サボテンの林から

メキシコのラパスでのこと、書いています。主に子供二人、猫、犬、うさぎのことです。

悲しい出来事

2016-07-13 05:00:18 | 日記
7月9日に母が3年半にわたるガンとの闘病の末、天国に逝きました。
年内ということだったので、元気なときにできるだけ会っておこうと思って、岐阜まで帰ったら、そのタイミングでした。

お母さんには、メキシコまで来てもらって、日本に一時帰国するときは、そのたびに用意してくれて、本当に心強い存在だった。日本での仕事を決めたのも、お母さんとの時間を少しでも作るためだったけど、鳥取と岐阜はやっぱり遠かった。年に4回ほどの帰省で、あまり大した親孝行もできず、後悔ばっかりのこってしまう。死ぬ直前まで、私がメキシコに帰ったあとの経済状況について心配していたみたいだし、心配をかけ続けてきたと反省します。

日本に帰国してからは、少ない時間だったかもしれないけれど、メキシコにいるのと比べたらいろいろ楽しい時間を過ごすことができたし、最後の瞬間にも立ち会えてよかったなぁ。抗がん剤の副作用で、なかなか外にも行けなかったけど、それでもお買い物をしたり、ごはんを一緒に食べたり、テレビを見たり、子供のころは仕事をしていた母とはできなかったゆっくりした時間を過ごすことができて、楽しかったよ。

これからは、残った家族で仲良く協力していくからね、天国から見守ってください。お母さんにプレゼントした靴は、気に入らなかったのか、もったいなくて履けなかったのかわからないけど、君代おばさんにプレゼントしました。お母さんの代わりにいろいろ旅行に出かけて楽しんでくれるといいね。