おはなし冒険団  ゼブラのひとり言

栃木県で、バルーンアート、パネルシアター、紙芝居、工作教室をやっている、おはなし冒険団のゼブラです。

バルーンの依頼

2012年08月05日 23時21分31秒 | バルーン
いつも、作品が出来たら、持って行って、展示してもらう本屋さんの店長さん、から電話が
「お客様から、お花を作って欲しいとの依頼なんですが、如何でしょう?」

詳しい事を聞いて見ると、
飾って在るバルーンを見て、
「こんな、バルーンが出来る人なら、依頼して見たい」と、
病気のお祖父さんの、お見舞いに、花束を作って欲しいとの事。

悩んだが、これも、神様が与えてくれた試練と考え、引きうける事に、
すると「実は、もう、引きうけてしまったですよ。」と、店長。
(おいおい、もし、こっちが、断ったら、どうするんだ~

それから、試作品を作る事に、花束の依頼は、初めて。
一体、どんな物が良いのか?悩んで居る時、テレビのCMから
「ひまわり娘」の曲が流れて来た。
夏の代表的な花は、やっぱり、向日葵だ。
そこから、向日葵を基本に、花束を考えた。

だが、頭で想像したと、実際に作って見るのは、勝手が違う。
何本もの、バルーンが、ゴミ箱へ

そして、やっと、出来た試作品。

これを、持って、いつもの、本屋さんの店長さんの所へ
「うわ~、良いですね。」この言葉に、「よし、これで行こう

それから、また、毎晩、試作品を作る。
ラッピングをどうするか?花瓶にするか、夏場のバルーンは、劣化が激しい、それを、どうするか?
昨日は、夜中2時頃まで、色々、思考錯誤。

そして、今日、やっと出来た。


店長さんに、電話をして、本屋さんで、依頼者のTさんと、待ち合わせ。

(写真の左が、依頼主のTさん)
「お祖父さんが、入院していて、元気を取り戻して欲しいと、思って居たので、
これを見たら、きっと、元気に成ります。」と、言って頂いた。

とりあえず、無事、バルーンを渡す事が出来て、肩の荷が下り「ほ~」として居る。