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Retro-gaming and so on

蜘蛛ですが、なにか?

2021年、深夜アニメ2本目。「蜘蛛ですが、なにか?」

原作は例によって「小説家になろう」掲載の小説。未完なんだか完結済みなんだかは知らん。・・・いや、途中まで読んでたんだけど、読み終わってないのだ。途中で飽きちまった。この辺に関しては後述する。
もし、興味がある人がいるなら、原作小説よりこれも漫画版を推す。なろう版読むよかストレス無く読めるだろう。これも実は、結果マンガ向きの題材なんじゃないか。

まあ、原作を途中で読むの止めてしまった為、ある意味期待のアニメであった・・・読まなくていいから(笑)。
ところが今日、番宣CM見てるウチに、期待は裏切られる事が確定する。・・・・・・角川かよorz
あ”〜〜〜〜〜ッ!!!!! 知らんかった!角川なら、昨今の角川ならほぼ期待を100%裏切る事は間違いなしだ。元々低かったテンションがますます低くなる。当社比50%減だ。ダメだ。ダメアニメになるこたぁ間違いない。
アニメが始まる・・・主題歌が例によって酷い。こんなんだったら無くて良い。
っつーか往年の角川とか、ハルキがいた頃、とか角川映画の音楽とか神がかってたんだけどなぁ。もういまや全然ダメ。そして主題歌がダメなアニメって内容がまずダメなんだよ。なぜかと言うと、音楽って予算取れないから、なの。制作費の余りなのね、基本的に。
要するに、制作費がそれなりに金ある場合、余波として音楽にも金流れてきて、結果音楽が良くなる。逆に制作費がカツカツとか(笑)、そういう場合って音楽へ流れてくる金が確実に厳しくなるんで、当然音楽はダメになるんですよ。だから大体音楽聴けばそのアニメが良くなるか悪くなるか分かるわけ。
キルラキルなんて主題歌の他、「事実上主題歌」の挿入歌とかリキ入って作ってたでしょ?ってこたぁ、監督のこだわりももちろんあるんだろうけど、予算がそれなりに潤沢だった、って証拠なんだよ。
こーのヘナチョコな主題歌な以上、蜘蛛はかなりの確率でクソアニメ決定だと思う。98%くらいそうだなぁ。早々と見切りつけた方が良さそうだ。

ちなみに、なろうの原作読み続けるのが何故にツラいのか。それはこの小説が原則モノローグで、しかも主人公しか出てこない・・・うん、誤解を畏れずに言うと出てこないから、なんです。もちろん敵は出てくるけど、「交流相手がいない」それが原則なんです。
まあ、途中で読むの止めちまったんで、最後までそうなのかは知らねぇけどよ。いずれにせよ「会話相手が皆無」だった。読んだ範囲では。
そして、主人公が女子高生な必然性が全然分かんないんだな。陰キャで引きこもり気味な女子高生が主人公な必然性・・・いやよ、キャラの性格付けとか考えてみてもどっちかっつーと物凄い中性的なのね。無個性っつーか。
っつー事は、例えば作者が女性だから、とか、知らんけどそっちの方が単に「書きやすかったから」そうなっただけなんじゃねーの、って言う必然性が無いキャラクタになってるわけだ。だって陰キャで引きこもりでモノローグが中性っぽい、んだったら主人公は男でもいいわけじゃない?要するに、良くある「乙女ゲーの悪役令嬢」程キャラが立ってるわけじゃあないのね。蜘蛛だけど。
さて、そういう主人公のモノローグを延々と読み続けなければならないとする・・・これってツラいんだよ。漫画版だとあんま気にならないんだけど、小説ならクる。だから疲れて読むの止めちまったんだよな。全く感情移入出来ないし。下手すればサバイバルの為に延々と殺伐としてたりすんだよねぇ。想像すると気持ち悪くなるでしょ?



さて、そういう作品のアニメ化だ。当然その殆どのシーンで蜘蛛独演会ですよ。どういう事か分かる?そう、事実上一人芝居なんだよな。アニメのクオリティ的にも声優の能力的にも、フツーに考えるとかなりキツイ企画なんですよ。姫川亜弓で言う「ジュリエット」、北島マヤで言う「女海賊ビアンカ」と「通り雨」だぜ?持つのか?そんな企画。フツーに考えればムリゲーだろ、って思う。
・・・・ぶっちゃけ、これも、漫画版一人勝ちな企画な気がするなぁ。

っつーわけで、深夜アニメ2本目もあまり期待出来ない2021年初頭。

そしてED曲もやっぱクソだったorz
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