商品先物取引営業職
実際に飛び込み営業をしたのは
たった半年。
辛くて
先が見えなくて
「辞める」と上司に言ったら、
「虹パパ、カンボジアに行くぞ!」??
ってなり、上司と2人で年越しカンボジア旅行へ。
異国の地カンボジアで上司は謎のロシア人美女・ヴィクトリアとラブラブになり、私は異国の地カンボジアで一人ぼっちに。カンボジア一人旅を覚悟し、アンコールワットのあるシェムリアップへ、プノンペンから船に乗って移動。シェムリアップ観光を1日楽しんだ後、ちょっと豪華なレストランで夕食を食べていたら「おぉー虹パパ!こんなところで何してるんだ?」と上司がヴィクトリアと現れた。
「何してるんだ?」じゃないですよぉ〜
上司と奇跡的な再会。一人旅を覚悟したとはいえ、さすがに異国の地で一人ぼっちは不安だったのでホッとした。
ここからは上司とヴィクトリア、私の3人旅。
最初で、きっと最後の異国の地での年越し。
年末年始休みは全てこのカンボジア旅行に使い、帰国後初出社。
会社を辞める意思は変わらず、上司も無理に止めることはなかった。
「鬼」と恐れられていた支店長も「辞める」意思を伝えたところで「鬼」になることはなかった。
池袋支店、同期4人、辞めるのは私が3人目だった。
寮を引き上げ、自宅へ引っ越し。
最後の日、池袋の寮から横浜の自宅までは上司(カンボジアへ行ったのとは別の)が車で送ってくれた。
上司は私の両親にも丁寧に挨拶をされて、池袋へと帰っていった。
辛かった飛び込み営業
人から嫌われることをできるだけ避けて生きてきた私にとってかなりの修行になった。
今はもうこの会社は無くなっていた。
一緒にカンボジアに行った上司のことも気になって調べてみたら、貿易会社の社長になっていた。
辞めずに会社に残っていた上司、先輩たちは猛者だった。
そして、みんな優しく温かかった。
会社が無くなっても、鍛え抜かれた営業力できっと皆さんどこかでいい仕事をしているんだろうなぁ、と思う。
超就職氷河期
と言われた年の就職活動で失敗し、私を拾ってくれた「商品先物取引」の会社。
父の猛反対にも関わらず就職したが、結局1年足らずで辞めて実家へ出戻り。
社会人1年目、だいぶ濃ゆ〜い1年だった。
ズタボロに叩きのめされ実家に帰ってきた。
さて、これからどうするか。
とりあえずゆっくり休んで考えよう。
そんなことが許される環境だったんだな、と改めて両親には感謝です。
つづく。。。
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