文 美 禄 ( bunbiroku )

美禄にはいままで一切縁が無かった。かといって、決して大酒飲みでもないし美酒を求めてきたこともない。忘備録になればと。

渡部昇一の言葉(その11)

2019年01月24日 07時57分09秒 | 渡部昇一
『 金持ち喧嘩せず 』
「 金持ち喧嘩せず 」というのは、少しからかわれたくらいでは動じないプライドを持っているからだ。自分が軽蔑されているはずがないという自信があるから、ちょつとのことで腹を立てたりしない。お金持ちに限らず、本当に自信のある人ほど謙虚で、自言のない人ほどエゴが強いということは、人間に普遍的なことのように思う。
( 渡部昇一 一日一言 1月13日 ) 

※ 一見、「 すぐに腹を立てる人は、金持ちでない 」と言ってるのかと思って、自分がすぐに腹を立てるのは、確かに金持ちではないからなのだと納得してしまいそう。(さすがに喧嘩はしませんが・・ )


渡部昇一の言葉(その10)

2019年01月22日 08時30分53秒 | 渡部昇一
『 客観的な生き方 』
 「自立自存」にしろ「独立自尊」にしろ、これは悪くいえば、わがまま勝手に生きていけ、ということである。しかし、人間は自分一人で、すなわち主観だけで生きていけるものではない。主観的な生き方があると同時に、自分が生かされている社会や国家のことを常に考えるベきである。
( 渡部昇一 一日一言 1月3日 )



渡部昇一の言葉(その9)

2019年01月21日 10時40分13秒 | 渡部昇一
『 本音と建前 』
 いくら誠実さを装っても、人にはかならず本音と建前がある。まずは、このことを大前提と考えなければなるまい。そのうえで言うならば、自分の心の本音と建前を見極めることこそ、誠実に生きることにつながると言える。建前と本音を分ける、自分に対する正直さを持つと言ったほうが、わかりやすいだろうか。自分に誠実であるということは、人にも誠実であるということ
( 渡部昇一 一日一言 1月6日 ) 



渡部昇一の言葉(その8)

2019年01月19日 14時51分27秒 | 渡部昇一
『 天を意識する 』
 「 天 」を意識することで生まれるような「 自信 」があるのとないのとでは、や
はり危機に対する反応が違ってくるはずですし、ひょっとすると起こる現象そのものが違ってしまうかもしれない。そういうふうに信じてもいいのではないかと思います。私は、本当の自信は思わざる幸運を引き寄せる力があるという感じがしているのです。
( 渡部昇一 一日一言 1月12日 ) 



渡部昇一の言葉(その7)

2019年01月18日 07時58分13秒 | 渡部昇一
『 ひらめき 』
 多くの人は、。「 あっ 」と思いついたことがあっても、それをすぐに忘れてしまう。しかし、実はそのピカッと一瞬光ったものの中に、生きるうえで大切な示唆が潜んでいることがある。
 だから、それを忘れないように、すぐにメモしておく。決して「 くだらない思いつきだ 」とは思わないで、「 このひらめきの中には、何か大切なヒントが隠れているのではないか 」と考える習慣を身につけるようにすると、人生が変わってくる。
( 渡部昇一 一日一言 1月22日 ) 



渡部昇一の言葉(その6)

2019年01月17日 11時14分56秒 | 渡部昇一
『 上達、下達 』
 上達しているか、下達しているか、これは人間の生き方の大きな分岐点になる。人間は同じところに留まっていることはなく、上に進んでいるか、下に向かっているかのどちらかなのであることを忘れてはなるまい。向上か、堕落か、毎日がその選択に迫られているといってよいのだ。
( 渡部昇一 一日一言 1月4日 ) 
※ 厳しい~! けど 掲載します。( 文美禄 )


渡部昇一の言葉(その4)

2019年01月15日 07時42分22秒 | 渡部昇一
『 元気と愉快 』
 元気と愉快というのは、人生においてきわめて重要である。仕事はとにかく常に元気で愉快にやる。その気分が重要だということをわれわれは意識すべきだと思う。ジュリアス・シーザーの特色はいつも上機嫌だったことだそうだ。
( 渡部昇一 一日一言 1月1日 )  
※ 順不同で掲載します。


渡部昇一の言葉(その3)

2019年01月14日 08時44分04秒 | 渡部昇一
『 露伴の幸福三説 ③ 植福
』 最後に、植福です。惜福にしろ、分福にしろ、今、生きている人の話です。ところが、植福は今生きている人がいなくなった将来の話です。
 たとえば、ここに大変いい実のなる柿の木があったとします。それをすぐに食べてしまわないで、残りは干し柿にして少しずつ食べる。あるいは自分だけで食べないで、みんなに分ける。これは惜福、分福です。ところが、子孫のために柿の木を植えようとする人は、自分がその恩恵に与かることは絶対にないことがわかっていてやるわけです。これが植福の精神です。
( 渡部昇一 一日一言 1月11日 )



渡部昇一 一日一言 (知を磨き、運命を高める)

渡部昇一 一日一言 (知を磨き、運命を高める)

  • 作者: 渡部昇一
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2016/04/22
  • メディア: 新書





渡部昇一の言葉(その2)

2019年01月13日 07時53分49秒 | 渡部昇一
『 露伴の幸福三説 ② 分福 』
 次に露伴は「 分福 」ということを言っています。分福とは、自分にいいことがあったら、多少「 お福分け 」「 お裾分け 」をやるような精神です。
 まんじゅうがあれば分けて食べ、いい酒があったら友達と一緒に飲む、そういう心掛けが分福です。
( 渡部昇一 一日一言 1月10日 )