さいたまスーパーアリーナで「エリッククラプトン・ジェフベック」を見てきマスタ!!!
孤高の天才ギタリストといわれたジェフベック
スローハンドの異名をもち、ギターの神様といわれたエリッククラプトン
なんと二人とも60歳を超えているのです
チケットは11列目だったので、かなり前のほうかな?と期待していたのですが....
行って見たらそこは名ばかりのS席で、ほとんど3階席でした(- -;
それにしてもわかりづらい
ライブは17:00から始まりました
まずジェフベックから
ジェフベックはトレードマークともいえる肩がでている白のシャツで、白のパンツにブーツ。
とてもスリムでほんとに65にはまったく見えないです!
軽く手をあげて「コンバンワ」といい、おもむろにギターを弾き出しました
ギターは白のフェンダーストラトキャスター「ジェフベックシグネチャーモデル」
そしてサウンドは期待通り、あいかわらずクリーンでシャープなギターサウンドでした
足元にフットペダルがありましたが、あまり切り替えてないようにみえました...
お得意のピックアップの上でスライドバーを使ったオクターブ音での
ソロも飛び出し、健在ぶりを発揮してました
ベースはタル・ウィルケンフェルドという女性
年はなんと22歳でベース歴は5年程度!!
しかしプレイはジェフベックをして驚嘆させたほど素晴らしいテクニックを
披露していました
これにはビックリしましたね~
ベースソロタイムでは名曲フリーウェイジャムを弾いていましたが、そのときベックが近づいてきて、彼女のベースの3弦4弦を一緒に弾きだし、曲のメロディラインをタルが弾き、ベースパートをベックが弾いてました
悲しみの恋人たち、レッドブーツと演奏されて、自分ははじめて生で聴く
ジェフベックサウンドの虜になりました
ギターソロは100%アドリブだと思います。
悲しみの恋人たちでは特に弾きまくって、とんでもないソロ!が展開されました
彼の場合、手癖フレーズよりもその場で閃いたソロが中心になっているので、一歩間違えれ破綻してしまう恐れもあるのですね
芸術家タイプのギタリストです
途中リズムが怪しく?なっていたような場面がありました。チョットヒヤヒヤしました
アンコールでやった曲はビートルズのア・デイ・イン・ザ・ライフでした
オリジナルではオーケストラで上昇音をひたすらゴンゴンやるところ
うまくバンドで表現できてました
そしてベックは終了
その後セッティングに30分ほどかかってからクラプトンがまずは一人で登場
クラプトンも「ドモ!」と短く挨拶してフォークギターをおもむろにつま弾きだしました
カーペットの上に椅子をおき、ノリノリで弾きまくってます。
カッコイイ!!
こんな年のとり方したいですね~
そのうち他のメンバーも揃い、「いとしのレイラ」をやり始め出すと
会場に歓声があがり(まぁ当然ですね)、
あちこちでノリだして体をゆすりだしているお父さんお母さんがいました(笑)
やがてストラトにギターを持ち替えて、エレクトリックの曲に移行しました
選曲に関して言えば、90年代に自分が見たクラプトンに比べて渋いブルースロックが中心でした
そのときは「ホワイト・ルーム」「バッジ」などなど往年のヒット曲てんこ盛りで
ジャイアント馬場選手の16文キック炸裂!?状態でした
ウチの相方に予習としてクリームの曲を聴かせておきましたが、これがほとんどやりませんでしたね~
「コカイン」のリフで体に電気が走りました
これだこれ!!
そしてミディアムテンポで「クロスロード」
たまらない展開でした
最初よくわからなかったんですよね。。。
アンコールの拍手が鳴り響きます
延々と拍手が続く中、客席前方からどよめきと叫び声が会場に響き渡りました!
ジェフベックとクラプトン
二人が一緒にステージに現れたのです!!
お互い白熱したギターソロを弾きまくり、会場はその迫力に騒然。
クラプトンの曲は四拍子の曲ばかりなのでノリやすいんでしょうね
ベックはわりあいと変拍子が多いので、曲を知らないとノリにくいかと...
最後はスライ・アンド・ザ・ファミリーストーンの曲をやってました。
「I Want to Take You Higher」です
ウッドストックコンサートでお馴染み?のヒット曲ですね~
これまた意表をつかれました
若いカップルもちらほら散見されましたが、知らないだろうな~と思いました