自由空間

喘息などに効果のある呼吸法を紹介していましたが、自然環境や世の中の激変で、さまざまな話を自由にしていく事にしました。

全うな政治を志す政治家が育たない国、日本

2016-06-07 20:41:57 | Weblog
山本太郎さんの事がフランスで記事にされています。

「電通が日本のメディアを支配しているのか?」訳元記事
http://www.inaglobal.fr/television/article/le-publicitaire-dentsu-tire-t-il-les-ficelles-des-medias-japonais-9000
内田樹の研究室さん
http://blog.tatsuru.com/2016/05/15_0947.php

「向精神薬の副作用で死にかけ調べるうち動物実験問題にも」さんより転記させて頂きました。
(元記事がことごとく消されています・・・怖い)
http://ameblo.jp/nekoinusun/entry-11966531220.html
鳩山由紀夫元総理が、国会で法案を審議して決めていると思っていたら、総理になり初めて知ったことは、アメリカの指南役がいる部屋で国の法案は決まる事だったとペラペラ喋っちゃったのです。
選挙が大事などと良く聞きますが選挙はしなくても自民党が勝つように出来ています。民進党、社会党などが魔が差し選挙に勝っても運転手が同じなのでさほど変わりません。電通…日本のメディアはほぼ在日です。
変わったことをしようとか、国民の為に等と自分なりに行動するとの写真ような事になります。
           

 この方はこのイスラエルの方に殴られたのよね

国会中継も意味が有りません、国会議員は高い給料をもらい居眠りしていたり、ヘラヘラ笑っていても良いわけです。気楽ですね。若い志が有る方が国を変えようと選挙に出たくても、まず立候補に300~600万円必要です。
おぼちゃまの2世、3世しか議員に成れませんね。さらに、選挙を仕切るムサシが票を改ざんします。
その妨害にも屈せず、運良く当選しても官僚が言う事をきかない、嘘の報告までして妨害します。
総理に成れば成ったでの様な仕組みに成っています。

■首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体
まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?

鳩山 正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。

矢部 鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?

鳩山 物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。
本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。
分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。

矢部 在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?

鳩山 お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。
私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。

矢部 日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、
この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。
つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、
「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。
ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。

鳩山 それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。
そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部 ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山 日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。

矢部 このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?

鳩山 私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。
でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。
そのぐらい野党に対しては官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。

愛する日本

2016-06-06 04:59:51 | Weblog
るいネットさんから転記
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=316036
『人工地震の基礎知識、歴史、年表』(JCJK…犯罪捜査で政治を暴く!)リンクより転載します。
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私の本職は発明家ですが、地中爆弾なんて子供でも思い付くような代物は、特許庁は認めません。

=HAARPについて=

HAARPは全く別の2つの機能を持つので説明が難しい。
1:アンテナとしての機能。
2:気象を操作する機能です。
(他にもありますが今回は省略。)
後者の人工地震を誘発させる機能は、アメリカ特許商標庁リンクに登録された公知の技術です。

HAARP地震の特許保有者(製造企業)は、CIAが経営するE systems社の子会社であるAPTI社リンクです。
※技術管理は、米海軍と空軍の合同委員会。
※開発予算は米国の国防費から。
APTI社のB・J・イーストランド博士がHAARPを発明。
 (合衆国特許:第4686605号)リンク
後年APTI社が「電離層内に形成させる人工鏡」
 (合衆国特許:第5041834号)リンク。1991年8月20日~
この1991年の発明で人工地震が飛躍的に向上。

これ以来=1992年から、日本で人工地震は報道禁止に。
大抵の人が、HAARPの説明で墓穴を掘っています。
HAARPは地震誘発と、地震の巨大化であり、これ単体で「日付指定の」巨大地震は起きません。
この初級編では、この程度で控えます。

=技術的に3段階=

子供でも思いつく単純な地下爆弾は、1930年代から。
地中爆弾が、水爆や原爆に代わったのが50年代、60年代。
90年代からはHARRPで地震の巨大化も可能に。※リンク、
このページは初級編なので高度なHAARPの解説は避けます。
単純な「地中爆弾」だけに限れば↓↓
 
