主任神父様 信徒の皆様 |
お知らせ |
ウイリアム・カム氏(リットル・ペブル)によって創立された「ローマ・カトリック使徒教会の教えにしたがった聖シャーベル修道会」と称するグループはカトリック教会が認める修道会ではありません。 そのグループの司教や司祭を名乗っている人たちはカトリック教会によって正当に叙階されていません。 さらにそのグループに属する人たちは、そのグループから離れカトリック教会に帰って来ないかぎり、カトリック教会の成員ではなくなっています。 彼らは「日本中をくまなく回り、多数の共同体を各地に設立させます」と言っており、教会の信徒の方たちに働きかける可能性がありますので、お知らせいたします。 2004年11月10日 |
カトリック名古屋教区 司教 野村 純一 |
池田大作が公に姿を消したのは、2010年の中頃で、既に2011年には週刊文春に、信濃町にある学会系病院「南元センター」の5階に脳梗塞で入院中で、認知症も相当に進んでおり、咀嚼が困難なため、胃婁をしていると、元看護婦からの話として報道されていました。
道徳的に、宗教的に、池田大作には見るべきものがなく、彼の救いを想定することは難しいと思います。宗教的には、彼の教えは、全く誤謬に満ちています。
一方で、布教と組織運営に熱心で有能であり、彼のような人物が戦後のカトリック教会にいてくれたら、と思うこともあります。戦後になって、カトリック教会は多少、教勢を伸ばしましたが、その数百倍の勢いで伸びていったのが、彼や戸田城聖の率いる創価学会でした。そして、彼らは、日蓮正宗の分派であり、布教に不熱心な日蓮正宗の本山、大石寺を「歌を忘れたカナリア」だと罵っていたようです。折伏を忘れた僧侶たちは歌を忘れたカナリアと同然だと。そういえば、いつしか、戦後のカトリック教会も布教を忘れてしまいました。
カトリック教会の中で、彼のやり方に少しでも近い人物を挙げるとすれば、聖イグナチオ・ロヨラでしょうか。
聖ロヨラは、その言葉や手紙の一部を当ブログにも載せていますが、それまでのカトリックの伝統・慣習と比べると、とにかく斬新で無手勝流の人でした。以下はロヨラのそうした教えですが
・定められた大斎小斎以外の断食や苦行はしないように
・人を説得するときは、こういう性格の人にこう話し、ああいう性格の人にはああ話し
・カトリックとプロテスタントの違いを話題にしてはならない。そうではなくて・・・
・休息するときは、罪にならず徳になる方法を採るように。しかし、それが難しい時は、罪にもならず徳にもならない方法を選ぶように
・悪魔が人をたぶらかす為に使う手口を、人を善化するために時に借用せよ。悪魔の方法を借用せよ
・よく食べ、栄養を摂るように
・積み過ぎた船は沈んでしまう。時と場合によっては、徳を積み過ぎるのではなく、ほどほどを選べ。正しすぎてはならない。
多くの人が知っているように、イエズス会の人たちは適応主義を取り、日本では清貧とは逆の服装をしました。清貧な服装が、諸侯や人士の侮りを招き、布教の支障になると思ったからでした。その結果、日本では大きな布教に成功します。
しかし、このようなやり方は、当時の世界中のカトリックのミッションとは、かなり、かけ離れた、しばしば真逆のやり方でした。よって、ヨーロッパでは常にイエズス会排斥運動が起こり、時にはイエズス会禁止令が出されたこともありました。
もっとも、聖ロヨラは、こうも言っており
他の人々の世話にかまけて、自分自身を忘れないよう努めなければならない。使徒的な成果とひきかえに、断じて最小の罪も犯してはならないし、罪を犯す機会に近づいてもならない。
聖イグナチオ・ロヨラ 「使徒活動に派遣した神父たちへの指示」1552年10月8日
池田大作のように清濁併せ呑む人物ではありませんでしたが。必要に応じて徳が減ることは認めても、罪を犯すことは認めませんでした。
しかし、ともかくも、現代のカトリック教会に、布教に有能なアクの強い人物が少なかったり、そういうミッションが見渡す限り殆どないのは、寂しいところはあります。カトリック教会に必要なものは、第二バチカン公会議や教義の刷新などではなく、アクの強い人物やそういうミッションだったのかもしれません。
もっとも、実から木を判断せよ、という言葉が聖書にありますが、そうしたイエズス会にも後日談があります。無手勝流の方法で信者を増やしたイエズス会ですが、アジアでは、その信者の全てを最終的に失ってしまいました。その原因に、イエズス会のやり方自体が関係している可能性もありました。
