山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

山形建築研究所-BLOG-休憩室へようこそ!

山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

秋色

2024年11月30日 | 雑感
朝の散歩道で見かける樹々もすっかり秋色になった今日この頃・・・11月も今日で終わりなんですね。



誰がつくったのか・・・GRⅢx 適宜トリミング

今年の色付いた銀杏を探して出掛けてみようかなぁ?・・・と思った朝の散歩道でした。(^^)

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切麻散米

2024年11月26日 | 小原のすまい
前回の記事<工事請負契約>でお伝えしていた<小原のすまい>は大安の今日、めでたく地鎮祭が執り行われました。
地鎮祭、神社などの祭壇におまつりし神さまにお供えするお酒を「奉献酒」と云って、日本酒がならわしなんですが、うちの事務所で用意したのは
「日本酒はあまり飲まないんですよねェ・・・」と云うすまい手の嗜好?にあわせてスパークリングワイン。(^^

シュワシュワという泡で「おめでとうございます」という訳です。(^^ 写真はGRⅢ 適宜トリミング

さて、これから家を建てましょうというとまず、地鎮祭(じちんさい)を執り行うのが一般的です。
地鎮祭とは、建物を建てる際に、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式。
地鎮祭、上棟式という祭事は、仏式でやらないわけではないけれど、基本的に日本では神式やることが一般的。

祭壇に立てた榊(さかき)に、その土地の神様・地域の氏神様を迎える、降神(こうじん)の儀。神職が「オオ~」と声を発して降臨を告げます。
そして、その後徳利の蓋が取られる献饌(けんせん)、さあ神様一緒に食事をしましょうよ
まずお酒から始めましょう、海のもの、山のもの、里のもの、数々揃えました、一緒に食べませんかという神様と人間の宴会の始まりを意味しています。
式は最後に撤饌(てっせん)という儀式で食事がしまわれ、昇神(しょうじん)の儀で神が天に帰っていくことで終わります。

今回神事をお願いしたのは地元<安住神社>の神職。 写真はGRⅢ

そんな儀式のひとつ<切麻散米>は、<キリヌササンマイ>と読みます。
地鎮祭の祭事のひとつで、<切麻>とは麻や紙を細かく切ったもの。その切麻に塩と米を混ぜたものを四方に撒いて清めるというもの。

最後に一同で玉串を奉り、皆様の御多幸と工事の無事を祈願して…滞りなく地鎮祭は終了いたしました。(^^)v
という事で、さあ、いよいよ・・・本格的な工事のはじまりです。

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小雪

2024年11月22日 | 写真
今日は<小雪> おだやかな小春日和の宇都宮界隈

今年は忘れないで撮れたかなぁ? <メタセコイア> GRⅢ 適宜トリミング
もう少し色付くかもしれませんが、我慢できずに・・・。(^^;)

日中は暖かくても日が落ちる頃には冷え込むので、くれぐれも御自愛ください。(^^

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工事請負契約

2024年11月20日 | 小原のすまい
昨日はググっと気温が急降下、いよいよ冬の訪れと云った感の宇都宮界隈。前日の気温が高かっただけに、厳しさもひとしお。(^^;)

道端で見つけた<ひっつき虫>、事務所に戻って調べてみると正式名称は、小栴檀草(コセンダングサ) GRⅢx ハードモノトーン 適宜トリミング

そんな寒い一日、<小原のすまい>は工事請負契約が締結されました。めでたしめでたし。(^^
今回、工事をお願いすることになったのは「家守」さん。うちの事務所の仕事は今回が初めてとなる工務店さんです。
どんなことでもそうですが、初めてと云うのはなかなか頼みづらいものですが、今回はすまい手であるKさんからの御指名。
設計を始める時から協力を頂いて、基本設計完了後には工事概算見積を出して頂いたおかげで、安心して実施設計を進めることができたという訳です。(^^

概算見積から実施設計を進めて本見積となると、ほとんどの場合、増額するケースが多く、まあ、すまい手の要望や特に設計者の想い等が理由です。
さらに、家守さんは以前から堅実で良心的な工事をする工務店と伝え聞いていましたので、本見積では増額するだろうなぁと思っていたのですが
今回はすまい手の希望通りの見積金額となって、設計変更という苦渋を味わうことなく、めでたしめでたしと云う工事請負契約になりました。(^^


工事請負契約とあわせて実施設計完了の報告も出来て、設計者としてもホッとした一日でした。

この出会いの良さをこわさないように、設計者としての責任と、堅実に良い仕事をしていただけるように願う今です。
工事の進捗もブログで綴っていきますので、どうぞお楽しみに。

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テツトモ

2024年11月18日 | 写真
11月とは思えない暖かさと云うか暑さとなった昨日は、栃木県知事選、そして宇都宮市長選のダブル選挙の我が街宇都宮。
結果には思うところもありますが、政治の話には触れないのが当ブログなので、ここではノーコメント。(^^;)

