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虹パパの日記

40代介護福祉士です。日本を良い雰囲気にしたいです。

【介護速度】「仕事が早い」と同僚スタッフには喜ばれますよねぇ〜

2020-02-14 10:18:29 | 介護
すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】
という面白い視点で介護について書かれているブログに出逢いました。

このブログの
【介護速度を控える方法】「速い」でなく「早い」を意識しよう!

介護ってどうしてもペースが速くなりがちなんですよね。
そして、「(仕事が)速い」ことが評価されてしまうこともあるんです。
もちろん雑務的なところは速くでもいいし、速い方がよいと思います。
問題は「介護」の部分です。
更衣介助、排せつ介助、入浴介助・・・。
すべてが速くなりがちです。
そこには、今の人員体制では介護業務が回せない…という背景があります。
限られた時間と限られた人で介護をしていくうえで、突発的なことも多々起きてしまうものです。
尿失禁で衣類まで尿汚染・・・。
服を着てもらったら裏表反対であることに気が付いた・・・。
お風呂に入ってもらったら思った以上の長湯・・・。
次の介護の時間がなくなってしまうんですよね。
こうなってくると、介護が速くなるのも仕方ないように思えます。
そして、新人職員はテキパキと素早く介護している先輩職員を見て憧れてしまったりしてしまいます。

という記事を読んで
フムフム、なるほどぉ〜、そうだよねぇ〜

業務に追われる介護という仕事の中で、利用者さんのペースを守って介護をしている介護士さんが知っていることは3つです。
  1. 優先順位を知っている
  2. 利用者のできることを知っている
  3. 介護を速くすることで起こるリスクを知っている
これだけです。
これだけと言ってもこれが実に難しい!!
知っていても実践するのが難しい!!!
とはいえ、知ることで変えられることがあるかもしれないのでまずは知っておきましょう!

わかっちゃいるけど〜
難しいんだよねぇ〜やる前からできない理由を考え始める、わたしの悪い癖がぁ〜

まぁ、でも

・とにかくできる範囲でやってみよう

ってことで、昨日早速

・速くないおむつ交換「実践」してみましたぁ〜

いつもは

それ〜〜
バッ!べリッ!シュ!ぐるん、拭き拭き、塗り塗り、スッスッ、ぐるん・・・・・・・・・・・

ってな感じで、「〇〇さんゴメンなさいね〜」って言いながらおむつ交換していることが多いです。

昨日は
本当にゆったりと〜丁寧に〜おむつ交換やってみました。
いつもは6人のおむつ交換を30分くらいでやっていましたが、
昨日は40分

10分を「少ない」と感じるか、「多い」と感じるか、人それぞれだと思いますが

優先順位を考えて、雑務を後回しにして

余裕で定時には上がれました。

そしてなんといっても

気分が良かったです。

これが、機械浴の介助などで数人で回さなければならない場合

・ひとりで、ゆったりと〜丁寧に〜なんてやっていたらどつかれちゃうでしょうね〜

とはいえ

【速度を控えた介護】

ところどころ取り入れることはできそうです。

恥ずかしくない仕事をしていきたいです。

すべての道は介護に通ずの著者
yo-princeさん、ありがとうございます。

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経験値獲得、介護士Lv.1→Lv.2レベルUP。

2020-01-16 17:53:06 | 介護
介護職となり、初任者研修、実務者研修を修了。
実務経験を3年、昨年ようやく介護福祉士の資格を取得しました。
現在介護職5年目。まだまだ経験不足を感じています。

最近初めて夜勤中の「お看取り」を経験しました。
呼吸が止まっていることを確認するほんの1時間前には普通にオムツ交換をしたのですが、その1時間後の巡視でナントナクおかしいなぁ、と感じて呼吸を確認すると、呼吸が止まっていました。
突然で驚いたのですが、わりと落ち着いて看護師にオンコールし、駆けつけて頂きました。
自分のナントナクの感覚って凄いな、と。なんかおかしい、という感じは言葉では表せないけれど、わかるんですね。
1人夜勤中にお看取りの対応が出来たことは、亡くなった利用者さんには失礼かもしれませんが、経験値5000位の価値がありました。
この利用者さんのお看取りが出来たことも、やはりご縁があったのだろうと思います。
ご家族も突然で驚いていましたが、後日「ここの施設でお世話になって良かった」と言っていただけました。

そして、更に最近の夜勤では、起床介助をしてなんか様子がオカシイなぁ、と感じた利用者さんのバイタル測定をしました。
すると、血中酸素飽和濃度(動脈中のヘモグロビンの何%が酸素を運んでいるか。)が80%前後にしかならない。
正常値は96%以上。95%未満は呼吸不全の疑いがあるため、やはりすぐに看護師にオンコールをしました。
結果、すぐに酸素ボンベで酸素吸入を開始し、日中受診、肺炎のため緊急入院となりました。

この日も、わりと冷静に判断ができたことは経験値1000位の価値がありました。

ここで学んだことは、
・焦りそうなときこそ深呼吸。スーーーーーハーーーーースーーーーーーーハーーーーーーーーーーー
・事前の想定はしておくこと。

これが慌てずに冷静な判断ができた理由だと思います。

祝!介護士Lv.2にレベルUPしました。完全なる自己認定です〜

これからも経験値を積んで魔王が倒せるくらいのレベルまで Lvを上げていきたいと思います。

ただドラクエと違うところは、この介護士Lvはレベルが下がることもあるということ。

そこは心して精進していきたいと思います。








東洋経済より【手取り15万円を超えられない47歳男性の深い闇】←それなら、是非!介護職を目指してみたらどうでしょうか。

2020-01-11 06:49:00 | 介護
東洋経済オンライン2020.1.10
「僕らは「貧困強制社会」を生きている」



非正規労働者の「非」も、就職氷河期の「氷」も。これらの字を目にするだけで苦痛だと、ケンタさん(仮名、47歳)は言う。ただただ怒りや悲しみ、虚しさが募るのだと。


30歳を過ぎてからは、非正規雇用の仕事を転々としてきた。「努力も、自己研鑽もしました。でも、ここなら働き続けられると思ったら、雇い止め――。これの繰り返しです。(手取りで)15万円の壁が超えられない。自己肯定感なんてゼロです。自己責任というなら、お願いですから、誰か20万円稼げる方法を教えてくださいよ」。

                        以上、一部抜粋


介護職、首都圏で施設勤務ならば手取り20万円稼げると思います。
夜勤手当を入れてですが。。。

私も介護業界に転職を、と考えたときに収入面が一番心配だったので色々と調べました。

結局転職エージェントを利用して今の職場を選んだのですが、年収400万円以上を提示してくれた施設もありました。

介護職も、未経験・無資格よりは、国家資格である介護福祉士を持っていたほうが就職には断然有利だし、大体1~2万円の資格手当がもらえるので、資格は大事だと思います。

しかし、いきなり国家資格を受験することは出来ません。
この47歳男性であれば、初任者研修→実務者研修→介護福祉士という流れで資格取得となります。
未経験の人が介護福祉士を取るためには、3年の実務経験が必要です。

どこの業界でもブラックと呼ばれてしまう職場はあると思いますが、介護業界は特に人材を獲得したいため、ブラックという言葉には敏感になっていると思うので、ちゃんと施設選びをすればホワイトな職場は見つかるはずです。

ただ、この47歳男性の取材記事を読ませていただくと、どこの職場でも自分でブラックにしてしまう可能性があるのかもなぁ~エラソウニ、ゴメンナサイ

ちゃんとした施設を選べば、初任者研修・実務者研修は施設もちで取得させてもらえます。私の今の施設もそうです。
さらに、国家資格に向けての勉強もサポートしてくれる施設もあるし、資格取得するとお祝金がもらえるような施設もあります。
とにかく、ちゃんと施設選びをすればかなり手厚く資格取得をサポートしてくれます。それだけ、人材獲得・人材の定着に介護業界は一生懸命です。

介護職はなかなかお給料が上がらない、という面は確かにあるともいますが、それも自分のやる気次第だと思います。
どんどん上のポストを目指して頑張って働けば、それなりに収入アップも見込めます。ただ、労働の大変さと収入が見合っているか?はまだ私は経験していないのでわかりませんが。。。

私は今の施設ではペーペーの平社員です。
残業もほとんどなく、こうやってブログを楽しむ時間も確保できるくらい時間はあります。
私の場合は、今のところ「家庭>仕事」という選択をして転職をしたので、収入は少ないですが、手取り20万円は超えているし、転職をしてよかったと思っています。

だから、この47歳男性にも
「手取り15万円の壁を超えられない」
というのならば、

「介護職目指してみたらどうですか?」

と言いたい。

そして、東洋経済さんにも、介護職プッシュをしてもらいたいなぁ。

以下、一部抜粋

ケンタさんは、今はビル清掃の仕事をしている。実は毎月の収入は20万円ほどだという。しかし、契約形態は雇用ではなく、業務委託。最近、増えつつある“名ばかり事業主”である。究極の不安定労働でもあり、いつクビになるかわかったものではない。
昨年のラグビーW杯の日本チームによる快進撃も、年末年始のバラエティ番組も、今年の東京オリンピックも、ケンタさんは、明るい話題は見るのも、聞くのも嫌だという。
「ただただ社会への恨みが募るだけです」

                        抜粋終わり

ケンタさん、よかったら介護職目指してみませんか?
ケンタさんのように、いままで大変な経験をしていれば、介護職は世間のイメージほどの重労働ではないと思います。命を預かっているという重責はありますが。。。
ちゃんとした施設を選べばきっと定年まで安定して働けます。
社会への恨みを募らせて犯罪にはしらないことを願います。


本日、入浴介助にて初心を思い出した。

2020-01-06 19:07:00 | 介護
「さっぱりしたわー」
「すごくいいお湯でした、ありがとうございました」
「あ〜〜気持ちがいい」

やっぱり嬉しいです、こう言ってもらえること。

わたしが介護職に転職を決めた理由のひとつに

介護の理念:自立(自律)支援・尊厳の保持

を現場で実践できたらなんと素晴らしい職業なんだろう!

という想いを抱いたこと、があります。

自立(自律)支援は、出来ることは自分でやってもらう。意思決定も自分で行えるように支援する。そうすることで、お年寄りの残された能力を維持出来る。
逆に何でもやってあげてしまうと、どんどん出来なくなることが増えて老化も進む。
わたしたちの介護の仕方で、お年寄りの残りの人生の質が大きく違ってくる。

尊厳の保持は、老人ホームが「収容の場」と呼ばれていた頃の介護が人間としての尊厳が守られていなかった、という反省から生まれた理念だと思います。
老化ホームが「収容の場」から「生活の場」へという転換がされたのが確か1970年代。
お年寄りが最後まで人としての尊厳を感じながら生活が出来るように介護する。

理念の実践はどんな業界でも大変なことだと思います。
介護の世界はとくに人手が足りず、余裕がない中でこの理念を実践することは容易ではないだろう、と覚悟を決めて転職をしました。

しかし、5年目のいま、日々の業務が大きな事故もなく、無難に済んだらいいなぁ、と初心を忘れかけていました。

でも、今日利用者さんとお話ししながら入浴のお手伝いをしてこの記事の最初の言葉をいただいたら、初心を思い出しました。

*自立(自律)支援
*尊厳の保持
そして、
*安心感を与える介護士

という最初の志を胸に抱いて、また明日から頑張ります。

どっちを向いて仕事をしているのだろう?

2019-12-29 17:38:00 | 介護
利用者さんとスタッフとどちらの方を向いて仕事をしているのだろう?

*他のスタッフが少しでも楽になるように、業務をなるべく早く済ませて仕事を後に残さない。

*あくまでも利用者優先で利用者さんの話相手になったり、丁寧にケアをする。

バランスでしょうね。

スタッフの方ばかりみて、業務を残しちゃいけない!っていう思いが強いと焦って利用者さんに対して(ちょっと言い方が良くないですが)雑な扱いになってしまう。

かといって、利用者優先といってもほどほどにしないと、業務が進まずあとのスタッフに迷惑がかかってしまう。

どの辺でバランス取ればいいんだろう?
と、迷いながら日々仕事をしています。

あくまでも、利用者さんや他のスタッフの【楽】のために働いて、なるべく自分が楽したいという思いはなくしていきたいです。

まだまだ自分が楽したいという思いが強い。。。

反省。