文 美 禄 ( bunbiroku )

美禄にはいままで一切縁が無かった。かといって、決して大酒飲みでもないし美酒を求めてきたこともない。忘備録になればと。

渡部昇一の言葉(その13)

2019年01月26日 08時35分10秒 | 渡部昇一
『 日本人の偉業① 』
 白人は別格だと、有色人種が迷信のように思い込んでいたものを、日本は戦前は軍事力で、戦後は経済力で突き崩して見せた。日本人が二十世紀においてやりとげたのは、人種の基本的平等の実証であった。これこそが来たる二十一世紀の世界を動かす公理である。
( 渡部昇一 一日一言 1月23日 ) 



渡部昇一の言葉(その12)

2019年01月25日 14時46分52秒 | 渡部昇一
『 臆病な理由 』
 引け目があると人間は臆病になります。だから、引け目のないような人間になっていることが重要なのです。なぜ自分がこんなにびくびくしているのかと考えて、その理由がわかったら、それが特に道徳的な理由にもとづく時は、いち早くそれを除去しなければならない。多くの人たちが臆病な理由は、本当は悪いことをしているからだという場合もかなり多いのです。
( 渡部昇一 一日一言 1月14日 ) 



渡部昇一の言葉(その11)

2019年01月24日 07時57分09秒 | 渡部昇一
『 金持ち喧嘩せず 』
「 金持ち喧嘩せず 」というのは、少しからかわれたくらいでは動じないプライドを持っているからだ。自分が軽蔑されているはずがないという自信があるから、ちょつとのことで腹を立てたりしない。お金持ちに限らず、本当に自信のある人ほど謙虚で、自言のない人ほどエゴが強いということは、人間に普遍的なことのように思う。
( 渡部昇一 一日一言 1月13日 ) 

※ 一見、「 すぐに腹を立てる人は、金持ちでない 」と言ってるのかと思って、自分がすぐに腹を立てるのは、確かに金持ちではないからなのだと納得してしまいそう。(さすがに喧嘩はしませんが・・ )


渡部昇一の言葉(その10)

2019年01月22日 08時30分53秒 | 渡部昇一
『 客観的な生き方 』
 「自立自存」にしろ「独立自尊」にしろ、これは悪くいえば、わがまま勝手に生きていけ、ということである。しかし、人間は自分一人で、すなわち主観だけで生きていけるものではない。主観的な生き方があると同時に、自分が生かされている社会や国家のことを常に考えるベきである。
( 渡部昇一 一日一言 1月3日 )