ぶら~り相模の国

信州生まれの勘太郎、のんびり人生

マニラLRT1号線延伸工事の着工式

2019年05月16日 | Luzon島
マニラLRT1号線の延伸事業の着工式が5月7日に
マニラで行われました。


(以下マニラ新聞の記事)
フィリピン運輸省は7日、政府主導の鉄道拡張事業の目玉の
一つである軽量高架鉄道(LRT)1号線を首都圏パラニャーケ市
バクララン駅からカビテ州まで延伸させる事業の着工式を
ラスピニャス市で行った。 

 同1号線は現在ケソン市のルーズベルト駅から
バクララン駅までを結んでいるが、延伸によって
マニラ空港駅、ラスピニャス駅などを経てカビテ州バコオル市の
ニオグ駅まで8駅を新設。11・7キロの新設区間を約30分で走行する。
 
21年第4四半期にはバクララン駅からパラニャーケ市の
ドクターサントス駅までを部分開通させ、22年第3四半期までに
全線開通の予定。

 現在の同線の1日の乗客45万人は80万人まで増えると見込んでいる。
事業の総工費は649億ペソで、車両の提供、車庫の拡張などに
国際協力機構(JICA)からの借款が当てられる。
日本の三菱商事が第4世代軽量車両建設を128億ペソで提供、
清水建設が45億ペソでバクララン駅車庫の拡張などを請け負う。

 着工式に参加したトゥガデ長官は、用地買収や
住民の移住に時間がかかり「計画が持ち上がってから
ここまで来るのに約20年かかった。
その間に政権が3回変わった」と感慨深げに振り返った。

 和田義郎JICAフィリピン事務所長は現政権下での
インフラ整備に対する日本による支援事業数は
「鉄道だけで七つになる」と指摘した。
 
三菱商事の松永啓一マニラ支店長によると、提供する
車両はスペインの車両サプライヤーCAFの工場で製造し
「内部の電気設備などに日本からの部品が使われる」という。



新型車両模型を前に日比関係者



マニラ・ライトレール (Manila Light Rail Transit System,
Manila LRT) はフィリピンの首都マニラで運営されている
ライトレールシステム。

ただしより大量高速輸送システム形態であるラピッド・トランジット
に分類する考えもある。Light Rail Transit Authority (LRTA)
によって運営されている。グリーンライン(旧イエローライン)と
呼ばれるLRT-1線とブルーライン(旧パープルライン)と呼ばれる
MRT-2線の2本によって構成されている。

また、新イエローライン(旧ブルーライン)と呼ばれるMRT-3線
(Metro Manila Rail Transit System) はマニラ・メトロレール
として、民間出資の特別目的会社であるMetro Rail Transit
Corporation (MRTC) によって建設され、フィリピン運輸省によって
運営されている。主として高架鉄道となっている。

LRT-1の路線図









LRT-1号線の車両



バクララン駅からカビテ州までの延伸区間


コメント
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