どぅ-ち-むに-日記

「どぅ-ち-むに-」とは沖縄の方言で独り言。日記スタートから8年!。今年もてーげ(てきとー)な日記をよろしくお願いします

人生、ここにあり

2013-10-09 12:27:11 | Weblog
以前から観たがった作品。ようやく石川県で見つけました。
「人生、ここにあり」
御存知ですか??。


どんな作品なのか、説明させてください。。。



突然ですが皆さん、率直な意見、精神病院って必要でしょうか?。
ほとんどの皆さんの答えはYESだと思います。うちの中学校の近くにもありましたよ。精神病院。鉄格子のついた窓にしがみつくように外を見ている人たちを今でも覚えています。



そんな精神病院を廃絶する法律が35年も前に公布された国があります。それはイタリア。
「バザリア法」を簡単に説明すると、精神病院という刑務所のような社会と隔離された場所ではなく、出来るだけ地域で患者を支援していこう。という事です。やむ負えない時には一般総合病院に入院出来るそうです。

この作品は法律施行後の1983年、イタリアが舞台のヒューマンコメディ(2008年作)。主人公は正義感が強いが異端児扱いされる労働組合員のネッロ。とある事で別の組合に飛ばされた。そこはバザリア法施行後、病院を出て行き場のない患者達。ネッロは彼らがしっかり稼げるような仕事をさせようと思いつくが・・・。

この作品のテーマは「やれば出来る」

時代背景もあり、「不謹慎だ!」と言われるようなシーンもありますが、精神科病院や精神医療施設での研修をえたキャスト達の演技や、問題定義はとてもリアルで考えさせられます。少し物事が上手く行き過ぎるところはありますが、それはまぁ御愛嬌で。

ドンパチな映画もおもろいけど、お近くのレンタル店にこの作品があったなら、それを幸福に思い、是非御覧下さい!。ちなみに石川県なら御経塚ゲオにあります!。

人は誰しもが必ずその人の役割がある。生きがいがある。価値がある。それをどう見つけだすか、どう導くのか。


やれば出来る。


人生、ここにあり。




偉そうな事書いてないで、俺も働いてこよっとwww。