退職願を提出してから今日まで45日。
受理されてから30日をもって退社と規定にあるにもかかわらず、希望は4月20日であるのになぜ本日になったかは、単に私の人徳なす処といいたいところだが、それは、「否」なのである。
哀しいかな、人員配置規定により収入の3割がカットされるという理由で、
「なにとぞ次がみつかるまで~~居って!どうしても嫌なら、名前だけでも!!」
ーーー あほか!そんな不正を働いて資格をはく奪されるのは、私やん。何考えてんねん。―――
ーーーごちゃごちゃ言わんと、イエスマンを早く探しなさい!---
就職難言えども、なかなかなり手のないワタクシの立ち位置。
おまけに相場より安い給料。残業も資格手当もボーナスもなんもつかへん所へ、やすやすと来るわけもなく。
しかしながら、ごねにごねまくったワタクシ。
ようやく5月10日に初顔合わせする運びとなり、引き継ぎもそれなりに終了。
いうても、たったの4ヶ月分なので。
この方も未経験…おまけにパソコンはぼちぼち…気のよさそうな人で、おまけにやる気満々!
ーーーもう少し、肩の力を抜いてもいいんじゃないでしょうか?ーーーと思わせるほどまじめな感じ。
しかしながら、ワタクシ、自慢じゃないが人を見る目はない。
無責任ながら、仕事内容というより喧しい外野に潰されることのないようにと願う。
10日。これで、やっと済んだ。と、事務所へあいさつに。
異様な展開に。
開設当時からのスタッフなので、何かと重宝するからと、「辞めないでおくれ」と大お局に泣きつかれる。
3万円値切交渉まで織り交ぜて・・・
目がテンとはこのこと。
どこまで人をコケにしたら気が済むねん
あほくさすぎて、その場では「ハイハイ」と適当にうなずき、あとで直属の上司に話をする。
大お局。自分の出した条件を丸呑みしてくれたと思い込み、ワタクシの意思確認もなしに他のスタッフに伝える。
いきさつをちょっとだけ知ってるスタッフからは、
「どうなってんの?こんな・あんな条件でいうてるで…」
「なんで、あんたがそんなこと知ってんのよ!こっちが聞きたいわ!」と以前から胡散臭いと思っていたスタっフだが、心情を吐露し
(更年期障害なんか、もともとの性格からかわかりませんが)ぶちぎれさせていただきました。
それから、不眠に加え微弱電流が流れているように身体にしびれがでだす。
上司に「もう無理です。辞めます。」と電話で伝える。
そして、今日。「5月いっぱいまでどう?来れる時だけでいいから」といわれるが、大お局と喧しい外野と再び合わなければならないことを考えると…
「精神的に出勤は無理です」と話す。
3月半ばから、上司には辞めたいと訴えていたので、気持ちは分かってくれた。ほっとした。
何日付でもいいからと、離職票の作成を催促する。
上司からも
「短期間でもいろんなことがありましたね。こんな凝縮された時間を過ごすとは、僕も夢にも思ってなかったです。」と。
納得できなかったことも、土産話にきくことができた。
ここへきて、やっとまともな言葉を聞き、胸の閊えが取れた。
心から感謝の言葉と礼ができた。
だから、人生の絶対時間は少なくなるばかりだが、まだまだ絶望せずに再出発できそうだ。