アリ@チャピ堂 お気楽本のブログ

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映画(ほぼ)完結記念 ハリーポッターシリーズ その3

2010-12-22 21:49:06 | ファンタジー
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 吸魂鬼は怖いのか?


「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」J.K. ローリング著 松岡 佑子訳 静山社 2001年発行

ポッターの名付け親シリウス・ブラックが登場する
この巻は改めて読みかえすと殺伐とした闘いの場面は少ない
のんびりと読める
ヴォルデモードの恐怖を必要以上にあおるため
宿命性を強調するあまり
あるいは伏線を広げ過ぎてシリーズ後半では説明書きが増えてくる
そういうことはまだここでは少ない

しかし、ハリー・ポッターシリーズで最も気に入らない
大声の部分で活字のポイントをあげるという体裁の悪さでは
この本が一番ひどいかもしれない
まんがの吹き出しじゃないのだから

後半に繋げる踊り場のような作品だと言える

 やはり登場人物の設定が優れているのだろう

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