の続き。
・飛び込み営業職1年
・整体15年
・介護職5年
・生活相談員1年
15年勤めた整体の仕事だが、なんとなく後ろめたさを感じていた。
先が見えなかった。
当時とてもお世話になっていた社長が「デイサービス立ち上げてみないか」と言ってくれた。
そこで初めて介護の世界を勉強し始めて、
・介護職員初任者研修
というものを受講した。
そこに光を見た。
介護の理念
「尊厳の保持」
「自立(自律)支援」
とても厳しい世界と聞いているが、この「理念」を忘れずに介護の仕事をできたらどんなに素晴らしいことなんだ!と思った。
母が父の両親の介護で苦労したことは知っていた。
この先の未来、介護の仕事がなくなることはないだろう、と思った。
子供2人の父親として、今よりも収入が下がることが1番引っかかったが、
実務経験3年を経て、
介護福祉士国家資格を取得すれば
確実に収入は上がること。
健康に十分気をつけて、生涯現役で働くつもりでいれば
なんとかやっていけるだろう、という覚悟を決めて「介護職」への転職を決意した。
初任者研修の時に
「自分がどんな介護士になりたいか?」
という質問を講師の方からされ、
その答えをテキストの裏表紙に書き込んだ。
私が書いたのは
・安心感を与える介護士
だった。今でもその気持ちは変わらない。できているかどうか?は別として・・・
最初に介護職として勤めたのは
・小規模多機能(通い・泊まり・訪問を24時間365日行いますよぉ〜、っていう使う側からしたら超便利。働く方は超大変。)
という施設だった。
オープン仕立ての施設だったので、利用者さんは少なく、スロースタートで駆け出しの介護職の私にとってはとても恵まれた環境だった。
1人の利用者さんに対して、5〜6人の職員が一緒にレクリエーションをできるような超ゆったりとした現場からのスタートだった。
続く。
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