墓石クリーニングの女

お墓と向き合うことで『大切なもの』を日々感じながら、あつく生きる女…それが、アタシ。

最後の背番号

2014年07月09日 | 息子たち
これが、篤志が最後にもらった背番号になります。

ひと針ひと針縫い付けながら、なんだか少年野球時代からのこと、思い出しちゃって・・・

小4がピークで、長いスランプに入り、今頃復活してgetした背番号・・・長かった。

実は、いつも背番号の間に「打てるぞ!篤志」とかメッセージをこっそり挟んだんだよね。

今日も、指をチクリと刺して背番号に血がついちゃったし、膝に乗せて縫っていたら自分のズボンも一緒に縫い付けちゃったし・・・

いつも、曲がってる!と言われ続けたけど、今朝は完成して篤志にユニホームを渡すと「また血が付いてるね。この間もついてたね。」とだけ言って、ニマッとしていた。

開会式、今日は行きません。

現場でお墓洗いながら妄想にふけるよ。

ずっと、厳しい状況の中、パワハラもきつかったけど、その分、救ってくれる素晴らしい人との出会いもあったね。

シニア時代指導してくれ、キャプテンで4番だった篤志の辛さをフォローしてくれたコーチから、メールをいただき泣けました。

こんなに思ってくれる人がいること、篤志の財産だね。頑張ったからこそ、応援してくれてるんだよ。

このコーチは元巨人軍で、とても素晴らしい方です。

今年の春から、津田沼高校野球部の監督として再起動したそうです。

これから、応援していこうと篤志と話しています。



~コーチからのメール~

篤志君は三年間本当に良く頑張りました。この大会が高校野球最後の集大成、力まずに、自然体で、堂々と胸を張って、最後まで絶対諦めずに、試合に入るよう、伝えて下さい。
彼は頭がいいので、私の意図をすぐ理解して、必ず結果を出してくれます。
お母さんも本当にお疲れ様でした。篤志君の高校野球最後の勇姿を目に焼き付けて上げて下さい。





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