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解体現場で分かること

2010-04-13 23:43:36 | Weblog
 今日も昨日同様、解体をしました。昨日は6畳和室と縁を解体し、今日は玄関と6畳洋間を解体しました。築50年ぐらいですが、この時代に無垢がいい材料とされていたのか分かりませんがベニヤなど加工品が少ない。私はこんな家がいいと思いますが、気付いたことを順に上げていきます。床ですが、大引きは檜の直径12cmぐらいの丸太や使用済みの12cm角の柱でした。タルキは、今と同じもので間隔が今より1.5倍ぐらい大きい。床板は、サクラ系の外材でした。最近だとベニヤ板の上に仕上材と2重になっているのですが、昔はなっていません。壁は、ラスモルタルか土塗り壁の上にジュラク塗りでした。壁土を造るのに時間をかけたのか、竹下地から剥がすのに苦労しました。天井ですが、木づり下地の上にテックスが貼ってありました。一部の天井に吊り木を使わずに、角材を転ばしそれに緊結していました。今日も、環境の悪い場所での仕事でした。
 住育の勉強をしませんか。修繕費の積み立てをしましょう。住宅を維持していくには必ず修繕費が必要になります。屋根・床、あなたの家は大丈夫ですか。メンテナンスも必要ですよ。