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解体現場より

2010-04-14 23:37:22 | Weblog
 昨日に続き今日も解体でした。寒かったのですが、寒さを感じることはあまりありませんでした。解体は重労働が多く、寒さよりも程よい暖かさがありました。築50年の家には、今までにも何度か改修工事をした後がありました。床は、畳だったところにシートを張ったり、床板の上に新たな床板が張っていました。壁は、土壁の上にシートが張っていたり、真壁の上に木づり大壁仕上になっていたりました。天井も、古い天井に新たな天井が張っていたりしました。このようにして、長く住むことはエコにつながります。面白い材料では、上框に檜の芯持ち材が使われていましたが、割れがありません。これは、かなり自然乾燥をさせたののでしょう、いい材料です。大壁になっていた部分ですが、間柱がボロボロになっていました。真壁なら発見できるのですが、大壁なので状態が分からなかったのでしょう。床板の上にシートを張っていた部分では、床板が黒くなっていました。腐る手前の状態です。今日も空気は悪かったです。明日からは、多少いい空気が吸えるでしょう。
 今日も住育の話です。日本には、700万もの空き家があるそうです。日本の家は、平均30年で壊されます。家は、100年、3代は使いたいものです。