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敦煌2016初夏

2016年06月29日 17時08分20秒 | 中国

こんにちは、本田です。

先週は添乗で中国シルクロードの雄・敦煌へ行ってました。

昨年も同じ時季に行きましたので、2年連続ですね。

 

莫高窟のバーチャルセンターの運営もだいぶ慣れてきたようで円滑に見学可能になってます。

この施設や現在の観光形態は増え続ける観光客の入場者数を制限する目的もあったわけですが、

昨年はダフ屋が横行した為、現在は入口でチケットとパスポートの照合が行われています。

 

さて、敦煌といえば莫高窟が有名ですが、自然派の方はやはり「鳴沙山」ですね。

敦煌郊外にある巨大な砂の山です。東西40キロ、南北20キロの広大なものです。

その砂の山の中には「月牙泉」という泉が沸いています。

美しい。。。

映画「敦煌」のラストシーンはここで撮影されたんでしょうね。

 

敦煌には他にもたくさん見所があります。

 

前漢時代(約二千年前)の関所跡 「玉門関」

 

現在玉門関への道路は大規模な修繕工事を行っており、通常市内から1時間半で行けるところが、

2時間半ほどかかります。8月頃完成すると言われていますが、現場を見ると終わりそうにない予感。

時間には余裕をもっていきましょう!

 

また、幾度となく玉門関を訪れている私ですが、今回驚いたことがあり、この時季、6~7月頃は玉門関

周辺は大量に蚊が発生しています。約30分間ほどの滞在ですが、私は十数カ所刺されました。

蚊に刺されやすい方はご注意くださいね。

 

玉門関と並び有名な漢代の関所「陽関」、今は狼煙台しか残っていませんが周辺の雰囲気も合わせてシルク

ロードらしさ満点の場所です。

ここへ行ったら唐代の詩人・王維が詠んだこの漢詩を思い出しましょう!

渭城の朝雨、軽塵を潤す

客舎青々、柳色新らたなり

君に勧む、さらに尽くせ一杯の酒

西の方、陽関を出れば故人無からん

 

昔のシルクロードの旅人は都・長安を出発し、どんな思いでこの陽関まで辿り着き、そしてここから

西へ向かったのでしょうか。

 

現代の私達は飛行機で簡単に行けますけど...。

 

昼間は暑いですが湿度低く、また朝晩は15度前後まで気温が下がりますので熱帯夜なんてありません。

 

日が落ちて涼しくなってから屋台へ繰り出し、シシカバブと冷たいビールなんていう楽しみもアリです!

 

最近、中国国内の観光客の間では、鳴沙山でキャンプをするツアーも流行しているそうですよ。

バーベキューをしたり、星空、月夜を楽しんだり。

 

さあ、シルクロードへ、敦煌へ行きましょう!

 

それでは、また!

 

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