明日はこの地区の祭りがあるので仕事は休みますが、施主が帰ってきていたので打ち合わせをしました。施主も祭りの準備があり、打ち合わせは午後ということでした。何度も打ち合わせをしているので、施主の思いは理解をしていると思っていました。といっても、今までの打ち合わせは解体前でした。古民家というか町屋風というのか、真壁でアンティーク風で丸太の梁なんかを見せるように改修する予定でした。しかし解体をすると、柱は背割りの向きが悪く丸みが残っているものでした。丸太は、2つ割にしたものでした。とても、見せられるものではないと思い始めていました。午後の打ち合わせで、そのことを伝えました。施主もいろいろと考えていたようで、私の意見とあまり変わらない様子であっさりと変更になりました。変更点は、すべて大壁にして隠すようになりました。大きく変わったのは、壁を塗らずクロス仕上になったことです。私としては、町屋風の仕事を一度してみたかったのですが、私の家ではないので施主の思いが重要です。クロス仕上にすることにより、問題点がほとんど解消しました。ここまで変更するとは、驚きです。