例えば、日本で禁教令が出た最初のきっかけは、豊臣秀吉へのイエズス会の接触の仕方にありました。イエズス会は、自らの力を見せる為、おすらくそれをもって豊臣秀吉の信用を勝ち得ようと、秀吉をスペインの最新式の軍艦に招いたのでした。仏教僧からの大量の告発も聞いていた秀吉は、その軍艦を見て、イエズス会を恐れ、疑うようになり、その二日後には禁教令を出してしまいました。家康も多少の間隔を置いて、それを踏襲し、日本のキリスト教徒の人口は、激減してしまいます。中国でも朝鮮でもイエズス会は、ある程度の成功を見せるものの、やがて禁教令によって、全てを失ってしまいました。
よって、私はイエズス会のやり方に間違いがあった可能性を排除するわけでもありませんが・・・。難しいところです。
最後に、Twitterにこんな動画が流れてきましたので、紹介したいと思います。
威風堂々の歌 池田大作 創価学会【歌詞付き】
今まで書いたように、創価学会の教え自体は、根本的に間違っており、到底、認めることはできませんが、その布教の勢いや成果には、見るべきものがありました。この歌も、学会の部分を公教会に換えて聞けば、筋の通った素晴らしいものになる可能性はあります。今のカトリック教会の中に、布教の熱心なミッションがないことが、惜しまれる気はします。
(画像の出典 Twitter:Daisaku Ikeda 2021年1月28日 より)
先日、時事関係の記事で、この人物や運動の危険性について少しだけ触れましたが、一度は単独立項した方が良さそうですので、記事にします。
マリア・ディバイン・マーシーは偽りの予言者です。その運動は、カトリック信仰からかけ離れています。カトリック教会の複数の司教区が、そのメッセージの真正性を否定し、関りを持つことを禁止する声明を出しています。
最近になって、カトリック系の複数のブログが注意喚起を行っていたり、Twitterのカトリック信者間で警戒のやり取りも多かったりすることから、当ブログも、その旨を掲載しようと思います。うちは、時事問題の記事で、経済危機や食糧問題などをテーマにすることも多く、何も告知をしなければ、誤解を受ける可能性もあるからです。一方で、Twitterでは、こうしたカルトを宣伝する人達の動きも確かに活発化しており、心配な面もあります。
Facebook上のカトリックグループでは、2014年から10年間、マリア・ディバイン・マーシーやリトル・ぺブル、ベイサイドの聖母などの運動はカルトであると、はっきりとグループ説明に記載し、関係者や支持者の参加はお断りしています。
こういう類の存在は昔からありますが、世界の情勢が今のように不安定な中では、偽りの聖母は、より人々の支持を集めやすくなっており、危険性があると思います。
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政府 旧統一教会の解散命令 裁判所に請求の方向で最終調整
2023年9月30日 5時29分 NHK
旧統一教会をめぐる問題で、政府は、教団の解散命令を裁判所に請求する方向で最終調整に入りました。早ければ10月12日に宗教法人審議会を開き、請求について意見を聴くことを検討しています。
旧統一教会をめぐる高額な献金やいわゆる「霊感商法」の問題を受けて、政府は、宗教法人法に基づく質問権の行使や被害を訴える元信者などへの聞き取りなどを通じ、献金集めの手法や組織運営の実態などの調査を進めてきました。
その結果、政府は、教団の行為は宗教法人法の解散命令の事由にある「法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」に該当するとして教団の解散命令を裁判所に請求する方向で最終調整に入りました。
早ければ10月12日に宗教法人審議会を開き、請求について意見を聴くことを検討しています。
政府関係者は、「調査の結果、解散命令請求の要件としている組織性、悪質性、継続性を裏付ける客観的な証拠がそろったと判断した」と話していて、政府内で詰めの調整を進めています。
請求が行われれば行政機関が法令違反を根拠にした事例ではオウム真理教などに続いて3例目となります。
請求後は、裁判所が文部科学省と教団の双方から意見を聴いた上で解散命令を出すかどうか判断することになります。
解散命令が確定した場合、宗教上の行為は禁止されませんが、教団は宗教法人格を失い、固定資産税の非課税などの優遇措置が受けられなくなります。
一方教団側は、教団の活動には国が主張するような組織性、悪質性、継続性はなく、解散命令を請求する要件を満たさないと反論しています。
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幸福の科学の大川隆法が、今年の2月28日から3月2日の間に亡くなったことは、これまでの記事に書いてきたとおりです。そして、その近辺で風邪かコロナに罹っていたらしいことも記事にしました。
しかし、この教団が最近発刊した大川隆法最後の詩集(死の数日前の日記を含む)や息子や信者の証言によると、「数日前」ではなく、数週間前から教祖・大川隆法は体調が悪かったようです。幸福の科学批判では、第一人者であろう藤倉善郎氏の「やや日刊カルト新聞」に詳しい解説がありますが、時系列順に要部を纏めると
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①、2022年12月ごろから、隆法の邸宅・大悟館内で風邪(コロナ?)が広まり、体調不良者が相次ぐ。後妻の紫央も罹患する。
②、2023年1月頃には、職員にも罹患者が出て、「コロナウィルス撃退曲」を流したりする。1月25日には孫たちにも罹患者が出る。
「コロナウィルス撃退曲」で、菌が逃げていくのを確認す
☆医学的には完治していても、私のような霊能者はウィルスの存在を感知する。「撃退曲」を久しぶりにかけると、一~二時間で逃げていった。(某職員の件)
2023・1・14
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孫たちの謎の風邪続く この教団は重いな
☆発熱が先で、コロナはネガティブ。何日も経って、少しセキが出て来た。隆ちゃんの霊体が小さくなっていた。
2023・1・25
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隆ちゃんとは、大川隆法の孫の隆一のことだと思われる。コロナが陰性と書いてあるが、どのようなテストをしたのか、精度の高い検査キットを使ったのかは不明。
大川隆法『短詩型・格はいく集3『神は詩う』』幸福の科学出版、2023年2月16日、より(前掲 藤倉善郎氏の記事より転載)
③、2月5日には、大川隆法にも感染、39度の高熱
パパ一人倒れたるかな「ダイダラボッチ」巨山を崩す
☆伝説の巨人ダイダラボッチ。私、発熱す。疲れ発生か39.1度記録す。
2023・2・5
一進一退で 今日も生きている 一日何度か呼吸困難
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☆恐れすぎてもいけない。呼吸困難・発熱・窒息、かと思っていたが、二時間くらいすぎるとおさまってくる。歌手・俳優の白石麻衣と柴咲コウ(各守護霊)を体内に入れると発作は止まった。以外に別筋だった。
2023・2・21
生霊の挑戦か、それとも 心臓不調の区別が 分からなくなる 深切な社会では どちらも同じなのだ
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☆お腹まわりが太ったと思うと、「O2」のとり過ぎであったりする。
2023・2・24
大川隆法『短詩型・格はいく集4〈不惜身命の姿・特別編〉』幸福の科学出版、2023年3月6日、より(前掲 藤倉善郎氏の記事より転載)
どうやら2月中旬以後は危篤状態で、2月24日が最後の日記になったようです。
④、そして、2023年2月23日には、それまで大川隆法と幸福の科学が正式に後継者として内外に宣言していた大川咲也加が、突然、廃嫡され、神戸に異動になりました。
⑤、2023年2月28日には、メディア各社に大川隆法の死亡説が水面下で流れ飛び、3月2日、各社で記事になる。
このような流れからして、他殺などはあり得ないと思いますが、興味深いのは、それまで後継者であった長女が突然、追放されたのが2月23日で、大川隆法が最後に日記をつけた前日だったということです。一体、半死半生の状態で、後継者廃嫡などという大きな決定を人は下すものでしょうか。1月25日、ほんのひと月前、隆ちゃんと呼んで可愛がっていた孫の隆一君も、この長女の息子です。
また、我々カトリックからすれば、どうでもいいことながら、追放の仕方も今までとは、少し違っているようです。これまでのケースでは、前世が剥奪されて設定変更が行われていたようですが(例えば、三男裕太の場合だと、前世は天之御中主神だったのが、剥奪されて、カラス天狗に変更、次女愛里沙は、山県有朋や日本武尊だったのが剥奪されて、九尾の狐に変更。煩雑になるので、他の例は後述)、今回の長女の追放では、それまで前世とされていた天照大神は妖怪おたふくと同じであるということで、降格が行われたようなのです。このように、追放のやり方も、若干、今までとは傾向の違いが読み取れます。
そして、この隆法の日記も教団側が発表したものなので、多少の細工や日付をずらす程度のことは十分に可能でしょう。
実際には、2月23日頃には、大川隆法は亡くなっていた、とか、長女の廃嫡・異動辞令を出したのは隆法ではなく、別人であった可能性も考えられそうには思います。現状、この教団のホームページからは、それまで大川紫央、大川咲也加と二人並んで紹介されていたのが、咲也加が削除され、大川紫央だけが中央に大きく掲載されているのは、前回記事にしたと思います。
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今では、この教団は、前妻の子たち、咲也加、真輝、裕太を批判したり、咲也加が隆法に呪いをかけてきたのだと吹聴しているという現信者さんのツイートもあります。
〈現在の教団内の考え方〉・お多福≒天照≒咲也加氏の本質は同じ・咲也加氏は次期総裁への執念が強く、今までは最善の女性を演じていた・咲也加氏は総裁を追い出し、教団を乗っ取ろうとしていた・総裁は溺愛してきた実の娘には呪いを返すことはできなかった(本当はできた)
— レジスタンス (@HSresistancee) March 8, 2023
・咲也加氏は黒魔術的な呪いで総裁を攻撃した・総裁は親子の情で咲也加氏を切ることができなかったため、弟子がやらなければならない・イエス霊曰く、総裁が復活しなかった場合、人類が滅亡する
— レジスタンス (@HSresistancee) March 8, 2023
天照の霊言雑感(天照≒咲也加)天照の主張は以下の3点①天地創造の神は天照大神②天御祖神なるものは存在しなく、総裁補佐の居場所をつくるためのもの③イエスやソクラテスは吉田松陰の精神に及ばないし、WW IIに日本は負けていない(吉田松陰≒天照≒咲也加)総裁補佐への罵倒が多かったです
— レジスタンス (@HSresistancee) March 6, 2023
エドガー・ケイシー霊言雑感長女咲也加の表面意識は「善転しようがない」「最善の女性を演じていた」と述べられており、咲也加は完全に失脚じゃないでしょうか総裁が発熱している間、総裁補佐はホテルに移動していた、との情報もありました
— レジスタンス (@HSresistancee) March 6, 2023
本日開示の一言主の霊言ですが、次男の真輝の梯子が外される内容でした。咲也加とともに、表舞台には戻れなくなったのではないでしょうか。また、藤井理事守護霊によると天狗になる資格があるのは開成→東大の者だけであり、開成→早稲田の真輝は天狗の資格はないそうです。
— レジスタンス (@HSresistancee) March 8, 2023
同時開示の生霊の霊言は、三男の裕太の生霊でした。総裁補佐曰く、裕太は韓国で芸能事務所を立ち上げたいそうです。総裁補佐と裕太は煽り合いをしていました。この短期間に、表舞台に立った子息たちが続々と株を下げています。
— レジスタンス (@HSresistancee) March 8, 2023
書店勤務の友達から聞いた。隆法死後、後継問題で後妻の紫央氏が長女咲也加を排除か的な長男宏洋の話あったけど、数日前に幸福の科学出版営業がやってきて棚から咲也加の本を抜いて「返品しといてください」と。すでに始まってるんでびっくりした。って。#幸福の科学 #単なる醜い争い
— つばさ (@flyhigh202202) March 10, 2023
以上、とあるカルトの教祖の死ですが、どこまでも俗っぽい死に方であり、また、どこまでも俗っぽい最期だったと言えましょう。死の直前(?)に後継者を廃嫡したのが、教祖の意志だったのか、別人の意志だったのかさえ、この一連の流れからするとよくわかりませんし、因果応報・自業自得的な成れの果ての顛末と言えましょう。
※ 前妻恭子の前世は文殊菩薩、アフロディテ女神、ナイチンゲールだったのが、取り消されて裏切りのユダに、次男真輝は前世が天台大師智顗だったのが剥奪の後、妖怪に変更
追記:
大川隆法は死の直前に、こんな手記を残したことになっています。これが本当に隆法自身の書いたものならば、大変に無責任です。死に際に、後継者をわざわざ空位にして、紛争や混乱の種をまいて去ったことになるのですから。もし、隆法のものでないとするならば、長女は対立する者たちによって陥れられたことになるでしょう。最近まで幸福の科学の正式な後継者であった長女自身も、この2年くらい、他の兄弟など大勢を自分の権力掌握の為に追放してきたようですから、自業自得的であり、同情はしないまでも、主殺しの罪を着せられ、これから先、大変な立場に追いやられてしまったことは、推察がつきます。
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