サボテンの林から

メキシコのラパスでのこと、書いています。主に子供二人、猫、犬、うさぎのことです。

誕生日ケーキ

2012-01-30 00:34:21 | 日記
今日は義姉さんのカリーナの誕生日でCarne Asadaでパーティーをした。なかなかグルメなCarne Asadaでお肉は、アラチェラ(日本の焼き肉でハラミ)とステーキ(Tボーンとニューヨーク)だった。義姉さん夫妻は、お肉にお金を使いすぎてケーキを買うお金が無くなってしまったらしい(9キロのお肉を1800ペソ=10,000円くらい購入したらしい。日本では9キロのお肉が1万円分なんて安い!と思うけど、こっちじゃ、普通に食べるお肉は1キロ500円くらいだからね。)。

誕生日プレゼントをなにも用意していなかったので、ケーキをプレゼントすることにした。誕生日パーティーにケーキがないのは、ちょっと寂しいしね。すごくシンプルなケーキを頼んだのだけれど、砂糖菓子のお花と誕生日おめでとうの言葉をケーキに書いてもらったら、すごく素敵な誕生日ケーキになった。誕生日ケーキは、かなり奇抜(悪趣味)なものが多いから、今日見たのは今までで一番に入るくらいのケーキだった。

メキシコのケーキは、日本のような軽いスポンジに生クリームが付いているものではなくて、どっしりとしたスポンジにバタークリームが塗ってあるものが多い。ま、最初は生クリームのケーキがなんでないのか不思議だったけど、パーティーで何時間も外にケーキを放置しておくから、暑さですぐに痛んじゃう生クリームよりバタークリームが、メキシコにはあっているのかもと、この頃思ってきた。

そして私の味覚もメキシコ人になりつつある・・・。今日はケーキがおいしくて、おかわりしてしまった。しかも、この前日本に帰った時、生クリームを食べると甘味が足りなく感じたこと。これは危ない危ない・・・。


オアシスと開発

2012-01-27 23:05:08 | 日記
今日はバハカリフォルニア半島にある「オアシス」の映像を見に行ってきました。 南バハカリフォルニアだけでも170か所あるらしい。南バハカリフォルニアは、メキシコないで最も人口密度が低い州。こういうオアシスは、ほとんどが都市から離れたところにあって、かなり文明とは遠い世界。 今日見た映像では、自然が美しくて、魅力がいっぱいなんだけど、テレビも電話も医療も教育も充実していないオアシスからは若者がどんどん減って高齢化がすすんでいることが、住民のインタビューを通して訴えられていた。だた、こんな辺鄙なところじゃ、政府がプロジェクトをやってもモニタリングなんてろくにできないし、最近じゃろくな支援もないらしい。 ま、問題はほかにもあって、リタイアしたアメリカ人が大規模なリゾート開発をしてしまうこと。アメリカ人のリゾート開発の問題点は、現地のメキシコ人のアクセスを完全に制限してしまうことなんじゃないかと思う。まさに、コモンズの悲劇なわけだ。メキシコ人よりアメリカ人の方が多いといわれるトドサントスは、まさに典型的な感じ。リゾート開発となると、開発側は面倒を避けるためにメキシコ人のエリアへの侵入を制限してしまい、本来出入りが自由なトドサントスのビーチも外からのアクセスを封じてしまい入れなくなってしまっている。 正直、環境が厳しすぎて、私は絶対にこんなところでは住めない。お金を払ってくれるのはアメリカ人くらいしかいないから、開発の前に条件を付けてオアシスの一部は公共的に利用できるようにするとか、あとは政府が買い取って国立公園にするとかしかないんじゃないかな・・・(ただ、そんな莫大の土地を国立公園にするのは可能なのかは不明だけど)。時代が変わって、生活のあり方も変わる。自然保護というけれど実際に住んでいるひとには、かなり過酷な条件のわけど、未来のある開発を考えると、時代の変化や生活の変化に合わせた開発が必要ですね。

子連れの一人旅 羽田編

2012-01-27 22:37:55 | 日記
今回は羽田発のロサンゼルス便に乗りました。羽田から国際便に乗れるなんてなんて便利な時代になったのでしょう。もっと早くからしてほしかった。

日本の空港はすごいですね、子連れの一人旅でも全く問題ない。まずベビーカーの貸し出しが無料。海外はまずないですよね。乗り継ぎで日本以外の空港による場合は、軽くて安いベビーカーでもあると便利かと思います。

それからベビールーム。おむつ替えベッドだけじゃなくて、授乳室に粉ミルクのお湯まで用意されている。ここでお湯をいただけたおかげで、ロサンゼルスまで粉ミルクのお湯に困ることはなく助かりました。

飛行機は日系の航空会社を利用すればいづれも手厚いサービスがあるし。ロサンゼルスの空港では、荷物のピックアップでサービスは終了かと思ったら、なんとホテル行きのバスまで荷物を運んでくれました。そしてホテルに電話してどのくらいでバスが来るのか聞いてくれた。本当にこれは助かった。

外国の空港では、手厚いサービスはないけれど、ほかの旅行者がいろいろ手伝ってくれて、これまた問題なく行動することができました。アメリカ人ってこんなに親切だった?と、ちょっと意外。ママを経験したことのある人は、みんな子連れの人にやさしいのかもしれませんな。


子連れの一人旅 鳥取編

2012-01-26 03:12:06 | 日記
最後の最後まで実験が終えられず、あわただしい帰国になってしまった。それに加え、鳥取は大雪・・・。ニュースで寒波がとか言っていたけれど、あんまり真剣にとってなかった。残念ながら、天気予報は的中で、帰国予定日の前日から午後から大雪。前日の最終便は鳥取には降りられず、東京へ帰って行った。そのため、帰国当日の鳥取発の第一便は機体が鳥取にないので欠航。東京からの便は第一便は大阪に到着、そして第二便は欠航・・・。鳥取にはまだ飛行機は到着していないので、私の便は東京からの第三便が無事に鳥取に到着できるか、天候次第となっていた。

内心もうだめだな~と思ったけど、こういうときは、焦ってもしかたない。私の航空券は鳥取発なので、鳥取ー羽田間を勝手に捨ててJRで東京まで行き羽田ーロス間にのるのは許されない。東京を3時55分に出発する便が欠航にならないかぎり、私は下手に動けないわけです。

突然、1時くらいから青空が見え始め、希望が見えてきた!1時には仕事がすべて終わったので、家に帰って最後の荷物の整理と掃除をして、出発の時間になるまでとりあえず待つ・・・。16時くらいにインターネットで飛行機の最新状況を調べると、どうやら飛行機は羽田を出発できたよう。あとは、無事に鳥取に到着できるかどうか。

17時に先生が迎えにきてくれて空港へ行くと、なんと研究室のみんなが見送りにきてくれた。卒論の忙しい時期にお邪魔してしまい、本当にお世話になりっぱなしでした。鳥取空港でのチェックインは1時間くらいかかり・・・(なぜこれだけの時間がかかったのかは不明)、みんなとゆっくり挨拶ができました。みんなとお別れしている間に、無事に東京からの飛行機は到着し、定刻通り東京に行くことができることに!本当に良かった~。


失敗は成功のもと・・・

2012-01-16 06:45:16 | 日記
メキシコに戻るまであと10日を切りました。まだ実験終わっていない、本当にヤバいです。
植物の生育が寒さのためかメキシコよりも遅くて、1週間のばしてしまったのがたたってます。

週末も返上してN分析のための植物を分解していたけれど、どうやってもインドフェノールで青に染まってくれない。
どうしたらいいのか???試料も時間もないし、困ったもんだ。
失敗は成功のもとと信じてとりあえず、がんばってみる(しかない)

そして、週末も子守を嫌な顔しずにしてくれるサボテン旦那に本当に感謝。