アリ@チャピ堂 お気楽本のブログ

日々の読書記録を勝手きままに書き記す

映画(ほぼ)完結記念 ハリーポッターシリーズ その6

2010-12-26 22:47:24 | ファンタジー
「ハリー・ポッターと死の秘宝」死ぬのはどっちだ


「ハリー・ポッターと死の秘宝」J.K. ローリング著 松岡 佑子訳 静山社 2008年発行

このブログを偶然読む人があってその人がこの巻
ポッターシリーズの結末をまだ知らないとすれば
これからその結末に関わる話を書くのでこれ以上読まないでください

まず、私にはこの結末の肝心なところが理解できなかった
ハリーの命もまたヴォルデモードに「分霊」されているので
ハリーが死んでもその命はヴォルデモードが死ななければ消滅しない

ハリーは自ら死を選ぶことで自分の中に「分霊」されたヴォルデモードの命を消滅させ
同時に、ヴォルデモードは生きているので
ハリーは死ななかった・・・・・・・のか

このあたりの仕掛けが良く理解できなくて消化不良という感じが拭えない
どこかに納得いく説明が書かれていたのかもしれないが
読み飛ばしてしまったようだ

だから、ハリーが生きている限りはヴォルデモードは完全に死んでしまったことにならない
ハリーが成長し、ハリーの子どもたちの物語がいずれ出る
そういう落ちなのかなと思った

シリーズとして確かに面白いが
とこどころに設定の破たんがあり
最後の最後にその一番大きなほころびがあるように思うが
も一度きちんと読み直してみないとその確信をきちんと説明できない
読み直して明らかにする必要があるだろうか?
そこまでする必要はきっとないのだろうと思う

 シリーズを通して確かに「面白い」話である

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画(ほぼ)完結記念 ハリ... | トップ | バーティミアスとアラジンの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファンタジー」カテゴリの最新記事