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台風の被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げるとともに、
一日も早い復旧をお祈りいたします。
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我が家では、久しぶりに
家族で過ごす貴重な一日になりました。
「命を守る行動を心がけてください」
という、テレビから流れるメッセージに、
改めて命の尊さと向き合えました。
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オリジナルでブレンドしたゴールデンカモミールハニーのお茶が、
ティーバッグになって出来上がってきましたので、袋詰めをしていました。
パレスホテルのアフタヌーンティーレッスンも中止になりましたので、
そのかわりに、この甘く柔らかな香りで存分に癒されました^_^
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数日前、数十年ぶりである方々にお会いました。
結婚してすぐ、英語を習いに行って知り合い、もうずいぶんご無沙汰していたのですが、この度再会。
高島屋が引き合わせてくれたご縁です。
20代、あの頃の私はイギリスに夢を持つ、うら若き乙女でした^_^
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英語を勉強して、イギリスに数度渡り、
長男が生まれてから1年半後。
主人は会社を辞めて、私の紅茶修行に息子を連れてついて来てくれることになるのです。
その原点はこの友人たちと出会った英語の学校だったのかな。
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これは1999年に発行された資格の雑誌。
今からちょうど20年前に、次男を身ごもって臨月の私が掲載されています。
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その後の日記に「紅茶の本を出す」という目標を掲げているのを見つけました。
そして、15年後、やっと目標を達成することに。
それまでには、それはそれは色々なことがありました。
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有り難いことに、友人たちは別々に本屋さんに足を運んで本を買ってくれたそうです。
愛犬を亡くして心を痛めていたAさんは、
眠れない夜にはこの本で癒されたと言ってくれました。
もう一人の友人は、旦那様と5年離ればなれ、就職もなかなか決まらず焦っていらしたようですが、
この本でリラックスする時間が持てたと言ってくださいました。
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たくさんたくさんおしゃべりをして、
私たちが会わなかった25年の年月は、
美味しいお茶とお菓子の時間で帳消しになりました。
「Tea Time for You 」
寂しいときも、悲しいときも、
嬉しいときも、楽しいときも、
そして何も手につかないやる気がおきないときだって、
お茶の時間は、あるがままの本当のあなたに戻してくれるのです。
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あの頃の自分に思いを馳せて、
決して後戻りはできないと思うと
切ないくらい、
今ある自分を認めてあげたいと思うのです