虐待を受けて育つとうつに
なりやすいと言われている。
それは、碧音も例に漏れず、
20代後半で忘れてた性虐待を
職場でフラッシュバックしたのが
うつの始まりだ。
昔は、社会復帰を諦めず、
良くなろうと頑張っていた。
効果的と言われることは、
何でもやってみたが、なかなか、
良くなることはなかった。
今は、持病を共存することにした。
手帳術で言われていることだが、
自分のマイルールを書き出すことを、
何度も、何度もやっていた。
当時は、大体、80くらいだった。
母親が亡くなるタイミングで…
もう、いいや
と思えるようになった。
母親の人生の最期は、全て母親の
選択の結果であるということを
完全に理解できたからだ。
その後、また、マイルールを
書き出す作業をすると、
200近いマイルールが出てきた。
親の言葉に縛られて、親から
言われ続けた
~すべき
~でなければならない
という言葉は、マイルールに
入っていなかった。
親を含む周りからの普通や
常識と言われる刷り込み、
思い込みも全てマイルール
として書き出せるように
なったということだ。
それを見て思った。
こんなにマイルールあったら…
そりゃ、生きづらくて当然だ
うつ病患者はお風呂に入れなくなる
と言われるが、碧音の場合、この
マイルールも関係していると
思い始めている。
入浴前後にやることがたくさんある。
うつを抱えていると、この
マイルールは邪魔である。
①お風呂は夜に入らねばならない
②夕食を食べ終わってること
③歯磨き後に入ること
④入浴後、寝るだけにすること
⑤入浴後に飲食しない
(口にできるのはお水だけ)
碧音は、必ず、夜に入浴できる
状態とは限らない。
お風呂前に食事と歯磨きは必須で、
自分の中の絶対的ルールである。
気力がなく、これができないと
食事と歯磨きできないから
お風呂入れない
こんな思考になる。
ちなみに、お風呂に入るのが嫌いな
わけではない。
どちらかというと好きである。
でも、準備万端で温かい状態で
寝られないのは許せない。
最近は、これも【自分だ】と考えて、
拒否しないようにしているが、
長い道のりになりそうだと感じている。