マブナ釣りに行く時は、基本的に細い川で6尺か8尺の竿で虫餌(赤虫やミミズ)を使って歩きながら釣る。これはこだわり。
でも今日は車だしとりあえず12 尺のヘラブナ竿を一本積んで行こうかな。
実はこの決断が今日の結果につながる訳です。
今日は4月の釣りの下調べを兼ねて、色々な場所を見て回るつもり。
霞ヶ浦を土浦側から半時計回りで与田浦まで。
あぜ道を走りに走ってきました。
最初はここ。
土手にヨシが少なくて釣りやすい。
まずはここでミミズ餌で1匹。
ヤッカラに潜られるから細い竿とハリだと釣り上げるのが難しい。
ここではハリを伸ばされでアウト。
細い袖バリだと無理か。。
でもフナは確実に、いる。それも大物。
来週ぐらいがいいかも。
この後、風が強くなって仕掛けをヤッカラの中に入れられない。
風を避けられる場所はないかな?
と、移動を決めて一気に与田浦方面に向かいました。
人気の川です。でも誰もいません。
だって、強風。
仕掛けが鯉のぼりみたいになびいて釣りにならない。
また移動。
ここは確実性がある川。
だけど、無理。
仕掛けを川に振り込める状態ではない。
ますます風が強くなってきた。
どうしようかな?と、考えていたら目の前に一羽の鳥が。
おー、カワセミだ。
綺麗。
しばし目を見つめあってお話しましたがすぐにサッと飛んでいってしまいました。
見えるかな?
丸の中。
久しぶりにカワセミを見ました。
綺麗な鳥だよね。
ここも諦め、少し東の川に移動。
だけど浅い。30センチもない。。
ダメだな。
おや。。
本流で釣っている人がひとり。
こんな強風の中、本流?
『いかがですか?』
『ダメだね。当たりが取れない。』
と話しているとヘラブナを釣り上げました。
『ここはグルテンじゃなきゃ釣れないよ。』
『お隣で釣らせてもらってもいいですか?』
『おー、いいよ。そこの白いコンクリートの前ぐらいがいいよ。短めの竿で大丈夫。』
という訳で、車に積んである12 尺のヘラブナ竿の登場です。
グルテンもあるから早速支度して椅子に座り釣り開始。
波が高い中、シモリ仕掛けでグルテン。
ウキが見にくい。
隣のおじさんはヘラ浮き。
でも、釣りを開始して30分。
来ました。
35センチのヘラブナ。大きい。
『おー、やったね』と、おじさんに褒めたいただいた。
すると続けて2匹目。
大きい。。
38センチのヘラブナ。
マブナ竿では無理。
流石にヘラブナ竿。
さらに太いヘラブナ用のハリ。
ハリが伸びることもなく、無事にタモにおさましました。
そろそろ帰ろうかな。。と、思った時。
さらにもう1匹。
これはなかなか上がってこない。
無事に釣り上げたのは39センチの大物。
幅もあってズッシリ。
なるほどね。
風が強い時は細い川だとヤッカラが邪魔して釣りにくいけど、ここなら邪魔なヨシなどがないから楽。
座って釣れるし。
こだわりの釣りではないけど、これはこれで面白い。
今度、風がない時に釣ってみたい。
下見の釣りは効果ありました。
忘れないうちにメモしておこう。