三男が中学3年になり、受験勉強が始まった頃、「ちょっと見て!」とアタシに頭を見せた時には、すでに3箇所も五百円大のハゲができていた。
「直ぐ直るよね~」と聞かれ、半信半疑で「気にしないほうがいいよ。」と答えたけど、お風呂の排水口がつまるくらい毎日毎日尋常じゃない量の髪が抜ける。それを片付けながら泣けてきた。
名古屋に漢方で脱毛症を治すお医者様を見つけ、東京から通うことに決めた。でも、夏休みが終わる頃には、マダラに抜けた髪は隠しきれなくなり、眉毛や体毛も無くなってしまった。
始業式に間に合うように医療用ウイッグを作った。思春期真っ只中の本人は、何を思っていたのだろう。
夏休みの最後の日、三男は「髪の毛全部剃ってくれない?」と言ってきた。大事にしてきた残った髪を全部剃った。「俺、カツラいらない。このまま学校行くね。」と、青々した頭で学校に行った。いじめにあうんじゃないかと心配でたまらなかった。
帰宅すると「みんな俺を見て一瞬固まって三秒後には普通だったよ。不良グループが近寄ってきてビビったけど、カッコイイなと言われたんだ。」と、笑顔で話してくれた。それから、彼はそれまでより明るく、色んな事に前向きに頑張るようになり、受験では「要注意人物」扱いされていたが、志望校に受かり、充実した高校生活を送っている。
「今まで自分は可もなく付加もない生徒で誰からも注目されることもなかったけど、スキンヘッドになってから、多くの人から注目される様になった。だからこそ、頑張らなきゃ!とか、悪いことはできない。と思うんだ。」と言う三男は、試練を乗り越えちょっと成長した。
「直ぐ直るよね~」と聞かれ、半信半疑で「気にしないほうがいいよ。」と答えたけど、お風呂の排水口がつまるくらい毎日毎日尋常じゃない量の髪が抜ける。それを片付けながら泣けてきた。
名古屋に漢方で脱毛症を治すお医者様を見つけ、東京から通うことに決めた。でも、夏休みが終わる頃には、マダラに抜けた髪は隠しきれなくなり、眉毛や体毛も無くなってしまった。
始業式に間に合うように医療用ウイッグを作った。思春期真っ只中の本人は、何を思っていたのだろう。
夏休みの最後の日、三男は「髪の毛全部剃ってくれない?」と言ってきた。大事にしてきた残った髪を全部剃った。「俺、カツラいらない。このまま学校行くね。」と、青々した頭で学校に行った。いじめにあうんじゃないかと心配でたまらなかった。
帰宅すると「みんな俺を見て一瞬固まって三秒後には普通だったよ。不良グループが近寄ってきてビビったけど、カッコイイなと言われたんだ。」と、笑顔で話してくれた。それから、彼はそれまでより明るく、色んな事に前向きに頑張るようになり、受験では「要注意人物」扱いされていたが、志望校に受かり、充実した高校生活を送っている。
「今まで自分は可もなく付加もない生徒で誰からも注目されることもなかったけど、スキンヘッドになってから、多くの人から注目される様になった。だからこそ、頑張らなきゃ!とか、悪いことはできない。と思うんだ。」と言う三男は、試練を乗り越えちょっと成長した。
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