カトリック情報 Catholics in Japan

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ハイチの枝の主日

2024-03-26 10:04:20 | 教会ニュース
 ハイチの首都、ポルトープランスのカトリック教会です。ギャングの攻撃で国家が崩壊し、無政府状態の中、多くのカトリック信者が枝の祝日を祝ったようです。
 教皇様も、ハイチでギャングに拉致された人たちの解放を呼びかけておられます。








教皇「ウクライナは白旗をあげるべき」(日本経済新聞)

2024-03-11 12:25:44 | 教会ニュース
 教皇フランシスコは、「ウクライナは敗北を認め、白旗をあげて、講和する勇気を持つように」と仰いました。いつものように、その後、バチカンの報道官が弁解に追われていますが・・・。
 今までの例からしても、報道された教皇様の発言の目立つ部分こそが教皇様の真意であり、報道官の弁解は、それを取り繕う、取ってつけたものだと理解しなければいけません。
 教皇様の発言中には、ウクライナの敗北や白旗という字句が並んでおり、少なくともこれは両国対等の和平提案でないことがわかります。

【ウィーン=田中孝幸】ローマ教皇フランシスコが2月に収録されたスイスのテレビ局のインタビューで、ロシアの侵攻を受けるウクライナに戦闘での敗北を認め、和平交渉を始めるよう促したことが明らかになった。侵略行為に融和的と受け取られかねない発言で、波紋を広げそうだ。
ロイター通信が9日、20日に放映予定のインタビューの一部を報じた。教皇はウクライナ侵攻に関し「最も強いのは、状況を見つめて国民のことを考え、白旗の勇気を持って交渉する人だ」と言明した。
「敗北し物事がうまくいっていないとわかったとき、交渉する勇気を持つべきだ」とも強調。「事態がさらに悪化する前に、交渉することを恥じてはいけない」とも語り、大国に調停を求めるよう促した。自らが和平に向けた仲介役になることへの意欲も示した。
2年にわたる侵攻で拡大し続ける民間人の犠牲に心を痛めた末の発言とみられるが、侵略国に融和的だとの批判が広がっている。ローマ教皇庁(バチカン)の報道官は声明で、インタビュー中の「白旗」という言葉について「敵対行為の停止と勇気ある交渉で達成された停戦」を示すために使われたと説明した。

ローマ教皇 フランシスコ 「事態が悪化する前に交渉することを恥じる必要はない」 ローマ教皇フランシスコはメディアとのインタビューで、ロシアに侵攻を受けているウクライナについて『白旗をあげる勇気』を持ち、交渉による停戦を目指すべきだ」と述べました。 また、「自らが敗北し、物事が上手くいかないと分かった時は、交渉する勇気を持たなければならない」と強調。 ロイター通信は「教皇がウクライナをめぐり『白旗』や『敗北』という表現を使うのは初めてとみられる」と伝えています。

ローマ教皇フランシスコは、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナについて、「白旗を揚げる勇気を持っている者が最も強い」と述べ、交渉による停戦を促した。
9日に公開されたスイスメディアへのインタビューに答えたもので、教皇は「状況を見つめ、国民のことを考え、白旗を揚げる勇気、交渉する勇気を持っている者が最も強い」と発言した。
また、「敗北して、物事がうまくいかないとき、交渉する勇気を持たなければならない」と強調し、「さらに多くの死者が出て、ひどい結末を迎える前に、交渉することを恥じてはならない」と述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領が、これまでに停戦交渉に否定的な立場を示し、欧米諸国が追加の軍事支援を表明する中、教皇の発言は波紋を広げるとみられる。

 



教皇、能登半島地震の犠牲者のために祈る(バチカンニュース)

2024-01-09 02:28:24 | 教会ニュース
教皇、能登半島地震の犠牲者のために祈る(バチカンニュース)
教皇フランシスコは、能登半島地震の犠牲者への哀悼の意を表明すると共に、すべての被災者に連帯を示された。

 教皇フランシスコは、石川県能登地方を震源とする地震の報を受け、この地震による犠牲者と、もたらされた被害のために、深い悲しみを表明された。

 教皇は、バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、日本の関係者に宛てた電報で、この災害に見舞われたすべての人に心からの連帯と精神的な寄り添いを示された。

 そして、教皇は特に犠牲者とその死を悼む人々、また、行方不明者の救助にあたる人々のために、祈りを約束された。

 被災者の支援にあたる行政当局と救急隊員に励ましを述べながら、教皇は、すべての人に神の慰めと力を祈られた。

教皇、日本の地震被災者と航空機事故犠牲者を思う、一般謁見で(バチカンニュース)

教皇フランシスコは、バチカンで行われた一般謁見の席で、能登半島地震の被災者への寄り添いを新たに表明すると共に、羽田空港での航空機事故の犠牲者のために祈られた。

 教皇フランシスコは、1月3日(水)、バチカンで行われた一般謁見の席で、能登半島地震の被災者への連帯を再び表明された。

 謁見参加者への挨拶の中で、教皇は「先日、日本で地震に見舞われたすべての方々に、精神的寄り添いを新たにしたいと思います」と述べた。

 続いて、教皇は、前日2日、羽田空港で起きた2機の航空機の衝突事故にも言及し、亡くなった方々を心に留められた。

 教皇は地震と航空機事故の犠牲者の遺族、また被災地の救助にあたる人々のために祈られた。

 教皇のお見舞いと祈りの言葉は、謁見中の英語圏の巡礼者への挨拶の中で伝えられた。教皇はこれらの言葉をイタリア語で述べ、次いで関係者が同文を英語で読み上げた。

 前日、教皇は、バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通しおくった電報で、能登半島地震の犠牲者への哀悼の意を表明し、すべての被災者に連帯を示されている。






ローマ教皇、同性カップルへの祝福認めると宣言(BBC/NHK)

2023-12-20 06:19:29 | 教会ニュース
12月18日、教皇フランシスコは、同性愛カップルに祝福を認めることを許可したようです。どうかと思います。間違っていると思います。罪が満ちる時・・・ 




教皇フランシスコが地獄の存在を否定?

2023-10-22 18:48:13 | 教会ニュース

 5年ほど前に起きた騒動です。初めて知ったので、ここに掲載します。

 『ラ・レプッブリカ』というイタリアの大手紙(イタリアで第2位)上におけるインタビューで、教皇フランシスコは、「地獄は存在しない」「悪い霊魂は消滅するのみだ」と発言したと報じられました。

 その後、バチカンは慌てて対応し、教皇の発言の正確な引用ではない、教皇の発言が(勝手に)編集されただけだ、と声明しました。

 万一に万一、教皇様が、地獄の存在を本当に否定したのであれば、教皇様は異端者です。永遠の重大な教義を公然と否定したのですから。そうでないことを、バチカンの説明の通りであることを願いますが。地獄は存在せず、悪い霊魂は消滅するだけ、というのは、エホバの証人の教義です。エホバの証人の創始者、チャールズ・ラッセルが地獄を恐れるあまり、発明した新しい教義です。それまでは、プロテスタントの中にさえ、ありませんでした。


【参考】ニューズウィーク

2018年3月29日 11:53 AM EDT (Newsweek) トム・オコナー(シニアライター兼「国家安全保障と外交政策」副編集長)

 カトリックの教皇フランシスコは木曜日、リベラルなイタリアの有力紙とのインタビューで、地獄は存在しないと発言し、驚くべき事実を明らかにした。

 「革命家と呼ばれるのは名誉なことだ」と題された記事の中で、ラ・レプッブリカの創刊者であるエウジェニオ・スカルファリは、神からの悔い改めを求める「善い霊魂」はそれを受けるという教皇の以前の発言を認めた上で、「悪い霊魂はどうなのか?」と質問した。教皇フランシスコは、何世紀にもわたるキリスト教の信仰に反するかのように、罪人の霊魂は死後に消滅するだけで、永遠の罰を受けることはないと述べた。

 教皇フランシスコは、カトリックのブログRorate Caeliの翻訳によると「彼らは罰せられることはなく、悔い改めた者は神の赦しを得て、神を臨む霊魂の列に入る。「地獄はなく、罪深い魂は消えるのだ」。

 教皇フランシスコは3月29日、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂で聖木曜日に聖香油を祝福するミサを執り行った。同日付のイタリア紙『ラ・レプッブリカ』は、教皇が地獄は存在しないと考えていることを明らかにした。

 記事が掲載された直後、バチカンは声明文を発表し、記事は「正確な記録ではない」とし、教皇フランシスコとスカルファリの会談は私的なもので、正式なインタビューではなかったと主張した。

「今日の記事で筆者が伝えていることは、教皇が発した文字通りの言葉が引用されていない、筆者の編集の結果である。したがって、前述の記事の引用は、教皇の言葉を忠実に書き写したものと見ることはできない」とバチカンはCatholic News Agencyが翻訳した声明の中で述べている。

 Catholic News Agency.はまた、2013年に物議を醸した記事の後、スカルファリ氏が教皇によるとされるいくつかの言葉が「教皇フランシスコ自身によって発せられたものではない」ことを認めたと指摘した。

(これ以外にも、BBCなど複数のニュース記事を読んだうえで、この記事を載せました)