(国土の穴)ボーリングや地熱発電を装って掘削しています。
(海底の穴)沿岸や沖は、掘削船”ちきゅう”が掘っています。
リンク

=主犯は自民党=

国土や海底掘削の命令役が自民党だと言う事を否定したくても、日本の全てを管理管轄しているのは自民党政府しかいないので地震用の穴は共犯でなく、自民党が主犯と言えます。
 
今や日本中穴だらけ

戦後70年間掘り続けた穴なので、
●海洋では数百ヶ所、
●国土なら数千ヶ所に及ぶはずです。←全て断層に沿って。
今や穴だらけの日本列島は、自民党と米軍の意志で、どの場所でも自由自在に地震を起こす事が可能です。
※地中爆弾でも/HAARPでも。
※1961年時点で、小型の核は直径27センチ。リンク←井戸の穴。

自然地震と人工地震は、
波形の違いから一目瞭然です。


中国のサイトより>赤が人工地震



=否定派には、これを=

●人工地震は国連が認めている事実。
●人工地震は(貴方が否定しても)世界121ヶ国は認めている。
●なんと戦前から、日本政府も人工地震を行っていた。
●1984年までは、日本政府も頻繁に実験していた事実です。

まずは人工地震の入門編でした。
今後、人工地震の記事で疑われてしまう場合は、このURLを前説としてご利用下さい。
また、国民が知らないから犯人はやりたい放題です。
このページを拡散する事が、次の犯行を防ぐコツです。
リンク 

上述のとおり、人工地震は事実です。
三十代以上なら、否定は通用しません。

熊本地震波




ルシファー復活・・・映画の様な世界

2016-06-05 19:58:49 | Weblog
難民問題、世界中の洪水、はたまた美しさなどまるでないおぞましいフランスのトンネル完成式

神を信じる宗教の次は悪魔崇拝かよ・・・・何か人間は信じていないと生けない様に誘導されていますね。完全に。
私は、悪魔崇拝と宗教はもともと同じもので、悪魔崇拝者が神様の仮面をかぶって民衆を欺いていたのだと思います。
日本もサミットで伊勢神宮参拝・・・何かの合図化も。いけにえの国東電幹部は家族が海外に移住済み、ここに信憑性が増します。
神社の中にこの様な物が出来ている(霊的な物ですが)

とにかく、世界中でなりふり構わなくなってきました・・・馬鹿っぽい、面白い、悲しい。

新・ほんとがいちばんさん
http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-908.html
とても教皇の発言とは思えないような内容で、敬虔な信者たちにとっては気絶するほどショッキングなものです。
何と教皇フランシスは「イエスは神でも何でもない、唯の男だ」と言っているのです。
これは、キリスト教原理主義の福音派の人々にとって青天の霹靂というより、原子爆弾を落とされたような衝撃を受けたのではないでしょうか。

日本や世界や宇宙の動向さん
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51987316.html

国連憲章の敵国条項に今だ敵国とされている日本

2016-06-04 20:29:32 | Weblog
東洋経済「戦後70年、いまだに敗戦国扱いされる日本」
http://toyokeizai.net/articles/-/78407?page=2
上記の記事、私も原爆の事を被害者の側面からしか知らなかった時には、いまだに日本だけが敵国?おかしくない?と思っていました。

しかし、長崎・広島が日本製の原爆で、日本が兵器として原子爆弾の人体への影響などの研究として、天皇と血縁の財閥が躊躇なく自国民を人体実験に使用したら・・・
自国民を最高責任者が何十万人も人体実験すると言う蛮行への各国の恐怖と驚きは推測して余りあるものです。

長崎・広島が日本製の原爆と言う事の方が、戦後のアメリカ統治、沖縄問題、国連の敵国条項も全てスッキリ納得がいくのです。
各国も天皇の天文学的マネーじょう、立てて敬意を表していますが、自国民を虐殺できる神経の家系を心底信じる国が居るでしょうか?