と云うことで話題を変えて・・・
GRⅢ、GRⅢxの2台持ちという贅沢なメンバーに新しい装備?が加わりました!という話。
大事なカメラを普段のバッグに入れて持ち歩くとキズを付けてしまいそう、でも大袈裟なカメラバッグはかさばってしまうし、
GRの持ち味でもある機動性が薄れてしまう・・・そこで手に入れたのがこちら↓ <_go> 

写真左の赤色がGRⅢx、右の青色がGRⅢ iphoneで撮影
狙った訳じゃないんですが、並べてみると、何かに似ている? そう、赤と青のそろいのジャージを着て「なんでだろ~」の「テツandトモ」



事務所の窓辺から・・・赤色のテツ、GRⅢxで撮影

事務所で過ごす時間が長いので、今日はこんな話題で失礼。(^^;)
ちなみに当ブログは建築設計事務所のブログです・・・くれぐれもお忘れなきよう。(^^

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深秋

2024年11月16日 | 雑感
気がつくと前回の投稿から10日を過ぎて・・・(^^;)
木枯しに冬の訪れを感じ、暦の上では立冬を過ぎましたが、穏やかな秋の日が続いているここ宇都宮界隈です。

事務所で過ごす心地よさを感じながらも、ずっと座ったままの毎日は、運動不足とブログにアップする写真が撮れないのが悩みかなぁ・・・(^^;)
今朝の散歩道から、ベンチと落葉に深まる秋を感じて GRⅢx 適宜トリミング。



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木枯し

2024年11月06日 | 雑感

所用で出掛けた帰り道にチョット寄り道をして、しばらく出掛けていなかった貝殻公園。GRⅢ ハードモノトーン 適宜トリミング

「秋らしくない秋が」なんて言っていましたが、今朝はググっと冷え込んだ宇都宮界隈。
気がつくと明日は立冬。晩秋から初冬へと、木枯しの季節。
打合せやらで出掛けることが多かったのですが、ここんところは事務所でじっくりと図面に向き合っています。
年末の慌ただしさまでは、まだ少し時間があるようなので、少し事務所でおだやかな時間を過ごしてます。


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11月1日

2024年11月01日 | 雑感

盛夏の頃には青々と茂っていたいたツタの葉も色付いてきて・・・ GRⅢx ネガフィルム調 適宜トリミング

今日から11月、カレンダーは残すところあと2枚! 残すところあと60日なんて考えると、時間の経過の早いこと!

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こどもたちの展覧会_2024

2024年10月27日 | 我が街

今年も絵画造形教室<アトリエ HOJO>を主宰する北條女史から<こどもたちの展覧会>の案内状が届きました。(^^





コロナ禍の影響で開催できなかった2020年を除いて、今回で7回目・・・継続するはチカラなりと云った域に!
毎回思うことなんですが、既成のイメージにとらわれない創造力は無限に広がるんだなぁ!と

大人になった表現は・・・箸休めの一点  GRⅢ 適宜トリミング


と云うわけで、お時間のある方はもちろん、そうでない方もぜひ!・・・というご案内です。^^v

こどもたちの展覧会 2024 えがいたり、つくったり、そうぞうしたり、こどもたちの作品展です
絵画造形教室・アトリエHOJO
市民ギャラリー 宇都宮市馬場通り4-1-1 うつのみや表参道スクエア内 市民プラザ5階
[1] 10月25日(金)~ 10月27日(日) 11:00~18:00(27日/17:00まで)
[2] 11月1日(金)~ 11月3日(日) 11:00~18:00(3日/17:00まで)
※〔1〕/〔2〕の日程で展示入替え

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見上げれば

2024年10月26日 | 雑感

今朝の散歩道から・・・すっかり色付いてきたユリノキの葉 GRⅢ 適宜トリミング

ブログの写真を見返してみると、落ち葉の写真が目について・・・足元ばかりが気になっている訳じゃないんですが。(^^;)
見上げた風景にも秋を感じたりする訳です・・・(^^

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ガルバリウムスパンドレル

2024年10月25日 | 川辺の事務所
暑い秋(←チョットおかしな言い方ですが)ではなくなってきて、ひとあめごとに本来の秋らしくなってきたなぁ・・・と云った感の宇都宮界隈。

雨に濡れた落ち葉から秋の気配を感じたりして・・・ GRⅢx

外壁の工事が進む<川辺の事務所>の現場では、まもなくガルバリウムスパンドレルが張り終わります。(^^ GRⅢ 適宜トリミング


このガルバリウムスパンドレルは、うちの事務所では初めて採用した外壁材。
ガルバリウム鋼板を工場で角型波状に成型された材料で、長尺材(およそ7.0メートル)、働き巾が150㎜のガルバリウム鋼板を一枚づつ張っていきます。
成形された鋼板はコーキングを使わずに、ビス止めで施工されるためメンテナンスに優れているというメリットがある材料。
でも、工場で成形されたとは云っても、長尺材であるために材料の精度を確認しながら一枚ずつ墨出しをしながら張っていかなければならないのが
まあ、デメリットと云えばデメリットかなぁ・・・(^^;)

