全国から500人のプロ·アマチュアチェリストが福島に集結した。
阪神淡路大震災の時に発足した1000チェロからの流れを引き継いでいるイベントで、私は今回初めての参加。
Global cello projectで知り合った人から教えてもらった。
オケ仲間やアンサンブル仲間など、グループ参加も多いようだったが、私のように1人でやってきたという人も少なくない感じ。
チェロ愛好家は自分達のことを「チェロ族」と呼んで、仲良く群れる傾向がある。
もちろん、これだけの人が集まれば、色々な人がいるけれども、お互いにライバル意識がバチバチと火花を散らして花火大会みたいになりがちなヴァイオリニスト集団に比べると全然違って、居心地はいい。
チェロは音域が広いから、アンサンブルしやすいというのも、影響しているのだと思う。
そのかわり、高音域を弾くには、テクニックが必要。
曲数も多いし、本番が重なったから、楽な選択をすることもアリだったかもしれないけれど、熟考して、ちょっと頑張らないといけないセカンドを選んだ。
アリーナでの本番翌日は、10数人づつのグループに分かれて、福島県内の色々な会場でプチ演奏会を行うというキャラバン隊にも参加した。
事務局による編成、割り当てられたのは喜多方ルート。
午前中に小学校と中学校を1校づつ、そして午後は酒造所へ。
キャラバン隊メンバーに、GCPで仲良くなった広島のAさん(彼女は参加せず)のお友達という人が、偶然一緒になった。
偶然はこれだけではなかった。
岡山からやってきたというおしゃべり4人組も同じキャラバン隊に。
大学時代の6年間を過ごした岡山。
久しぶりに聞く岡山弁に懐かしさを感じたのは言うまでもないが、4人組のひとりに、大学の同級生のJ子さんによく似た人がおるなあと思うとったら、なんと彼女の実妹じゃった!
Jとは同じオケ部で一緒にヴァイオリンを弾き、5年の夏に行った初めての海外旅行や卒業旅行も一緒に出かけた仲。
今は仙台に住んでいるJ。
庭で育てているお花を持って、福島まで聞きに来てくれた。
ここまで偶然が重なると、ミラクルとしか言いようがない。
果たしてこれから、私はいったいどこに導かれて行くのだろう?
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