日本会議などと言う会が「明治へ戻ろう、美しい日本」を掲げています。
また、日本がデホルトすればアメリカ統治の約束から解き放たれると、一生懸命に国民の血税金をバラマキ浪費の限りをつくしています。
そのあと、人口が少なくなった日本を天皇が国家元首と名乗りを上げ、皇室と血縁財閥で日月神事(これはキリスト教圏の世界の終わりに救世主が現れると言う作り話を、日本もマネしたものだと思います)の太陽の復活を演じるつもりなのでしょう。

日本がデホルトすればアメリカ統治の約束から解き放たれる・・・・?
私はその様に安々ならないと思います。天皇と日本の財閥の原爆および兵器利権を隠す為に自分達の蓄財は使用せず、国民の税金を湯水のごとく英国やアメリカに献上してきました。口止め料です。

アメリカや各国を動かす白人種のトップは、天皇および財閥が国民を人口削減した後、自国民を人体実験、虐殺して獲た天文学的お金を奪いにかかると思います。確実です。人類を核の恐怖に至らしめた元凶を世界に発表し、責任を取らせる形で天皇および財閥を裁判に掛け全財産を没収するでしょう。

天皇および財閥は自分たちを白人のトップと同じ仲間だと思っているようですが、違うと思います。
奪い取ると言うゲームは最後に有色人種で最大のお金持ちを血祭りに上げる事が目的なのだと思います。

1300年ごろから徐々に蓄財させてきて、一番お金が溜まっている収穫の時期なのだと思います。

この流れを変えるには、真実を国民に世界に日本から発信し、とにかく謝り、流れを少しでも変える努力をすることだと思います。
今や衛星からレイザー照射で原発54基をピンポイントで攻撃できる技術が有ります。






オリンピックもお金で、国民の税金をこんな事に使ってほしくない

2016-06-03 22:18:17 | Weblog
オリンピックは完全にアウトです。

フランスが調査に執念を燃やしています。2億円のワイロでは無く、37億円と言うのが正解の様です。

写真のデカい絵画は若き日のデビット・ロックフェラー(彼は少年愛者であり完全ある白人優位,至上主義者です)の写真。

自民党本部に飾られているのですが・・・・お金が有るのだから芸術性の高い絵を飾れば良いのに・・・

毎朝拝んでいるかも・・・不正をしても、お金が溜まりますようにって。

製薬会社
http://web177.net/index.php?Rockefeller%20brothers

やのっちさん
https://twitter.com/_yanocchi0519

日本人は中国や北朝鮮を自由が無いと批判しますが、もうすぐ日本の実態に気が付くでしょう・・・・

それでもあなたは天皇陛下万歳と言えますか?

アジェンダ2030
http://blog.goo.ne.jp/buteyko/e/a060f3aff0d45741f6987b98f3639912

タマちゃんの暇つぶし
http://1tamachan.blog31.fc2.com/blog-entry-14940.html

浮浪児=戦争の犠牲者

2016-06-02 20:26:08 | Weblog
経済が停滞すると戦争をしようと政治家はします。最もらしい言い訳をこしらえて。

政治家、政治家の息子、娘、財閥の家族は戦争の前線には行きません。

良心の呵責も無く平気で一般人を戦争に駆り出し、何の心配も無く自分たちは白いご飯が食べれる人たちです。

国民の税金で避難所を作り、お金も避難させ・・・準備万端、あとは人口削減と戦争をするだけですね。

いつも犠牲者は国民とその子供達です。

「浮浪児」戦争の記録

親戚、知人、養子先を出ていく子どもたち

 心理的虐待をうけた子は、親戚や知人宅、養子先を逃げ出す子が続出した。とくに男児が多く、親戚に2日いたが追い出された。1年後に出た。
2年後と、親戚を出た時期はそれぞれ違うが、しかし、東京へきてみると、見渡すかぎりの焼け野原。我が家は跡形もなく、そして浮浪児になっていくのだった。
また、空襲で逃げまどい、親に死なれ、その日から浮浪児になった子もいた。

「俺たちは野良犬か」の著者、山田清一郎さんは(小4)は父は空襲で焼死、母は焼夷弾で壕が崩れ、目の前で生き埋めになった。
その日から浮浪児になり、野良犬と同じ、人間扱いされずにきた。拾うか、貰うか、盗むしか選択肢がなかった。
10歳の子どもが家もなく、食べさせてくれる人もなく、その凄惨さな生きさまには息をのむ。一度読んでいただきたい本である。

