ぶら~り相模の国

信州生まれの勘太郎、のんびり人生

台湾(台北)旅行③ 九份と十分へ

2019年07月17日 | 旅行
台湾旅行で多くの人が必ず行くと云う九份と十分へ行きました・・・
そして1度は訪れたい十分の「平渓天燈祭(天燈節)」です。





台北から東、新北市平渓(ピンシー)郷の小さな山里で、
バスで台北から約1時間弱のところで毎年、旧正月の
15日(元宵節)に開催されている。





普段も観光客向けに、天燈(ランタン)上げができるようになっており、
地元台湾の観光客にも人気のスポットです。
天燈は1.5m程の気球状のランタンで、下の火種に火をつけて飛ばします。


しかし、よく見ると、線路の上!!!??? 
線路のすぐ両脇にはお店や家が立ち並んでいます。





天燈屋さんにはカラフルなランタンが売られています。
ランタンは4面の四角い形です。よく見ると、単色だけでできた
天燈と面により色が違う4色のランタンがあります。
大体単色の物の料金が200台湾ドルくらいなのかなぁ~
ガイドさんが用意してくれているのでわからない・・・


係りの女性が準備してくれて、いよいよお願いごとを書きます。
天燈は大きく、文字が書ける場所は1面あたり縦120センチメートル、
横70から80センチメートルほどあります。
天燈は移動式のハンガーラックのようなものにピンチで固定されます。
ハンガーラックには墨汁の入ったコップと筆がかかっているので、
その筆で天燈に文字を書きます。









天燈の4面を描き終わると、天燈に火をつけてくれる火つけの係の人が
天燈を持って線路の上に連れて行ってくれます。
手を離すとランタンはフンワリとゆっくり舞い上がる。
空にはたくさんのランタンが舞い上がって遠く山の方へ飛んで行く・・・










天燈上げが終わるとローカル鉄道平渓線に乗り九份に向かう。
かつて日本統治時代には大変活気のある炭坑の町炭鉱として
栄えた十分ですが、現在は炭鉱は閉山されています。

しかし昔ながらの面影を残し、単線の平渓線も1992年に
観光路線として運行されるようになりました。
ローカルな鉄道の旅が楽しめる。九份への降車駅瑞芳までの間に
ジャングルのような林を抜けたり、川を超えたりします。











瑞芳駅からはバスで九份に向かう・・・

鉱の採掘で栄えた九份は起伏の多い山間部に位置しており、
その起伏に沿って作られた階段や狭い路地などが多数存在します。
歴史を感じさせる古い家屋が立ち並び、まるでタイムスリップ
したかのような気分を味わうことができる。





昼間は遠くに望む山と海、夜は街灯に照らされた輝く山の集落と、
昼夜で異なる表情を見せてくれる九份。
晴天なら遠くまでの風景や夜景、雨天なら霧に包まれた幻想的な街の
風景を楽しむことができます。




手の階段を少し登ったところには九份の名店「阿柑姨芋圓」が、
右手の階段を降りて行くと茶芸館が立ち並ぶ有名な
写真スポットがあります。

ここでのオススメ写真スポットは、茶芸館「海悦楼茶坊」から撮る
「阿妹茶酒館坊」。
九份は映画『千と千尋の神隠し』のモデルではないとのことですが、
映画の世界観が好きな方なら九份の雰囲気も楽しむ事ができますよ!






コメント
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