ほんの一年ほどのお付き合いでしたが・・・。
それぞれ週2回、月2回と頻繁に顔を突き合わせていただけに、もう会えなくなるかと思うと今でも信じられないことです。。。
きっかけは、私が「陶芸をやりたいんだ~?!」って言ったから・・・???
知り合いのおじさんが、「実用書道に来ている人の中に、陶芸クラブの人がいるから・・・。」って紹介してくれたのでした。
そして、そこの実用書道のサークルでは写経もやっていることを知って、以前から「写経をしてみたい!」とも思っていたので仲間に入れてもらうことにしたのです。
で、そこの代表者をしていたHさんとは、その日が初対面でした。。。
端っこの机で、何にも言わずに黙って筆を進めていたその人を見て、「ちょっと怖い!?」って感じました。。。
まさしく、芸術家タイプ???
それでも、2度3度と顔を合わせていくにつれて、恐い人ではないってことがわかりましたけど・・・。(笑)
そして、夫の子供のころにはご近所さんだったというのも判明して、以来親しくお付き合いをさせていただくことになったのです?!
そして、今度は私が陶芸の方にお誘いして・・・。
以来、机をはさんで仲良く?お地蔵さんをこしらえていました。
いろんな粘土を試してみたいからって、ふたりして半分こしたりもしましたし、クレヨンや模様の型もお金を出し合って買いました。
次々とアイデアが湧いてくるようで、いろんなお地蔵さんが出来上がりました。
亡くなる前日には、書道サークルを終えて「また、明日陶芸で・・・。」って別れたのに・・・。
翌日の陶芸に、Hさんは姿を現しませんでした。。。
午前中、救急車の走り去る音を聞きましたが、その車中にいたってことを後で知りました。
そして、午後には帰らぬ人となったのです。
その晩、知り合いのおじさんから第一報が入ったのですが、「うそっ!?」と言ったっきり次の言葉が見つかりませんでした。
人間が、こんなにもあっけなく死んでしまうことが信じられませんでした。
つい昨日まで元気に喋っていたのに・・・。
確かに、何度か大病をして死線を乗り越えてきたとは聞いていたけれど、もうすぐ80歳という年齢はまだまだ若者???
遺影のHさんは、にこやかな笑顔をみせていましたが、何だか胸のうちにぽっかりと穴があいてしまったようです。。。
いつ何時何があるか分からないというのを身を持って感じます。
エーさんと良いコンビ?だったHさんのご冥福をお祈りします。
こうも、あっけなく逝かれてしまうと戸惑ってしまいます。。。
身辺整理は、しゃんとしておかなければと改めて思いました。
「いいねぇ~♪」って褒めてくれる人がいなくなったので、張り合いがなくなりました。
お悔やみの言葉、ありがとうございました。