 一方、行方不明の親を捜すために家出した子もいた。死んだと聞かされても家族全員の死は考えられない。ひとりぐらいは生きているだろうと探す子も浮浪児になった。 

● Yさん(小4女)は空襲で兄弟と3人が残されたが、バラバラに親戚へ預けられた。 学校へ行かせてもらえず、海水から塩をとるため、山から薪を運び、海岸で一晩中燃やし続ける作業をさせられた。9歳には重労働だった。
二年過ぎたころ別の親戚にいた弟の体調が悪いと知らされ、いってみると弟は馬小屋に 寝かされ、「お母ちゃん」といいながら、うどんのような回虫を吐いて死んだ。弟の死 を見て、親戚を出ようときめ11歳で、東京へ戻り浮浪児になった。   
● Mさん(小6男)は親戚にいたたまれず、逃げだし12歳で上野地下道の浮浪児になった。お腹がすいてたまらず盗みをすると、大人から殴る蹴る、コン棒で死ぬほど叩かれたという。腐ったものを食べて死ぬ子、餓死、凍死があとをたたなかった、自殺した 子もいたそうだ。

●「浮浪児の栄光」の著種、佐野美津男さんは(小6)空襲で家族が全滅、祖母宅に預けられたが、1年後に家を出て浮浪児になった。祖母を「クソババア」と呼び、「祖母、親戚への憎しみから生きてきた」。と述べている。

● 野坂昭如著「火垂るの墓」の兄妹は親戚の人からの嫌がらせを受け、いたたまれずに家を出て浮浪児になった。テレビで放映されているので知っている人もいると思うが、あの親戚の嫌がらせは、私たち孤児の身の上に現実にあったことである。

 「 浮浪児の生活 地獄をはいまわる 」

 浮浪児は全国で35、000人(朝日年鑑)とも40、000人(新聞記事)ともいわれている。人が集まる駅などにたむろして、汚い手を差し出し物乞いをするが、これでは空きすぎた腹の足しにはならない。

ゴミ箱をあさつても食べ物がない時代だった。ある子は棄ててあった腐ったものを食べて死んだ。
「一週間も10日間も食べられないときもあった。生きるためには盗むしかなかった。盗むと大人から殴る蹴る、こん棒で殴ると、それはひどい仕打ちをうけた」と語る子もいた。

 良寛さんは「快楽のために盗むのは悪だが、生きるために盗むのは悪ではない」といっている。浅草で浮浪児を集め育てていた坊さんが、食べ物がなく子どもたちが次々に死んでいくのをみて、たまらなくなって「地獄へ堕ちろ」と孤児たちを放った。「盗みをしてでも生きろ。何でもしろ」といいたかったのだろう。

 浮浪児は上野駅地下道などコンクリートの上にごろ寝する。上野地下道には数千名に及ぶ浮浪者が住みつき、しらみだらけのボロボロの服、汚れた真っ黒な顔、鼻が曲がりそうな臭い匂いに、世間から爪弾きにされ、忌み嫌われていた。ツバを吐きかけられたりした。「野良犬。乞食。汚い、近づくな。目をあわせるな。あれは人間のクズだ」まるで汚物のように見られた。
当時の大学生らの調査によると、浮浪児の大半が絶望と答えている。

  「一筋の光もない生活だったのだろう」

 餓死、凍死、病死、変死と幼い子ほど先に死んでいった。昭和22年元旦から7日まで、各家庭で親子が楽しい正月を過ごしている時期に、上野地下道では11人が凍死している(朝日、昭和22年1月9日)だれの介護もなく、ひっそりと死んでいく孤児たち。
毎日、つぎつぎ死んでいく子どもを見ながら、「明日は自分も死んでいるかもしれない」と、死と隣り合わせに生きる生活だった。

「あの駅の地下道の、飢えと寒さに中でひしめいていた孤児たちにとって、政治はなかった。宗教も文化もなかった。大福の1個でもくれる相手なら、戦犯でもユダであろうとよかったのだ。

