【第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 決勝】
4年前のプレミアカップ優勝の時はJFATVの動画を引用して書いたのを思い出して、今回も書いておこうと思う。しかし動画は上のスカサカのハイライトしかなく、スカパーオンデマンドの配信も8月31日までのようだ。スカパーオンデマンドの見逃し配信を見て、サンフレのシュートシーンを中心に書いてみたい。
サンフレのメンバー
FW 10リョウ、18タイキ
MF 13カズキ、8トーヤ、9ケント、7タイガ
DF 6ひろと、2カトリ、5じゅんいちろう、4リュウヤ
GK 21ソウシ
SUB) 1ハヤセ、11ジュンヤ、12キョウヘイ、3ハル、19こっしー、22ユウタ、23ケイタ、17まっちゃん、30リョウガ
応援)14シュウト、16アイル、31アオイ、47カズマ
試合経過(40分ハーフ。サンフレのシュート中心に記述、交代もサンフレのみ)
前半
立ち上がりはセレッソのポゼション
12分 スルーパス通され速いクロスにじゅんいちろうが足を出して当てたボールがソウシの正面で事なきを得る
16分 左ひろとから良いクロスが入ったがファーのタイガのわずかに上
19分 ケントが持ち上がって中央リョウが右にはたいてタイキのシュートは右に外れる。ファーストシュートが決定機だった。
30分 中盤に落ちたタイキからリョウに入って再び右に出してタイガのシュートはGKキャッチ
32分 カズキが相手DFからの縦パスをカット、左のリョウに出してリョウが左足グラウンダー相手DFのまたを抜いて決めた。セレッソ0-1サンフレ
39分 ケントのスルーパスからタイガの折り返しをカズキのシュートはDFがブロック
後半
8分 右タイガの折り返しを中央で受けたケントからリョウに浮き球パス、右足シュートはDFにブロックされてもう一度リョウ左足で打ったがやはりDFに当たってゴールラインを割った。
11分 右からリョウがカットインしながら左足シュートはDFに当たって浮き球となりGKキャッチ。
12分 8トーヤ→23ケイタ
12分 ゴール前こぼれたボールの落ち際ケントが狙ったが空振り、サンフレの控えメンバーが一斉に頭を抱えたと実況氏。ケントの見せ場だった。
14分 ケントの左CK、ニアで相手のヘッドが下にこぼれたところをカトリが粘って中央にパス、リョウのファーストタッチが絶妙で左足で決めた。セレッソ0-2サンフレ
22分 4リュウヤ→3ハル
29分 7タイガ→12キョウヘイ
31分 タイキのミドルはDFに当たってGKキャッチ
32分 18タイキ→17まっちゃん
34分 ハルの突破を相手がファールで止めてイエロー、速かったと解説の水沼氏。FKはケントが低い弾道で狙ったが右に外れた。
37分 23ケイタ→30リョウガ
40分 9番下川君に強烈な右足シュート決められ、セレッソ1-2サンフレ
40+2分 下川君のポストから右につながれ17番高橋君のゴール、セレッソ2-2サンフレ
40+4分 左から中央に持ち込んだリョウのシュートはブロックされたがその後の流れで右からまっちゃんのクロスが相手に当たってCKとなった。
40+5分 ベンチの指示でGK前に立つポジションをまっちゃんに変更。ひろとの右CKは相手がヘッドでクリア、これをペナルティアークの外でカズキが直接頭で放り込んだ浮き球が相手背負ったまっちゃんの足元に理想的におさまって右足シュートが右上に決まった。セレッソ2-3サンフレ
40+6分 試合終了、セレッソ2-3サンフレ
攻撃力の高いセレッソに対して守備は本当に良く頑張っていた。しかし後半AT追いつかれて、普通はああいう流れだと取り返すのは難しいのだけど、そのあと劇的な決勝点、みんな春の全国とは見違えるようだった。リョウのMVPは文句のないところだけど、ソウシやカトリを中心とした守備陣にも拍手を贈りたい。私がこのゲームだけのMVPを選ぶならば2アシストに加えて守備にも貢献したカズキだろうか。じゅんいちろうやリュウヤも目立ってたね。8試合戦い抜いての見事な初優勝だった。
応援のことも書いておきたい。6月30日の中国地区予選のローザス戦をびんご陸上競技場で応援したとき、後半アイルがタイコを叩いた。アイルはピッチでも声は素晴らしいのだけど、タイコは初めてみたいでサンフレコールのタイコが3つだったり最初はアレだった。しかし今日のタイコはこちらも見違えるようだった。思えば予選のタイコはこの全国の決勝への伏線だったのかと思うと感慨深く、その時一緒に応援できたのは私のサポーター人生の中でも素敵な思い出となった。ケガのシュウトもサポートお疲れ様だったね。
インタビューでカトリもまっちゃんも高円宮杯に言及していた。冬までに関東も関西もぐーんとチーム力を上げてくる。簡単ではないチャレンジだけど、ここからまた頑張ってほしいね。