カフェロゴ Café de Logos

カフェロゴは文系、理系を問わず、言葉で語れるものなら何でも気楽にお喋りできる言論カフェ活動です。

ノーマ・フィールドさんとお喋りをする会

2025-02-15 | 政治系


《 開催日時 》 2025年3月2日(日)16:00~18:00 
《会 場》 ペントノート(文化堂)3階セミナールーム(福島市上町2-2)
《参加申込》 参加ご希望の方はこのカフェロゴのブログかFacebookページに「参加予定」を押したうえでメッセージを下さい。
《カフェ・マスター》渡部 純


このたびノーマ・フィールドさん(シカゴ大学名誉教授)が来福されることを機に、トランプ大統領就任後のアメリカや〈3.11〉から14年を目前にした福島の現状などをめぐってお喋りする会を企画しました。
ノーマさんは日本文学研究に限らず、米国人の父と日本人の母をもつ独自の視点から書かれた『へんな子じゃないもん』や『祖母のくに』をはじめ、昭和天皇の死去をめぐる当時の日本体験を綴ったルポルタージュ『天皇の逝く国で』を著したことで著名です。
また、平和問題をはじめ原発事故後の福島にも深い関心をもたれ、鋭い発言をされてきました。
今回の来福を機に、アメリカ/福島の現状を参加者の皆さんとお茶を飲みながらお喋りできる場を設けます。
お気軽にご参加ください。

【ノーマ・フィールドさんのプロフィール】
1947年東京に生れる。
1983年プリンストン大学にて博士号取得。
《著書》
『源氏物語、〈あこがれ〉の輝き』(1987、みすず書房2009)
『天皇の逝く国で』(1991、みすず書房1994、増補版《始まりの本》2011)
『へんな子じゃないもん』(1997、みすず書房2006)
『祖母のくに』(みすず書房2000)
『教養の再生のために——危機の時代の想像力』(共著、影書房2005)
『平和の種をはこぶ風になれ——ノーマ・フィールドさんとシカゴで話す』(共著、梨の木舎2007)
『小林多喜二——21世紀にどう読むか』(岩波新書2009)
『ノーマ・フィールドは語る——戦後・文学・希望』(岩波ブックレット2010)。
訳書 夏目漱石『それから』(1974)。

『家族実験』出版記念・読書会

2025-02-01 | 家族系


《 開催日時 》 2025年3月9日(日)15:00~17:00 
《会 場》 如春荘(福島市森合台13-9)
《課題図書》『家族実験 あなたは誰と、どのように生きていくのか』 (多世代文化工房、定価 1,800円+税)
《ゲスト》佐藤和夫さん他編著者が参加される予定です
《参加費》 無料 ※課題図書『家族実験』出版は各自でご購入下さい。
     書店販売は2月17日頃を予定しています。
     はなみずき書店bookカフェコトウ西澤書店大町店で販売いただきます。 
《カフェ・マスター》渡部 純


このたび、はるか書房より『家族実験 あなたは誰と、どのように生きていくのか』 (多世代文化工房、石塚芳幸・川上和宏・佐藤和夫編集、定価 1,800円+税)が出版されます。
渡部も一部執筆に携わりました。
この本をめぐって「家族」の大問題を語り合いましょう。
以下、書籍内容の紹介です。
発売予定日は2025年2月17日です。
関心のあるところだけでもご一読いただいて、様々な家族に対する思いや異論・反論をぶちまけましょう。
【書籍紹介】
「結婚するか/しないか」「家族をもつか/もたないか」「子どもが欲しいか/欲しくないか」――。いずれの選択であっても、自らと向き合わざるをえない瞬間がある。「結婚とは、家族とは、こうあるべき」という圧力や「世間の常識」が今も根強く存在するなかで、大胆かつユニークなライフスタイルを実践する人びと。そのリアルな体験や葛藤に耳を傾けながら、「婚」や家族、パートナーシップのあり方に新しい光を当てた、渾身の一冊。30代から70代までの様々な分野で活躍する10余名が集まり、多角的な視点に基づく共同の研究と議論のなかで創りあげた、刮目すべき労作。
【目次】
第1章 常識にとらわれない「家族」を選んだ人びと:1.世間体のために結婚しました、2.元夫はいちばん心地よい同居人、3.私の人生に、夫はいらなかった! 他。
第2章 人はなぜ「婚」にこだわるのか:1.関係を大切にしたいから法律婚、それとも事実婚?、2.「偽装結婚」をめぐる夫婦の対話 他。
第3章 子どもの登場という衝撃:1.私は子どもが欲しいのかどうかわからない、2.「対等なパートナーシップ」という絵空事 他。
第4章 性差をめぐる内なる声を聴く:1.他者を身ごもるということ、2.性と家族をめぐる男の「もうひとつの声」 他。
第5章 家族だからケアするのは当たりまえ!?:1.特別なケアを必要とする家族関係、2.ケアの持つ豊かさと可能性を見つめて 他。
第6章 家族はかけがえのない関係なのか:1.かけがえのない家族というジレンマ、2.「家族はかけがえがない」というのは本当か 他。
【著者プロフィール】
多世代文化工房
元大学教員、中学・高校教員、市民活動家、カフェ経営者、図書館司書など、30代から70代までの10名余の男女が集まり、さまざまな社会的問題について理論的・実践的に研究・議論を重ね、鋭い問題提起を行っている共同研究グループ。前著は『わがままに生きる哲学――ソクラテスたちの人生相談
多世代文化工房の中心メンバー。高校教師、カフェ経営兼市民活動家、元大学教員の3名で編集を担当。