「運河の生物」シリーズ」
「第5弾」
「ミズクラゲ」
(腔腸(こうちょう)動物門ハチクラゲ綱旗口(はたくち)
クラゲ目ミズクラゲ科)
「生態・特徴」
「傘」は「円盤状」で
「普通「直径「10~20cm」ほどであるが
「ときには「30cm以上」に「達する事」がある。
「ほとんど「透明の傘」を通して
「傘の中央近く」に「4個」の
「赤褐色」ないし「紫色」の「馬蹄(ばてい)形」の
「生殖腺」(せん)が
「傘」の「寒天質中」に「埋まっている」のが見える。
「これが「四つの目」のように見えるので
「ヨツメクラゲ」ともよばれる。
「傘の周縁」には「多数」の「短い触手」が並び
「また「8個」の@平衡器」がみられる。
「傘」の「下面中央」に「口」が開き
「それに続く「胃腔」からは「多数」の「放射管」が
「周縁」の「環状管」に向け「枝分れ」しながら伸びている。
「口」を取り囲んで
「外側」に「4本」の「長い口腕」(こうわん)が
「垂れ下がっている」が
「各口腕」には「多くのひだ」があり
「またその「ひだの縁」には「多数」の「小触手」が並んでいる。
「本種」の「生活環」はよく知られており
「受精」した「卵」が
「プラヌラ幼生→幼ポリプーストロビラ→エフィラ」を経て
「成体」となっていく「過程」は
「実験室」で「容易」に「観察」できる。
「北海道」から
「琉球(りゅうきゅう)諸島」までの「沿岸」で
「冬」から「夏」までの間」
「きわめて「普通」にみられる。
「ときに「大量」に「発生」し
「それが「沿岸」の「火力発電所」の
「冷却水取り入れ口」をふさぎ
「そのため「停電騒ぎ」をおこすことがある。
「太平洋・大西洋・インド洋・そのほか
「世界」の「温帯海域」に「広く分布」する。
「自転車屋男の見解」
「実際」に「運河」で
「撮影」してみました。
「兵庫運河」でも
「もっとも「一般的」な
「クラゲ」です。
サイクルプラザ・イレブン