今日は、柱の木取りをしました。この家の柱は97本、約物の柱が40本残りは一等材、1階を優先にきれいな柱で、2階はできる限りきれいに仕上げようと考えています。一等材は大きな節がごろごろしたいる柱であまり見た目にきれいではない柱です。最近はその節をわざと見せて作ることも多いようですが、あまり大きい節があると私はいいとは思いません。1階は数が足りるので簡単でしたが、2階は一等材が混ざるので結構考えました。約物の柱とは、1ムであれば4面のうち1面に節がないムジのことを表し、1面上は1面が節はあるけど小さい節ばかりのことで上小節と言います。全てが3面ムジであれば何も悩まないのですが、1ムや2上など混ざっているので図面を見て柱の番号を先に付けてしまうのです。現場では、基礎の立ち上がり部分のコンクリート打ちでした。何度か見に行きましたが、アンカーボルトも固定しているし、作業が細かくきっちりとしていました。最後にレベラーを流して、水平を出して終わりました。
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