料パイプ差し込み口。
燃料タンクは・・・蓋がガタガタで締まりません
それと排気管が、
ポートとサイズが合わなくて入らない!
とりあえず適当な工具で口を揉んで広げてます。
少しは広がったかな?と言ったところで、
入りました
吸気管は問題なく入りました。
ではとりあえず電源が入るかのテスト。
バッテリーに接続したところ、コントロール部に表示が出ました。
第一段階はクリアー。
それと予想外だったのは、
リモコンが付いてた事。
商品説明には書いてなかったのでラッキーでした。
ガード蓋をスライドさせるとボタンが登場。
念の為開けてみましたが、
電池もセットされてました。
この電池、日本ではあまり見かけないタイプの様で、
27A12Vのアルカリ電池だそうで。
Amazonで買えるみたいです。
リモコンはペアリングしないと使えないらしく、ネットで調べてやってみました。
コントロール部の『OK』ボタン押して温度表示になったら『▲』ボタンを数秒同押して、表示が『HFA-』ってなったら、リモコンの『OFF』ボタンを押すらしい。
無事1発でペアリング完了。
これは電池交換の度に必要な作業だと言う事です。
今回、一体型のモデルを買いましたが、実際はバラして部品ごとに取り付けする予定。
確実な動作確認が出来るまでテストを繰り返しやりやすい様に一体型にしたのでした。
ひとまずカバーを外して中の様子を確認。
燃料タンクは蓋が閉まらないので買い直さないといけませんな・・・。
それと、
え〜っと・・・燃料ホース、抜けてますけど
とりあえず差し込んでおきました。
操作パネルの取り付け部。
ネジ1本しか使わない簡易さ。
普通にこれでお金取るんだから凄いよな〜。
燃料タンクは蓋がガタガタで燃料が漏れるので、
代替えの物が用意出来るまでシールテープで応急処置。
それでも閉まらないので、テスト運転の時はペットボトルを代わりに使いました。
こちらは燃料ポンプ。
一体型仕様のゴム固定具に包まれておりました。
中身は普通の燃料ポンプ。
このヒーター熱量は2Kwなので、ポンプは12Vの16mlタイプ。
実はこの燃料ポンプが不良品で、後の動作テストで四苦八苦するのですが・・・
ひとまずテストを開始。
バッテリーに接続してコントロールパネルを操作。
最初に燃料をヒーターまで送ってあげなければなりません。
そんな時の機能として、燃料ポンプ強制起動モードがあります。
電源に接続後、コントロールパネルの『OK』と『▼』を同時押し。
すると燃料ポンプ強制起動モードに。
ここで『▲』を押すと、
『H oF』が「H on』になり、燃料ポンプが『カチッ!カチッ!カチッ!』と動き始めます。
皆さん言われている通りで、結構響く打音です。
ペットボトル内の燃料を吸い上げています。
この配管内のエアーがヒーター内に抜けて、燃料がヒーターに入る頃にポンプを停止します。
説明書(英語のみ)やネット情報では、燃料ポンプは水平から30度ほど斜めに設置するとの事。
45度位あるけど・・・まぁテストだから良っか
吸排気管もセットオッケー。
ではドキドキの試運転開始です!
コントローラーの『ON』スイッチを押すと、表示が『ON』になり、本体のファンが周り風が出始めます。
コントローラーにはグロープラグが動いている表示も。
少しすると燃料ポンプが『カチッ!カチッ!』と動き出して、排気管の方からはそのリズムに合わせる様に『クォーッ!クォーッ!』と言う音が。
また少しすると、その音がジェットエンジンみたいな断続的な音になり、本体のファンも回転が上がって・・・
まるでこのまま飛び立つのか!?と言う感じに。
で、次の瞬間。
排気管から大量の白煙が。
内部の燃料や油が燃えてる煙でしょう。
これも情報を得ていたので想定内です。
本体から出てくる風もみるみる暖かくなって来て、
良い感じに立ち上がって行ってます。
良い感じに立ち上がって行ってます。
気が付けば排気管からの白煙もなくなり、コントローラーの表示からグロープラグのマークが消えたと同時に本体のファンが全開!!
そして非常に暖かい風が出てきた!
よっしゃ〜!上手くいったぜ〜!!と喜んだのも束の間・・・
急に燃焼が止まってクールダウン。
そして、
エラー表示。
調べたところ、E-08は『燃料にエアの混入』だそうで。
しばらく悩みました・・・。
ふと燃料ホースを見ると、ポンプからヒーター本体までの間にエアが。
どこから入った??
その後何度もテストするも、ポンプが燃料を吐き出す時に微量のエアも吐き出してる様子。
試しにポンプの角度を逆に設置してみる。
本来は吐き出し側が上になりますが、吐き出し側を下向きに。
そうしたらエアーが出ない。
これは・・・ポンプがダメか?
alliexpressのセラーに連絡して対応願ったがノラリクラリとした応答になるばかり。
とりあえずポンプの部品代を返金してもらう事に。
そのお金でポンプだけ手配したのが今日やっと手元に届きました。
通電させて動作確認してみると・・・良いね、エア噛みも無い
よし、これで準備は整ったぞ。
後は・・・いつ決行するか!!ですな。
なんせ、車体のフロアに穴加工しなきゃいけないので、気楽には施行できません
でも上手く取り付けできれば、憧れのFFヒーターで暖か車中泊が可能に・・・!!
よし・・・やるぞ・・・
穴、開けちゃうぞ・・・!!
本当に大丈夫?
バベストとかにしておいた方が良くない?
高いけど安心だし😓
なかなかスリリングな内容でしょ??😅
大丈夫か??についてですが、そのままつるしで使うのは流石に怖いです。
下手すると昇天してしまいますから!😨
そこで念の為、1ヶ月かけて可能な限りのテストと検証、分解確認は行ってみました。
びっくりしたのはこれ、精度が悪くないんですよ。
噂でベバストの金型が流出して・・・とか言われてますが、満更ではないのかも?と思わせられる程。
ただ、燃焼炉の材質精度は未知数ですが😓
部品の仕上がり精度は悪く無いので、接合部からの排気漏れも無かったです。
ただ、組み付け精度は悪いですので、分解〜組み直しして正解だったかな?と。
燃料ポンプはダメダメでしたが、本体は良く出来てます。
と考えると、90%位は信頼しても良いかな?と。
ただ残りの10%は未知なので、就寝時や無換気では使いません。
また、一酸化炭素センサーも増設して、万が一の為にスプレー式の消化器も常備しておこうと思います☝️
これはベバストが高くて買えなかったので悪あがきみたいな物ですね😅
なんせお小遣いから捻出しないといけないので・・・😭