板金職には手間をかけてしまいましたが、おかげさまで張り上りは満足の出来ばえとなりました。(^^)v


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プレゼン

2024年10月21日 | 仕事
約2ヶ月ほど間にヒアリングをして、その後<現地確認>をしてから約1カ月、慌ただしさを言い訳にして
プレゼンテーションを先延ばしにしていましたが、やっぱり約束の期日を気にしながら過ごした1カ月でした。(^^;)
蕎麦屋の出前よろしく、「ハイ!まもなくです・・・」と、かかえている仕事にアップアップしている私を、許してくださっているすまい手に感謝です。



プレゼンテーションは、設計者にとって自らの理念を実現するうえで大切な機会です。語源はプレゼント、贈るとか贈呈するという意味を持っています。
設計者はすまい手に計画の内容を伝えるために、与えられた時間の中で、簡潔な言葉で、それもわかりやすい表現で、住まい手が感情移入できるようなプランをつくる必要があります。
一期一会の一回限りの勝負と、気合が入るのは当たり前なんですが、チカラが入れば入るほど見当違いのチカラの入れ方になることもあります。
この人に任せても大丈夫だ、と思ってもらえるような信頼関係を築くことが何よりも大切だと思っています。

本当の意味でのプレゼンテーションは、意識を共有することを目的とすることだと思います。
すまい手を説得するような啓蒙的なプレゼンテーションは、どうかなぁと思ったりします。
材料を提供して住まい手からの認識を深めて、ズレを修正し考え方を共有する。

だから、用意する図面や模型はテーブルの上に並べられた料理のようなもの。
なので、食事をしながら会話をするような、気楽で肩のこらない会話が交わされるような料理をつくろうと、いつも知恵をしぼっています。

そして、昨日はプレゼンテーション!
プランをはじめてお見せするときは、こんなわたしでも、いつもたいへん緊張するもので・・・そんな風には見えないようですが本当なんですよッ。(^^;)
それまでにいくつもの案をつくっては壊しをくり返し、少しづつ絞り込んでいって最終案にたどり着くのですが、
そうして残った、ただひとつの案が、そこに住む人の心を捕らえることができなければ、正直なところ、その仕事の先行きは、あやしいものになるからです。



で、肝心のプレゼンテーションの結果はと云うと・・・大変気に入っていただき、『これでいきましょう!』と・・・思案した甲斐がありました。(^^)v
タイトルには、まだ(仮)がついていて、詰めなければならないことはたくさんありますが、楽しくやりがいのあるすまいづくりとなりそうです。

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建方

2024年10月17日 | 仕事
今月初めの記事<oct.>でお伝えした現場は本日、建て方です。 写真はGRⅢ

晴れ渡った秋空の下、上棟の運びと・・・すまい手ご夫妻のTさん、おめでとうございます。(^^

さてさて工事はこれからが本番、というのは書くまでもありませんが、無事建て方を終えてまずはひと段落といった秋の一日でした。(^^)v

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中八日

2024年10月15日 | 雑感
10月に入ってバタバタと公私ともに慌ただしい毎日を過ごしています。
涼しくなったかなぁと思ったら、また暑さが戻ったり・・・ジェットコースターに乗っているような宇都宮界隈。
そんなことを言い訳にしてブログに載せる写真もあまり撮れず更新も滞りがち・・・(^^;) 気がつくとブログ更新が中八日


でも、空を見上げると秋の空 GRⅢ 適宜トリミング

忙しさの合間を見つけてGR君を片手に写真散歩、ブログ更新に励もう!と思うのでした。(^^)v

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笠間の家

2024年10月07日 | 雑感
「かかえている仕事にアップアップしながら・・・」なんて云いながら昨日の日曜日はこんなところに行ってきました。↓

茨城県笠間市にある「笠間の家」 GRⅢ モノクロ 適宜トリミング

「笠間の家」は、1981年に陶芸家里中秀人(故人)のアトリエ兼住居として建築されて里中氏の遺族から笠間市が寄贈を受け
原型に近い形に修復して建築当時の姿によみがえらせ、現在は、ギャラリーやカフェも併設し、笠間の里山の中にある施設になっています。

設計は伊藤豊雄建築設計事務所で、日本建築家協会新人賞を受賞した作品で、外壁のフレキシブルボートと
各所に散りばめたアルミのディティールは伊藤豊雄さんらしさが溢れる秀逸さです。


2階中央部の玄関を入ると、右手側に直線状のギャラリーと書斎・・・


そして、現在カフェとして使われているポストモダンの居間が湾曲したウイングに広がります。


何よりも驚いたのは、予約限定で提供されているランチの厨房として使われている当時そのままのキッチン。

住まい手が亡くなって次世代の住まい手にバトンタッチできない場合、解体されてしまうこともありますが
40数年経過した今でも、その形が残っていると云うことに、「設計者冥利に尽きる・・・」って云うのはこう云うことなんだろうなぁ!と・・・(^^


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<いまいすみのすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

<いまいすみのすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト