Wikipediaより:
これまでの家庭用ゲーム機用倉庫番は、SG-1000/SC-3000版以外はあくまでサブ媒体用ゲーム、と言う趣だった。
今じゃ信じられないけど、携帯用ゲーム機はゲーミングの主流じゃなかったし、ファミコンのディスクシステムは市場に溢れたファミコン全機をカバーしたわけではない。要するに商売としては失敗した、って事だな(笑)。いずれにせよ、「据え置き機」対象版はセガのマシンでしか遊べなかったのだ。
と言うわけで、ってワケでもないが、1990年に久々に据え置き機用としてリリースされた倉庫番は、またもやセガ用のゲームだ。そして今度はメガドライブ用ゲームだ。しかし、今回は、セガ自らによる移植ではなく、メサイヤブランドによる移植だ。
グラフィックのクオリティは当然、SG-1000/SC-3000版を上回る。面数もそれまでの家庭用バージョンより大幅に上回る250面を誇る。ただし、これより先に出た、パソコン版「倉庫番パーフェクト」の全306面には敵わない。従って、「史上最大」ってワケではない。
しかし、いずれにせよ、これはかなり遊びやすいバージョンだ。テレビにつなげてもSG-1000/SC-3000版のグラフィックみたいにショボくないし、ゲームボーイの画面の「小ささ」にイライラする事もないだろう。