昨日、東日本大震災のまとめ新聞を読んで、「10メートルの津波ってどのくらいだと思う?」とメジャーを出してお話したり、避難の仕方を話した後…
3月11日14時46分。
子供と一緒に黙祷をした後、
大地震が来たという想定で
4時間の訓練を行いました。
「大きな地震が来た!」
という想定で、まずは、テーブルの下に避難。
(暖房テレビ電気は災害で止まった想定で消し、水道も使わないルール)
揺れがおさまってから、
安全を確認し、
明るいうちに、ライトやカセットコンロ、防寒具、食料、水、紙皿、紙コップ、箸など準備。
冷えてきたのでフリースを着て毛布を膝に。
薄暗くなってから、早めの夕飯。カセットコンロでお湯を沸かし、ポットに。
即席リゾットを作り、
冷蔵庫にあったベーコンをフライパンで焼きました。
(10年前私が実際に体験した、電気が止まった冷凍庫の冷凍食品を暗い中、フライパンで焼いて食べた話をしながら…)
「紙皿は可愛いけど、熱々のお料理をのせると柔らかくなっちゃうから耐熱用のお皿も欲しいね」など反省点も話しながら。
お風呂の残り湯をバケツに入れ、勢いよく便器に入れれば電気が止まってもトイレを流すことができるので、それも何度か実践。(大地震でひび割れている際は使用中止)
携帯トイレを初使用。便座にビニール袋をセットし使用後粉をかけると「固まった!」
真っ暗になってからは、
夏に使わなかった花火で
追悼の花火をしました。
「お空に灯りが届くかなあ」
およそ4時間訓練した後、(私が震災で体験したのと同じように2日後急に電気がついた想定で)19時点灯!
たった4時間でしたが、
光が眩しく暖房が暖かかったです。
その後、お風呂に入りましたが、「震災後ママがお風呂につかることができたのは1ヶ月後でそれまではIHコンロで何回もお湯を沸かして頭を洗ったり身体を拭いたりしたんだよ」とお話をしました。
実際には大きな揺れもなく何も割れていないお部屋での訓練でしたが、防災ラジオを手回しで聞いたり、避難場所を確認したり、貴重な4時間でした。この経験がもうないほうがもちろん良いですが、大地震以外にも豪雨災害などに備えるためにも勉強になりました。
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