どうにも気が滅入って仕方のないときって、たまにある。
急に寒くなってきて、日も短くなった。
朝は暗いうちからウォーキングに行くのが日課だけれど、6時半過ぎなければ夜が明けない。
道が凍ったら、それももう無理だろう。
コロナで篭っていれば間食も増えて、ますます醜くなるばかり。
全てが暗い方に向かい、希望が見出せず、自信が持てず、消えてなくなりたくなる。
でも、ちょっと待って。
死ぬ気になれば何だってできるんだから。
要は気持ちが塞いでいるだけなんじゃない?
そんな時は考えるのをやめて、家から一歩出てみる。
向かった先はモール。
自転車で20分ほど。
ミスドでモーニングセットを、
お金は使わずポイントで。
ほらもう、お店のインテリア見ているだけで気分が変わってきた。
コーヒーが美味しくておかわりしてしまう。
冬用のスリッパを買おう。
明日は孫の参観日なのだ。
暖かなフリースも買って冬に備えるんだ。
たった五千円の買い物だけど、前向きになれた?
孫はまだ2歳、でも未満児クラスで頑張っている。
里心がつかないように、保護者は新聞紙の穴から中を覗く。
今夜から雨、そして週末にはとびきりの寒波がやってくると言う。
今日の日差しに近所のマックで羽を伸ばし、
さあ寒くても頑張らなくちゃ。
『ささやかだけれど、役にたつこと』はレイモンド・カーヴァーの名短編。
子どもを失った両親の悲しみは、パン屋のロールパンを食べるうちに癒されていく。
そんなささやかなことが救いになる、という話。
ディテールに神は宿る。
関係ないか。
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