墓石クリーニングの女

お墓と向き合うことで『大切なもの』を日々感じながら、あつく生きる女…それが、アタシ。

いざ、青春の高校野球!

2012年07月14日 | 息子たち
いよいよ、高校野球の夏季大会地区予選が始まりました!!!

幼稚園の年長組(6才)から野球を始めた次男。
11年目の夏です。

野球は彼にとってかけがえのないものです。

野球をしたいから、勉強も頑張る。

平日イイコにするのも、週末野球に行きたいから。

タバコや夜遊びや年頃にはちょっと興味をそそられることも、野球できなくなると困るから一切しない。

喧嘩をふっかけられて勝つ自信があっても、逃げるか黙ってやられてるか…手は出さない。

次男は野球の為に生きてるようなもんだ。

「自分から野球とったら何も無いんだよ…ただのダサいオトコだ。」

と、言う。

そんな真っ直ぐで頑張り屋さんの篤志が大好き。

昔、ちっちゃくて女の子みたいな可愛い顔で、口をギュッと結び、手を震わせながら握りしめ悔しさに耐えてる彼をずっと見守ってきたんだ。

四年生の時、サヨナラ三塁打を打った日、チームメイトに囲まれ照れながら笑っていた篤志は、今でもハッキリ思い出せる。

中二で打てない四番と言われ、スランプの中で無口になった時は、アタシの運を全部あげてと神様に頼んだ。



そして…

とうとう来たよ~!!

この舞台に。

たかが地区予選だけど。
一回戦でもまるで甲子園の舞台のようだ。
今年はスタンドで応援ダンス三昧だけど、あんなに大騒ぎして水浴びて踊り狂ってる篤志を初めて見た。

チアとブラバン女子が100人くらいきてる。

凄い迫力と盛り上がりで、びっくりし興奮する。

アタシも応援席で初めて会った父兄に囲まれていたが、一点入る度みんなで肩を組んで、ウェーブしながら歌っていた…

青春だ!!

みんな仲間だ!!

すげー一体感!!

楽しいよ~!!

でも、整列の時には全員が脱帽したり、チアが可愛い声で相手チームに激励コールすると、全員で「フレーフレー○○高校!!」と続く!

相手チームも負けじと野太い応援団長が「フレ~~~フレ~~~~!!伊奈学!!」と返してくれる。

なんてステキ〓

「いいぞーいいぞーいーなーがーく!」
と叫ぶ可愛い声がグラントに響く!

アタシもあっちの席で一緒にポンポン振ったり、白い手袋して手を振ったりしたかった!
むちゃくちゃかっちょいい〓

選ばれたナインだけ、みんなに名前をよんで応援を受けられる。

篤志もいつかアソコに行けよ~!!

下からアタシ達を照れながら見上げる君が見える。

そしてまた独りでバッターボックスにはいり、ピッチャーを睨みながら歯を食いしばるんだね。

戻る時が笑顔か、怒りで震えてるかわからないけど、自分にだけは負けないで欲しいと願ってる。



試合結果は、伊奈学が10対0でコールド勝ち

試合終了後、悔しそうだった相手チームがやってきた。

ナインが並んでなにするのかと見ていたら、千羽鶴を渡しながら「頑張ってきて下さい!!!」って…

青春だ…

コレが青春だあ~~~!!!!!



ホント、感動の1日でした。

みんな、ガンバレ!!

悔いのないように。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