☆これって、どうなの？？？☆

昨日の朝のＴＶ番組で放送していたけど、北海道のある地域での話。

中核病院の内科医師が辞めたため、医師の確保ができず内科を閉鎖したんだそう。。。

ある中年夫婦の場合、奥さんがリューマチで通院中！！

専門医にかかるために、片道３時間ほどの距離をご主人の運転する車で通院。

今後の治療方針を話し合った結果、週に２回は通院しなければいけないことに・・・。

結果、５０歳代半ばのご主人は、定年まで数年を残して会社を退職し、奥さんの看病と介護に・・・。

ご主人の胸中、複雑な思いが去来したんだと思います。

「これからは、蓄えを切り崩して生活して行くことに・・・」と言っていました。

蓄えのない人は、どうなるの？？？

また、７０歳代のご夫婦は、今まで住んでいた所を引き払って、大学病院の近くに引っ越して来たんだとか。。。

安心な反面、長年にわたって培ってきた友人・知人との交流が途絶えたために、精神的なダメージが・・・。

老後は、知り合いの大勢いるところで過ごそうと考えていたのに、思いもかけなかった方向転換を余儀なくされて・・・。

わが家、８０歳になる実母は、現在ひとり暮らし中！！

昨年の夏、心臓病が見つかり通院中なのですが、そこまでの往復には妹達が勤務の合間を縫って送り迎えを・・・。

近くに、娘が住んでいて、いろいろ世話をしてもらえる母は、ある意味幸せなのかも。。。

でも、地元に駆け込める医師が、いないというのはどうなの？？？

この４月から、７５歳以上の高齢者全員から国民健康保険料の徴収が始まったけれど、保険料は取られても医療が受けられないというのはどういうこと？？？

政治家をはじめとして、この国を牽引している人たちは、目先の帳尻を合わせようとしているだけのような気がして・・・。

もっと、少子高齢化の将来を見据えて、根本的な解決策を見出さなければ、いつまでもいたちごっこを続けていかなければいけないような気がします。

すぐそこに、親の介護や自分たちの老後の問題が横たわっているだけに、朝から他人事とは思えない番組の内容に、ちょっと胸の締め付けられるような思いをしました。