(私達のあゆみ 第27話)
いよいよブログをスタート。
でも、はじめは何だかよくわからないまま、
そもそも、何を書けば良いのか?
何をテーマにすればよいのか?
難しい顔をして、
モニターに正対していると・・
パパ猫が、
「パソコン壊すなよー」ってお気楽に・・。
事情を話すと、
「確かにわからんねー」とつれないご返事。
「でも、難しい事考えないで良いんじゃないの」
何だかわかったような・・・わからないような・・・。
ともかくボルドの事を中心に記事にする事にしました。
でも私が紹介しようと思ったのは、
ボルドの発作で苦しんでいる姿より、
普段の元気な姿です。
発作がおきた状況を記事にする事に
抵抗は無いのですが・・・。
発作の写真やビデオを紹介する事には
すごく抵抗があります。
彼の自尊心を守ってあげたい気がしたのです。
病と戦っている姿は良いのですが、
病に苦しむ姿は見られたくないと
そう言ってる・・・そんな気がしました。
そのボルドの発作は
徐々に回数と状態が悪い方向へ進み始めていました。
時期的に、
高校生の猫娘も夏休みに入り、
暫くの間はボルドと居間で寝る事になりました。
私達はボルドの発作で唯一
「良かった」と思う事がありました。
それは、いろいろと多感なお嬢様の猫娘が、
ボルドの表情にメロメロになり、
ボルドのために一生懸命に毎日を送るようになったことです。
当然ですが、
朝は早くから散歩のために、
遅くとも6時には起き、40分程度の散歩に付き合い。
7時半過ぎには学校へ、
学校も終わるとすぐに帰ってきます。
夕方帰ると、
留守中のボルドの様子を録画した画像をチェックします。
その後はボルドとマロンの、室内遊びに少し付き合い。
学校の勉強を少し・・・。
私達が帰ってくるのが遅い時は、
2WAN、1にゃんのご飯を用意して、メイドさんの仕事。
そして夜遅い散歩、帰ってくると10時過ぎ・・、
それから勉強して、寝るのはいつも夜中です。
トイレの始末はもちろん、
発作の時にはボルドに座薬もさしてくれます。
今の我が家・・・、
老人になりつつあるパパ猫に代わり、
猫娘は無くてはならない存在になっています。
そんな猫娘に、
「いつも悪いね、大丈夫かい」というと、
ボルドの表情・・、
あの笑顔のためならしょうがないですよ・・・。
嬉しそうに・・、
照れるように・・・・・。
そう、
ブルグを始めた頃の、
あのボルドの表情は造ったものでも何でもありません。
辛そうな、無気力な顔・・、
嬉しそうな表情・・、
涙するぐらい喜ぶ笑顔・・・、
こんなにボーダーコリーって表情があると思いませんでした。
癒されます・・・、
愛らしい姿がたまりません・・・。
だから、
苦しむ姿を見せたくない・・・、
彼が嫌がっているような気がするから・・・。
(つづく)
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