知人が医師に、乳製品や大豆製品をあまり摂取しないように言われたそうです。
乳がんにはイソフラボンと乳製品が癌を増殖させる・・・とかを良く聞きますが、根拠のない都市伝説でした。
抗がん剤を効かなくさせるとか、抗がん剤との化学反応の違いなどから誤解して伝わった、作り出された情報の様です。
今年の6月からヤット!乳製品やイソフラボンの疑いが晴れ始めています。
その都市伝説、私は前から信じてはいなかったけれどね。
以下からです。
乳製品での乳がん再発リスクを否定…診療指針
日本乳癌学会は27日、2年ぶりに診療指針を改訂した。
乳製品や、大豆製品に多く含まれるイソフラボンの影響を恐れて避けている患者も多いが、
乳製品は発症予防効果がある可能性があり、再発や死亡への影響は証拠不十分とした。
イソフラボンについても、再発の危険性を減らす可能性があるとした。
乳製品は、最も少なく摂取した群よりも、最も多く摂取した群は発症の危険性が15%減少するとの研究報告を示した。
低脂肪乳や閉経前の女性でより強く傾向が見られ、逆に脂肪含有量が多い乳製品は危険性を高める報告も示した。
また、乳製品が再発や死亡に与える影響は、小規模な研究しかないうえ、摂取が多いほど死亡リスクが低いとの報告もあり、
結論づけられないとした。(2013年6月28日 読売新聞)
また、日本の伝統食品の味噌では・・・
「みそ汁1日3杯 がん抑制」
みそ汁を1日3杯ほど飲む人は、味噌汁を飲まない人に比べて乳がんの発生率が40%減少していた。
塩分が気がかりな人も多いだろうが、みそ業界の広報組織「みそ健康づくり委員会」の高梨修委員長は「みその塩分は、
がんや高血圧を増やすことはないとの研究結果が報告されています」と説明する。
京都大学の家守教授らの研究によると、「イソフラボンを血中に増やす事により乳癌や前立腺がんを抑制する」そうです。
乳癌は性ホルモンが無いと増殖しない「ホルモン依存性」の癌の為、癌が増殖する時にがん細胞のレセプター
(受容器=結合するためのコンセントのようなもの)にエストロゲンやアンドロゲンが結合します。
大豆イソフラボンはそれらと構造が非常に似ているので、椅子取りゲームのようにがん細胞のレセプターを
横取りしてしまうので、癌を抑制する効果がある。