地下道で子どもが死んでゆく時、町を通っていったあの革命の歌の虚しさを忘れられない。(中略)親を殺し、家を焼き、子どもの権利も尊厳も奪いあげて、焼け跡へ放り出し、勝手に生きろ(勝手に死ね)だったのだ。
国家補償は何もない。路頭に迷い、学業の道も閉ざされ、ネズミのように生きてきたこどもに対して!。ああ、ふしぎの国」と西村滋氏(作家)は述べている。


  「捕まえても捕まえても、次々と増える浮浪児に、世間は冷たかった」

「浮浪児は貧民窟の子どもらが、面白がって盗みや悪さをしているのだろう。ヤツラは不良少年だよ。社会に害毒を流しててるんだ。アイツらは性悪で手に負えないガキどもだ」といわれ、私は絶句した。
世間はそのような目で浮浪児を見ていたのだった。当時の新聞にも浮浪児を厄介者扱いしている記事が多いのに驚かされる。

「だれも好きで浮浪児になりたいものか。親を返せ」と叫ぶ子どもの声が聞こえてくる。

駅ホームで佇む浮浪児の写真がある(朝日新聞、昭和21年2月7日)この子はボロ服で、寒空にハダシ、しかも片足が焼けている。その表情の暗さ虚無に胸を衝かれ涙がでた。

戦争さえなかったなら孤児にならずにすんだ子どもたちは、国からも社会からも見放されていたのだった。

10歳前後の浮浪児は、新聞売り、靴みがき、スリ、かっぱらい、置き引きなどありとあららゆる方法で飢えを凌いでいた。
ヤクザの子分になったり、スリの手先になったり、身売りされた子もいた。親という後盾をなくした孤児たちは、大人に利用されていくようになる。
敗戦後の大人の豹変ぶり、大人から受ける虐待などで、全く大人を信用できなくなり、子どもの心は荒れ果てていく一方だった。

     「浮浪児狩り」

 浮浪児はアメリカ占領軍の「目障りだから浮浪児を一掃せよ」という命令をうけ、国は「刈り込み」と称して浮浪児を捕まえ、一匹二匹とトラックに放り込み各収容施設に送り込んた。収容先は定員の数倍にふくれあがったといわれている。

 その孤児の収容施設は、粗悪な食事に軍隊もどきの厳しい体罰の日常化、逃げ出さないよう丸ハダカにする。窓のない一部屋に15人ほど押し込め、カギをかけて閉じこめる。
まさに牢獄の生活であった。犯罪者扱いで、孤児たちはスキをみて脱走した。

昭和21年7月にお台場で撮られた孤児写真(毎日新聞)にも大きな衝撃をうけた。

当時お台場にはアメリカ占領軍の食料倉庫があった。その食料をめざして孤児たちが盗みに入る。盗みをした孤児たちを捕まえ、逃げ出さないようにハダカにして鉄格子の中に閉じこめた。猿よりひどい扱いであり、人間扱いしていない。
大人の起こした無謀な戦争で、親も家も奪われ、孤児にさせられた子に対して、この子らに罪があるのか。

 浮浪児狩りをしても、あとからあとから浮浪児が増えていく。これは前述したように親戚や養子先を逃げ出す子が後をたたないからである。

●Yさん(小3女)は空襲で親を亡くし親戚に預けられたが、あまりの重労働に2年すぎに逃げ出し浮浪児になった。
2日に1回、ボランティアが配るおにぎり1個で生きてきた。刈り込みにあいトラックに載せられ夜道をひた走り山奥にはいり、そこで棄てられた。

未来のある子どもを棄てるとは…。彼女は小3までの学業で止まり、東京空襲訴訟の原告になって、「私の人生を返せ。死んでも死にきれない」と訴えている。

 人間としての尊厳、人格も破壊され、ドブネズミのように生きてきた浮浪児だつた。

誰ひとりとして自分が孤児になるとは、一度も考えたことがなかった。戦争は遠い所で行うもので、大人たちが子どもを護ってくれると信じていた。その大人から、棄てたり、犯罪者に仕立てたりされたりした。

 国は戦争孤児を親類縁者に孤児を押しつけ、訴える術のない孤児を無視、放置してきたために、浮浪児という大きな社会問題が発生した。世間一般の人たちは浮浪児を「手に負えないガキども」として軽蔑し、差別してきた。